ブラジル

息子が高校に入学した年だったか・・・
県人が「ブラジル移住１００年」とやらのツアーがあった。
参加資格が高校生以上だった・・・
何処にも行こうとしない息子に何気にどう？
「行く」即答だった。
へっ？！
慌てた慌てた・・・(笑)

７泊８日のツアーの為の準備にあれこれまぁ、パスポートを取ったり、着替えを揃えたり、説明会に出掛けたり・・・亭主の夏のボーナスはゼロになった(T_T)

韓国乗り替え、アメリカ経由のブラジル着に、も～ケツが痛くてよぉ～と笑い話になったものだが、まぁそれなりに満喫したらしい。
サッカーの神様と言われたペレさんの競技場も見学したようで写真を撮って来てた。
マナスルでジャングル経験も。アマゾン川の海と川が混じり合う光景も見たらしい。小さな船上でハンモックに寝るとかさ、ジャングルの住民が喉を潤す木の水を飲む経験とか、保護状態とか、ピラニアを食ったとか、
ワニの捕獲を手伝って食ったとか、
シュラスコなる肉ばかりで、もう暫く肉は要らん、と家の貧しい煮付けた魚を喜んで食べてた(笑)
二度と出来まい経験をさせたのだが、あの時のワタシの思い切りは、涙がチョチョギレそうだったなぁ～(^_^;)
けれどツアー参加は息子には年を取る毎に宝物になるんだろうけどね、
その後の彼は平平凡凡(笑)それでいいのだけどさ・・・

ま、人生なんて、そんなもんだよね(笑)
あれは夢幻か・・・

移民は日本人の真面目さで、厳しい農作業に耐え、コーヒー栽培で財をなした方もいるらしく、そういう方の話は中々生の話を聞けるものではない。
そういう意味ではいい経験をしたのに、生かせていない気がしてちょっと悔しい母になる。(^_^;)
果たしてあの時の親バカが良かったのかどうか、と。
しかし、
自分が行っても、結果は同じだろうね(笑)
な～に、期待してんだか・・・(笑)バッカだね～(^^ゞ

きっと、ワールドサッカーのテレビで騒がれている以上に、日本人協力者は陰日向で盛り上げてくれているんだろうなぁ・・・。

蛇足だが、
「世界のこんなところに日本人」っていう番組を見ると面白い。
へぇ～、ほ～・・・と、今や日本人は世界各国のとんでもない所に生息していたりする。高い志もあれば、仕事なのでという方も居ようが、
いずれにせよ、
世界は随分と狭く感じられる・・・そういう時代なんだね～

と、アホなお話をしてる間に天気が回復してきたかな～・・
二週間ぶりの散歩・・・行きますかね(^^ゞ