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朝の4時半頃に自宅を出発して、野沢温泉スキー場へ向かう。毛無山山頂はスキー場の上にある。
野沢温泉スキー場を横手に見ながら車で登っていくと、この先の方で全面通行止め有りの看板。
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看板を良く見ると、だいぶ先のゲートから向うが通行止めの様なので、たぶん登山道へ続く林道の分岐までは行けそうなので、そのまま進んだ。
案の定、通行止めが出る前に登山道への林道との分岐点が出てきて、問題なく通行が出来た。
ただ、分岐からの林道は、長雨でだいぶ路面が荒れている。
深い溝をよけながらゆっくり進むと、林道脇に熊がいる!
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思わず車を停めてみていると、慌てて左の斜面の方向に逃げて行った。
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見た感じ、小熊の様で、体は比較的小さかった。
こちらは車の中なので、まあ危険はないだろうと、そのまま熊のいなくなった林道を登山道入り口へと進む。
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↑これは帰る時に写した、クマが斜面に逃げた後。黒く土が出ているあたりから、斜面を登って行ったようだ。
しかし、熊の逃げた方向は登山道の方向。ちょっと心配だな。
熊を見た所から、登山道入口迄は300m程で到着。う~ん、近いな、、、
どうしようかなと、少し思案したが、車の中で見かけただけなので、それ程恐怖感もなく、まあ行けない事は無いかと思い、車を脇に止めて登山の準備をする。
40分程して準備が出来て、登山開始。
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もちろん熊よけ対策で、DJ-G7でFMラジオを鳴らしながら登る。
入り口から50m程行くと、風ごうろ登山口との分岐。
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毛無山山頂への案内看板の下には、比較的新しい「熊注意」の看板
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やっぱり、熊が出ると言う情報が最近出てるんだろうな、、、
この下の看板は、去年登った時には、無かったし!
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登山道はほぼゲレンデ歩きなので、携帯テーブルも手にもって登っているが、こちらも一歩歩くごとに膝にぶつけて「バン!バン!」と大きな音を出しながら登る。
「熊注意」の看板から50m程登ると、家内が「あっ!熊だ!!」と叫ぶ。
どこどこ??と聞くと、登山道のこれから登る先に熊がいたとの事。
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上の写真で、登山道の直線部分が左に曲がる所までが約30m位。
その先登山道は左に向かって更に30m程行くと、今度は右に曲がる。
この右に曲がる所の少し上に、ひょいっと出てきて、直ぐ登山道の上の方向に進んで、草に隠れてしまったとか。
残念ながら、私は確認できなかったが、、、、
家内が言うには、たぶん先ほど林道で見た小熊らしいとの事。
暫らく、そこでどうしようかと家内と思案する。
草が深くて、熊の位置が確認できない上に、登山道のこれから登る方向に熊が行ったらしい。
この時期小熊と言う事は、近くに母熊が潜んでいる確率も高い。
このまま草深いゲレンデ登山道を登るのは危険と判断し、この日は諦めて戻る事にした。
急いで車に戻り、車のラジオを大音量でかけながら、帰り支度。
何とか熊が出ない内に帰り支度をして車での移動を開始できた。
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↑下る途中で、見晴らしの良い所からの景色
先に見える二つの峰は、水尾山だろうか?
折角なので、帰りに野尻湖に寄った。
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ナウマンゾウ博物館は、時間が早くてまだ開いて無かった。
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野尻湖には、ボートで釣りをする人が少しいたが、割と閑散としてる。
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後ろには、黒姫山 2,053m JA/NN-062が頂上に雲をかぶっていた。
と言う事で、この日は早朝から出かけた物の、熊と2回も遭遇しては、無線運用どころではなかった。
今年はコロナの影響で、登山者も少ない為か、熊も登山道によく降りて来ているのか、長野でも熊の目撃情報は例年より多いそうです。
SOTAアクティベーター各局に置かれましては、熊に十分気を付けて登る事をお勧めします。
2020.7.18 (7/20 UP)