玄関内扉には、家紋をあしらったアールヌーヴォーのステンドグラスがあります。
庭に面した塔屋1階のサンルーム。なぜか 日がさしこまないのです。
階段ホール。
2階は、書斎・主寝室・子供部屋・浴室があり、生活の場となっています。
開放的で、使い勝手の良さそうな間取りの家です。
外に出て、あらためて建物を眺めると不思議な気持ちになりました。
あとで調べたら、移築後、方位が逆になったのだそうです。
庭から見た景観 現在は北向き。サンルームも北を向いています。
外交官と設計者ガーディナーとの出会いは、ニューヨーク総領事として活躍していた定槌が、
在日アメリカ人や親日派文化人の出入りするハーバードクラブを通じて親しくなったと推測されているそうです。南平台からの移築には、10年もの年月がかかったそうです。保存したいという持ち主の熱い想いの詰まった建物、胸がいっぱいになりました。
この日は、お昼過ぎにふらっと出かけたので、ブラフ18番館とこの内田邸を見て元町へ。
遅いランチをして帰ってきました。