今日のお楽しみ。

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老いを忘れていた! 映画「せかいのおきく」

2023-04-29 22:58:00 | 日記
映画館の地下に金券ショップがあったのでお安く1650円で映画チケット購入。得した気分でシネコンの機会操作してたら、60歳以上1200円との表示が。大ショック!!
私60になっとるやん!そんなご優待システムがトーホーにあったとは知らなんだ!結果、450円も損。

で、めったに映画館で食べ物買わないのに、その日に限って時間なくピザとジュースを買って、座席でホッと一息ついて、ピザを一口くちにいれた。すると、すぐ始まり、目の前にどーんと現れたのが肥溜め。うー、うー、口の中でピザが、モグモグ…モグモグ、どうすれば。肥溜めをかき回すシーンが続いてる…

ああ、この映画、そういう映画だったわ。坂本監督がインタビューで答えた。
映画は、ほとんど白黒で(きっとウンコのリアルを消すため!時代劇を意識してというよりは。)うんこ💩は作り物です。って監督はハッキリ言ってた。だから、大丈夫。ピザ飲み込んでも、と自分を納得させてピザを食べ続けたのだ。

映画の話に戻るとつまり、この映画は、江戸時代、畑の肥料にする人のウンコを買っては、売り歩く逞しい池松壮亮、クズ拾いでのち池松の弟子になる寛一郎、そして落ちぶれた武家の娘、黒木華の3人が主人公だが、とにかく黒木華が生き生きと美しく活写されていて、これまで観た一番じゃないかと思った。
武家の娘らしくしゃきっと着物を着こなした姿。朝の光を浴びて顔を洗う黒木華。ここはカラーのシーンでなんとも眩しい。(あと、もう一か所ぐらいカラーの場面があったが忘れた)
首に傷を負って、瀕死の息づかいの黒木華。どれもこれも自然でそこにいるだけの黒木華のリアルな映像美に、息をのむ。日本髪が似合うというのも勿論だが。
寛一郎もきれいな顔が印象的。初めて正面から見たけど。佐藤浩市と親子共演だね。

「unknown」#2

2023-04-25 22:58:00 | 日記

見た目はまったく普通の女の子(高畑充希)なのにドラキュラという運命を背負い、彼氏(田中圭)にカミングアウトしてもにわかには信じてもらえずというユニークな設定。ニンニクで吐きそうになるのに!わかってない!とか、太陽が苦手なの。血は、1日2リットルは美容のためにも飲みたいと主張する彼女。ごくふつうの痴話喧嘩なのに一々まじめなセリフが面白いコメディで引き込まれてしまった^_^
彼氏を実家に招待して家族を紹介する。やってきたら家はヨーロッパ風ゴシック建築の大邸宅。中は薄暗くビクビクする彼に、お化け屋敷みたいに言わないで!と彼女。そして洋風棺桶から表れ出たのが、美しい年齢不詳の母、麻生久美子。(父だったかな?)そして父は、ヒラヒラの大きな白い襟を付けてドラキュラ伯爵感を醸し出すシェークスピア俳優の吉田鋼太郎(M字額がサリーちゃんのパパみたい^_^ 古すぎた?でも、イメージぴったり)さすが、ドラキュラの迫力満点。彼氏には、威圧的に接してすぐ座を去る。で、部屋でなにしてるかというと、家具の組み立てに四苦八苦。追って入ってきた彼氏に助けてもい威厳がゆらぐも2人の距離は縮まると。

おっさんずラブの脚本家がかいてるのか!
みたことないけど。それで、田中圭に吉田鋼太郎。それで、ラブコメかと思ったら、ミステリーでもあるらしい。


大河ドラマのムロ秀吉が!!

2023-04-24 23:25:50 | 日記
岡田准一の信長が、松潤家康の耳ばかり噛んでる👂
確かに教科書に載ってる家康の耳は大きくたれてるから、噛みやすそう。しかも耳元でなんか囁いてからガシッと噛み付く。まるで、ドラキュラか、BLっぽくみえる。2人の年齢差は知らんけど。そんなに家康が好きなの?好きでしょ。今度は、オレに刃向かうなよ、可愛い奴め💕って感じにみえるし。
なので、本物の大河ファンはバカバカしいらしく総スカン状態(みんなの感想)。歴史に疎い私は、私のレベルに降りてきてくれてるな、って思うけど。
浅井に味方したい!だって、浅井が好きだから。って、感情そのままのアマちゃんな松潤家康がとっても分かりやすくて、耳も噛まれるままの素直さ。シン・家康やん。違うか。
そして、驚くのがムロツヨシの汚い秀吉。この人もふざけ放題で面白い。(大河ファンの怒り💢を買ってるが)モジャモジャ頭に赤っ鼻。シュッとしたドラキュラ信長の一の子分なのに、チンピラにしかみえない軽さ。戦から帰ってきて、わざと汚れを付ける小細工をして、バレたか信長に蹴られて、ありがとうございますって、ヤクザみたいやん。卑屈なチンピラ、当然計算ずくなんでしょうが。シラーとして、ボンボン家康を小馬鹿にしてる?

