kyon's日誌

つれづれに・・・

穴太衆の石積み

2016年05月01日 | 日記
雨の日曜です。やっぱり・・・少々肌寒いなぁ・・・

先だってTVで被災した熊本城の石積みの話題を耳にして、ちょっと見ていて、ハッと。
「穴太(あのう)衆」という言葉を耳にしたのですね。耳慣れないけれど、先だってワタシはその穴太衆の話の本を読んだばかり・・・
日本には江戸時代から石積み集団が幾つかあったようですが、「穴太衆」という独特な石積み集団が居たようでして・・・あの安土城の石垣も穴太衆が請け負ったようで・・・他にも沢山あるようですが・・
最近ではあの天空の城と言われる竹田城の修復もした実績?ほぉ~~!!
今の時代にもちゃんとその流れを止めないで受け継がれていたのね?!
ワタシとしてはちょっと感動・・・
    佐々木譲・著
実際の話のようにリアルだった。(^^ゞ
意外に面白くて・・・(^^ゞ
ざっくり言えば、
話は天正の頃、少年使節団をローマ法王に謁見させる為に派遣する少年らと共に、信長の命で主人公の穴太衆の棟梁の次男坊が同行し、ヨーロッパの先進的な石積みを学ぶ話・・・というか。
当時もまた戦国時代のような様相の中なのだけど、腕を磨き日本にその技術を持ち帰りたいという熱意を抱きつつ・・・という、石積み職人の話です。
これがねぇ・・・物語の終わりがいい!実にいい。惚れます(^^ゞ
そんなことを散歩友に話したら、読む本が職人系の話をよく選ぶね~と言われ、あっ、まさしくそうだね~と笑ったのでしたが・・・(^^ゞ
ワタシとしては、信長の時代って、やっぱり凄い時代だったのだろうと思う訳です。作家には色々なアプローチが出来る波乱に富んだ時代・・・だったんだろうなぁと。

で、話を戻すと、TVで見た穴太積みを継承してる技術を、あの崩落した熊本城の石積みに活かせたらいいのにねぇ・・・という、まぁ、そういう話だったかと・・・。
叶うことを祈ってるけど・・・修復はまだまだ掛かろうね・・・先だっても震度5の大きな揺れがあったばかりだ・・・心配です・・・

さて、
話は変わるけど、先週の散歩で本屋に寄って、何気に見つけた本が今はとても気に入っています。
    星野道夫・著
これに癒されています。。。。お薦めです・・・(^^ゞ
コメント (4)
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