kyon's日誌

つれづれに・・・

ドロドロ

2016年03月14日 | 日記
窓を開けるとヒンヤリした空気が部屋の温かい空気を邪魔するように入ってくる。
まだ・・・寒いなぁ・・・

昨夜は松本清張のドラマを2夜続けて見ながら、あ~あの方の作品はくどい、どこまでもドロドロしてる・・・と思いながら、推理。
人の心は案外複雑で混沌とし、まぁ実はそんなに美しくはないものだと、ため息が出る。それはワタシにもあろう暗部だろうからタマランね(苦笑)そう思うなら見なければいいものを・・・さ。怖いもの見たさ的な(笑)
キレイ過ぎる水に魚住まず・・・か(苦笑)

今読んでいる本がもうじき読み終えるのだけれど、何だか似てるのよね・・・
ドロドロしてる人間の感情・・・ウンザリするくらいイヤナ面を衝きつけてるのだけど、でも何だか読んでしまうのね・・・
アメリカのユダヤ人孤児の話し・・・研究材料としてX線照射を受け続けた後遺症で頭髪もまつ毛も無い女の子の生きていく様・・・
不幸にも夫婦喧嘩の末にナイフを持った妻に殺されかけた夫がアクシデントで逆に妻が刺されてしまう、父は二人の兄妹を置いて逃亡する・・・そこから話が始まる。
翻って、今の日本の現状に何処かしら重なるものを感じながら、読んでしまう。

先だって、塩釜の友人と久々に電話をしてあれこれ話しててワタシラはガハッハハ~と笑えたからいいようなものの・・・
実際は悲惨な殺人事件などをニュースで聞くと笑えないリアルを感じたりするねと・・こればかりはその現実の中に身を置いてはじめて気が付いたりする感情だろうと。

心や頭の中のどこかで良心を失わないでいられること、己を捨てないでいられることで何とか保てている正常さなのよ。
綱渡りの状態の緊張感はどこかしらある・・・そう言いながら、笑い話に出来る相手がいるのはありがたいよねぇ、と。
いつかオカシイぞ、変だぞとなったら、お互いに注意し合おう、言ってね!・・・・なんてお粗末な言い訳を二人で言い合う、何だかね・・・ホントのホントはちっとも美しくない親孝行なのだと、お互いが分かってドキリとしてるのだ。

例えば政治家がどんなに巧い事を言っても、彼らにはその現場が分かっているとは思えない。
仕事という名目で言葉だけ、外側だけを見てあれこれ物申す。
それらを実際に引き受けている家族や施設の人々のリアルなんて分かっている議員がどれだけいるんだろうかと疑う。
あの総ての議員は自分の親や妻や子の下の世話をひと月ぐらい、ちゃんとやってみたらどうだろうか・・・一ヶ月一万円生活などというTVイベントに挑戦したらいい・・・などと、意地の悪いことをワタシはふと思うね(^_^;)

とまぁ、イジワルに余計に箔が付いてしまうような自分・・・これも自分なのである。
だからどうよ・・・っつうものでもないけどさ~(笑)
たまにドロドロしてしまうのよ(笑)許されよ・・・
コメント (4)
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