気ままな生活 一枚の写真

一枚の写真からプログが始まればと思っています。

桜を追い  新ひだか②

2008-05-09 01:54:20 | 写真(動物)

二十間道路への往路日高道路富川ICをおり国道235に入るとそこは
広大な牧場馬・馬だらけです。
帰宅後調べた内容も踏まえUPします。

①北海道で、牧馬の改良繁殖が行われるようになったのは、寛政十一年(1799)のこと
当時幕府は日高南部から十勝方面へ抜ける道路の開通を機に、馬を増殖すべく、様似地方に南部馬六十頭を配付したとのこと。 (下に続く)

馬を良く見ると小さい子馬が見られました(一頭はカメラ目線)
はじめは柵の奥にいたのですがだんだんと近づいてきました。

 
この子馬も物珍しそうにこちらを見ていました。
(その後親馬でしょうか? 気遣い近づいてきました)
②日高地方の自然条件は放牧に適していたため、使役季以外は努めて山野に放牧を実施していた。
それ故、馬群中には離れて野生化するものが現れ、これら自然繁殖により、55年後の安政元年(1854)には、野馬群は既に400頭に達していたとのこと。(下に続く

親子そろって一方を見ています?

この子馬もカメラ目線
③1872(明治5年)には、当時の開拓使・黒田清隆によって
「新冠牧場」が開設されました。
 新冠牧場は開拓使雇いのアメリカ人エドウィン・ダンの設計による
近代的な西洋式牧場であり、厩舎・官舎・見回舎・牧柵などの施設を始め、
静内方面に広大な飼料畑を開墾するなど、北海道馬産政策の拠点として
整備しました。
準備万端の時間的余裕がなかったため、翌6年、雪解けを待って
厩舎・牧柵・監守舎等の建設に着工し、
竣工の後
日高各郡に散逸していた野生馬を駈け集めて柵内に追い込んだその頭数は2,262頭を算し、これらの多くは野生化した馬の遺群であろうといわれている。 おしまい

遠くのほうで馬の親子のそばに犬?
望遠で撮影 狐でした~ 子馬を狙っていたのでしょうか?
行きも帰りも馬三昧でした!
ちなみに新冠牧場と呼ばれていますが、実際は新ひだか(旧静内)町にあります、
これは1947年(昭和22年)御料牧場が農林省に移管された時
新冠分が開放され入植が始まったとのこと
また静内は
映画「北の零年」の舞台となったところ(ロケは夕張市ですが)
明治以降の開拓の様子を描いています。
その歴史的舞台を調べると面白いことが判ると思います。
桜まつりには淡路島から観光使節が来ていました。
画像 2008-05-06 新ひだか