先日みた映画「利休」で秀吉を演じた山崎努の鋭さとは対極にあります。

ケイジとケンジ、時々ハンジ。

2023-04-20 23:00:00 | 日記
新ドラマのなかでも、これ面白いと思う。タイトルは漢字で書くと「刑事と検事、時々判事。」
で人の名前じゃないのね。
主演の刑事役は紅白歌手でもある桐谷健太。大阪弁の元体育教師って設定。荒れる学校を元から正すため刑事になったという熱すぎるデカの役。ハマってて、イメージぴったり。
だけど、その他の役者さんたちが、いつものイメージと正反対の役柄を演じてるようだ。
まず、チャラい役を演じさせたら一二を争う古田新太が部下をいさめる役所。いつもなら、いさめられてるのに。大河ドラマじゃバカ殿なのに。今回、没個性。そしていつもにぎやかし的なオバさん役の多い峯村リエもスーツ着てハンコ押すだけの没個性。逆に怖くて堅い役所が多い北村有起哉はちょっと失敗してヘラヘラしたりして。一番偉い刑事役は大御所の役所なのに、いつもおどおどしてる小柄な伊藤淳史がやっぱりおどおどしてお偉いさんを演じてる。面白い。

フジテレビでは、「あなたがしてくれなくても」が始まった。こっちは、セックスレスの夫婦のお話で、10時台にしては攻めた内容ではないの?
してくれない瑛太がホント憎らしい。妻の奈緒さんがおとなしすぎて、イライラ。困り顔の奈緒さんがいかにもしてもらえなさそうなのもハマってる。から、リアルだわ。でも、青春のすれ違い恋愛ドラマみたいなのが続きそうでイライラするから、もう見ないかもな。
そんなわけで、今回、他にも面白いドラマが多くて、本が読めない。と言い訳。
とりあえず、サマセット・モームの自伝的小説「人間の絆」に取り掛かっている。赤ちゃんだった主人公は、親戚を転々としてようやく小学校に上がり、足が不自由なのをひどくからかわれてイジメにあっている。頑張れー。


三国連太郎「利休」

2023-04-12 12:54:00 | 日記
wowowにて視聴。1989年作。
主演の三国連太郎は、この時66歳(今年生きてたら100歳やん)。千利休は茶人として特別な才能を発揮し、弟子にもしたわれた品格とこだわりをもつ人物と描かれる。坊主頭の三国利休も魅力的で、品格あるけどやっぱり独特の人間臭さ弱さを感じさせてよかった。将軍秀吉を演じたのはドスドス歩く山崎努。ガサツで憎々しい、欲深い秀吉がリチャード三世に見えた。なぜか秀吉妻にちょっと歳とりすぎ?の白塗り岸田今日子。
監督の生花の手腕も凄くて、勅使河原監督が自ら生けた生花がとても印象的。とくにびっくりしたのが、秀吉が見事に咲いた梅の花の大木を持参し、これを生けてくれ、と利休に渡すと、手で梅の花をもみちらし、木も水盤に寝かせて置くだけ、という荒技。これは、利休の秀吉に対するダメだしみたいなものを表現したのだろうが、それでもサマになってるのがスゴイ。(生花は全て監督による、とある。)

懐かしい俳優がたくさんでてくる。秀吉母にかわいいおばあちゃんの北林谷栄(天下取った息子に派手な着物着せられて勿体無いと恥ずかしいが顔に現れ)、茶々に元祖スーパーモデル山口小夜子、ちゃきちゃきのあねさんの江波杏子、どこにでてたか(さいしょの25分見逃した)中村獅童、細川護熙、織本順吉、そして利休を慕う弟子に井川比佐志などなど。

wowowでは、今、三国連太郎作品が続々放送されている。