どうも、今週は日本映画の話が続いて恐縮だが・・・
「遠き落日」(1992年、松竹)の話を・・・
いわゆる偉人伝なのだが、単なる偉い人の映画にならなかった処が、、、まぁ、”よし!”だなぁ。。
主演、三上博史、三田佳子
監督、神山征二郎
脚本、進藤兼人(監督でもあり、故・乙羽信子さんのご主人でもあります・・)
脚本家が造るイメージは、時として、作品のイメージを違った感触にしてしまう魔法を兼ね備えている・・・という、見本のような作品でしたかね・・・。
昔、小学生の頃は、結構、世界の偉人伝などを読んだりしたものです。。
別に偉く成りたくて読んだわけじゃなく(笑)、母子家庭の貧しい生活でしたから、好きな本を買って貰えなかった・・・という理由から、図書委員なんぞをしたものだから、係りの傍ら、色んな本が読めたせいで、とりわけ、”人間”に興味があったから・・・だと、思われるんですが(笑)。。
その中の一冊に、「野口英世」があった。
まぁ、単なる偉い細菌学者・・・位のイメージしか残っていないんですけどね・・・。
しかし、進藤兼人さんが描いた脚本は、実に人間臭く、世界の野口が全然違うイメージで受け入れられた印象を持ったのです。。
つまり、
貧困の中から、苦学、苦労してスピロヘータを発見した、勤勉な野口ではなく、
純粋な面もありながら、狡猾で、親孝行もしたいが、自分の利害に貪欲である・・・
何だか、のほほんと、ただ恵まれて偉くなったのでは無い・・・と、脚本は語る。。
(確かに、恵まれた幸運も沢山あっただろうけど、その幸運を引き寄せたり、選択する頭脳にも長けていた・・・印象かな・・)
その息子に、ただただ黙々と付いて行く母親像・・・。。
う~~ん、、、多分、私には決して出来無い母だ。。(苦笑)
三田佳子さんは、この、オバァサンになり、泥まみれになる母親役を、とても良くこなしていたと思うし、(現実では、愛息に振り回されてスキャンダラスですが・・)
三上博史さんは、中々、狡猾で頭の回る青年・野口を好演していました。。
どこかしら、実物に、面影が似ているようにも感じましたが・・あれは、演じている役柄に入り込んでしまうからそうなるのか・・・、実際顔の造りがにているからか・・・謎ですね(笑)。。
三上さんは、役者として、好きな俳優さんの一人ですが、どこかしら、常人を逸脱した役柄に才能を発揮するようなイメージがあります。。
それも、彼の中にある個性なのでしょうが、
寧ろ、、、年代を重ねた時の俳優としてを、オバサンは楽しみにしている・・・よっ((^ー^* )♪ニカッ♪)
「遠き落日」(1992年、松竹)の話を・・・
いわゆる偉人伝なのだが、単なる偉い人の映画にならなかった処が、、、まぁ、”よし!”だなぁ。。
主演、三上博史、三田佳子
監督、神山征二郎
脚本、進藤兼人(監督でもあり、故・乙羽信子さんのご主人でもあります・・)
脚本家が造るイメージは、時として、作品のイメージを違った感触にしてしまう魔法を兼ね備えている・・・という、見本のような作品でしたかね・・・。
昔、小学生の頃は、結構、世界の偉人伝などを読んだりしたものです。。
別に偉く成りたくて読んだわけじゃなく(笑)、母子家庭の貧しい生活でしたから、好きな本を買って貰えなかった・・・という理由から、図書委員なんぞをしたものだから、係りの傍ら、色んな本が読めたせいで、とりわけ、”人間”に興味があったから・・・だと、思われるんですが(笑)。。
その中の一冊に、「野口英世」があった。
まぁ、単なる偉い細菌学者・・・位のイメージしか残っていないんですけどね・・・。
しかし、進藤兼人さんが描いた脚本は、実に人間臭く、世界の野口が全然違うイメージで受け入れられた印象を持ったのです。。
つまり、
貧困の中から、苦学、苦労してスピロヘータを発見した、勤勉な野口ではなく、
純粋な面もありながら、狡猾で、親孝行もしたいが、自分の利害に貪欲である・・・
何だか、のほほんと、ただ恵まれて偉くなったのでは無い・・・と、脚本は語る。。
(確かに、恵まれた幸運も沢山あっただろうけど、その幸運を引き寄せたり、選択する頭脳にも長けていた・・・印象かな・・)
その息子に、ただただ黙々と付いて行く母親像・・・。。
う~~ん、、、多分、私には決して出来無い母だ。。(苦笑)
三田佳子さんは、この、オバァサンになり、泥まみれになる母親役を、とても良くこなしていたと思うし、(現実では、愛息に振り回されてスキャンダラスですが・・)
三上博史さんは、中々、狡猾で頭の回る青年・野口を好演していました。。
どこかしら、実物に、面影が似ているようにも感じましたが・・あれは、演じている役柄に入り込んでしまうからそうなるのか・・・、実際顔の造りがにているからか・・・謎ですね(笑)。。
三上さんは、役者として、好きな俳優さんの一人ですが、どこかしら、常人を逸脱した役柄に才能を発揮するようなイメージがあります。。
それも、彼の中にある個性なのでしょうが、
寧ろ、、、年代を重ねた時の俳優としてを、オバサンは楽しみにしている・・・よっ((^ー^* )♪ニカッ♪)