くっしーの徒然日記

携帯型心電計HCG-801ジャンク修理

以前からオムロンの携帯型心電計を使っていたのだが、最近どこにしまい込んだのか、行方不明になっていた。
いくら探しても出てこないので、もう一つ買うかなぁとヤフオクをチェックしていたら、「電源入らず」のジャンクが3.5k円で出ていたので早速手に入れた。


たぶんこれのジャンクを買う人は私位しかいない気がする。放っとくと流れて、そのうち値下げされるかもしれないとも思ったが、滅多に出る物でもないので、安くなるのを待っている内に、万が一誰かに落とされても困るので、今回落とした。

電源入らずなので、気になるのは水没とか、電池液漏れによるPCB腐食とかだと厄介だなと思いつつ、昨日届いたので、早速確認する。



うまい具合に液漏れも水没の跡もない様で一安心。

電池の電圧を確認して電源ボタンを押すが商品説明通りなんの反応もなし。

と言う事で、先ずはバラしてみる事に。



前回、電極の配線が切れた時に一度バラしているので、昔の記事を参考に、電池ボックスの所と、裏面のネジを外して、先ずはオレンジ側の電極をピックで力ずくで外す。



反対側の電極の脇のゴムを外して、出て来たネジを外す。



側面の嵌め合いをピックで外す。



反対側の嵌め合いは、横から重なっているのが見えたので、外側をマイナスドライバーで持ち上げて外した。



中を見ると電源スイッチが斜めに曲がって、ボタンを押しても届かない位置に来ている。

これが原因か~と思いながら、電池を仮挿入して、スイッチをピンセットで押してみるが反応なし。

う~ん、スイッチ壊れちゃってるかな??



灰色電極側からPCBを持ち上げて、基板を取り出す。

基板の裏側からスイッチ部のパターンをショートさせると無事に電源が入った。



回路自体には問題がなさそうだ。

持ち上がっているスイッチを元の位置に戻して、スイッチを押すと電源が入った。

どうやらスイッチ自体も壊れてないようだ。

スイッチのフレームがパターンとショートしていたのだろうか?



と言う事で、0.3φの半田を持って来て、スイッチ部を半田付けする。



スイッチのフレームと端子の間がかなり狭くて、小さなランドなので、ヘッドルーペで拡大しながら付ける。

以前に0.3mmピッチのフレキを修理した頃に比べて、老眼が進んでいるので、もうこれ無しでは修理が出来ない。



何とかスイッチのフレームの半田付け3点と、接点側2点をフレームにショートしない様に半田付け。

0.3φの半田は有るが小手先が太くて、何度かフレームにくっついてしまうのを、やっと修正して無事に出来上がり。

と言う事で後は元通り組み付けて、無事終了。



無事に測定できるようになった。(少し期外収縮は出ているが、、、)

水没や電池液漏れだと修理出来ないとか、修理しても時間が経つと駄目になるとかのリスクがある。

今回は簡単な壊れ方で、3.5k円が無駄にならなくて良かった。
ちなみに、新品で23k円、中古で17k円位で取引されている。

その内、家探しすると以前の奴も見つけられるかもしれないが、その時は、どちらかヤフオク行きかな、、、

2018.10.24 (10/25 UP)

コメント一覧

くっしー
そうですねぇ、、、多少心臓の悪い方か、心臓に不安のある方位しか、心電計を持っていないんじゃないかなぁ、、、、
くっしー
電球さん、こんばんわ。

きっと定年退職して四国に帰る為に、今の社宅を引き払う時には見つかると思っているんですがねぇ、、、、
電球
前のが見つかったら、分けて貰おうかな!(笑)♪(笑)
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