kyon's日誌

つれづれに・・・

気持ちのおすそ分け

2014年06月25日 | 日記
昨日も今日も空はグレー、少し肌寒い。
これが午後になると急に青空になり気温も上がって、少し動くと汗ばむ。
過ごし易い天気ではあるのだが、
公園の中の緑は濃く深い緑になっていた。
木々の葉で空を覆うほどの木陰のベンチには長く休めない(笑)
やっぱり歩こうかと歩を進める。

散歩友はちょっと夢見がちなポワ~ンとしたお顔。
いいお顔だ。
嬉しかったらしい。
数十年 手紙や電話はあれど、会っていなかった仲間。
教師生活をしていた時の学生時代からのお付き合いの仲間だとか。
飯坂温泉で待ち合わせたが、8人の仲間がわ~っ!
連絡を取っていた一人だけと会うものだと思っていたのが、え~っ?!と嬉しいサプライズ。

「あ~、それは嬉しいわ~!感激するねっ」と、急にテンションが上がる気持ちのおすそ分けを貰った(笑)

話せども話せども、まだ語り合う。
けれども気遣いの疲れはない。
気の置けない仲間とのお喋りは疲れないものね。
数十年振りだからね、そりゃ話すことは山ほどあったよねぇ。
そして、再会した瞬間に学生時代の気持ちになれる。
不思議だけど、これも嬉しいよね~・・・うんうん、分かる分かる。
時間が遡り、あの素晴らしい愛をもう一度・・・的に(笑)

「いい時間を過ごしてきたんだね~。これで今までの憂さはチャラになる・・か?」
「そそ!」
・・・二人でうふふ~(^^ゞ

元教師のお仲間が集うから、子供らや今の教育現場の実情が如何にひどいかなど、
自分らの人生の思わぬ出来事も聞き、最後は散歩友の御亭主と飲みたいねとなって、焦ったとか(笑)

「学生時代からそのまま結婚してしまったから、みんな知ってるからなぁ、止めてくれ~と言ったわ。」
「あはは、そりゃ、あ~た、興味津津だろうね(笑)元教師だもの、御亭主を通してあなたを見たいのね~(笑)」
「え~やだわ~あはは」

公園の中で二人の笑い声が木々に移るのか、濃い緑も柔らかくなるような気がした。

ところで、太極拳の野外の集いには出たの?と聞かれ、
あらま、すっかり忘れた日曜を過ごしたわ~と、お互い、イヒヒと笑う。
日曜は雨だったかしらん?
そんな直ぐの記憶も忘れてる。
近頃、忘れることが多い気がする。
これはヤバイ・・・(^^ゞ
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笑えたらいい

2014年06月24日 | 日記
朝起きたらTVでブラジルが快勝か・・・ふ~ん、自国開催にあれほど反対があったとは思えない観客席・・・あはは・・負けたら袋叩きにあいそうだ・・・(^^ゞ
ま、よござんしたな・・・と独り言。

朝が寒いなぁ。おぃは梅雨空だぁぁぁ~と、空が言ってる。
そうかいそうかい。
紫陽花が咲かない。つぼみのままで、ワタシャ咲けないんだけどぉぉ~と・・
お、お、待ちたまぃ!今暫くの辛抱じゃ・・・と空。

そこへいくと、さやえんどうは着々と実を付け、我関せずと、ワタシの胃袋を楽しませてくれている。ありがたし。
やっぱり味噌汁で戴くと香りがいいなぁ♪

狭い庭にあれこれあるが、天気の加減で揺れるさざめく・・・君らもその日の運命に翻弄されてるね~。

運命なんか信じない。若い頃はエネルギーもそれなりにあったし(笑)
60過ぎたら、こりゃ、いかだの丸太を渡り歩くが如く行くしかない・・・逆らってもあがいても、所詮天のみぞ知る世界に生きてる身じゃないか・・・などと思うようになった。
飄々と漂うが如く、我の厄介な思いに折り合いをつけながら、凌ぐさ。

真面目に、ひたすら正直に生きてきたと、言い切る母は、
だけど、結構、好き勝手に生きてた人なんだと分かって、少しホッとしてる(笑)
このまま、いつお迎えが来たって悔いはあるまいよ・・・などと、娘は思う。

恨み辛みを吐き出した一年だったけれど、今は生を取り戻したかのようで、あれほどブツクサ言ってた妹の事さえ、今ではどうしてるかと心配出来るまでになってる。
娘に捨てられた・・と言ってたくせに、あ、私にはもう一人居たんだった・・・的な(笑)
ほほ・・
母よ、ワタシャあなたにその昔、捨てられたと思ってたよ~(笑)
いかなる時も手元で育てた娘に捨てられ、捨てたはずの娘に生かされてるとはね、
人生って面白いね。

私は孤独な運なんだ、来世はもっといいところに生まれたい?(笑)
な~にを勝手な(笑)
死んだ先までの事、ワタシャ分からん(笑)
死んだ先の事にまで、妄想出来るあ~た、あらまぁ・・凄い生命力(笑)
先週、延命治療なんかするなと言ってた。
徘徊するって、何だ?とニュースの話を聞き返していたのに、延命治療は分かる(笑)
はいな、承ったぞぃ。
ワタシも自分の時はそう思っている。
ワタシャ、理想がPPKだからね、いつもそのつもりでいるからさ、
延命治療なんザ、要らぬ。
そういうところだけは、変に親子の血を感じて可笑しい。
あ~、妹が母を例えて変人と。
あはは・・・そういうあ~たが一番母に似てるし(笑)
で、多分、変人さ、は、ワタシもそうだ(^^ゞ
まぁ、それもいいじゃないか、笑えたらヽ(^。^)ノ
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証明写真

2014年06月23日 | 日記
昨日の午後は嘘のように晴天だったのに。
今朝はまた雨。
ま、いいっか~梅雨だしな(笑)

証明写真を撮って来た。
4年ぶりのその顔を見て、思わず笑ってしまった。
おやおや・・・随分白髪が増えたわねぇ~。
やだわ、眉まで白くなってきてるじゃん(笑)
好々爺ならぬ、好々婆?(笑)
アハハ・・・無理くり、そう思おうとしてるが、その自分の内の慌て方が可笑しい。
え~、そんなはずじゃなかったんだけどなぁ~、などと。
あらま、なんぼ、自分、若いつもりかと呆れもするのである。

若い頃には60になる自分は想像出来なかった。
ましてや60以上になろうとは夢にも思っていなかった。
未経験だから、そりゃぁ~あ~た、あったり前さ~ね。
分かる方がオカシイのだ。
誰しも、未経験ゾーンに突入して慌てたり焦ったりしながら生きてるのに、
自分以外の素敵な方達は、大して驚きもしないように平然と生きていらっしゃるように思われ、
その泰然自若、自然体、に感じ入る訳だけど、
ワタシなんぞは心が出来て無いから、大いに慌てたりする(笑)

例えば・・
太極拳のお仲間の中に入ると、結構、これで若手扱いされる(笑)
70ぐらいの方に、まだまだ若いでしょ!・・・なんて、一括され、あ~そだね、と、しおしおとなる。
老いることがイイことだとか、憧れるとか、そういうのではないが、
「若い」の一言に集約されて、紙くずを丸めてポイッとされてるような感じに、何故かなる。
自分達とは違うから!と、隔離されたような気分になるんだね・・・
まぁ、
そんな風にチラリとでも思うこと自体が、「若い」んだろう(笑)

生きてく過程で、人がどんな生き方をしてきたかなんて分からんじゃないか。
何を基準にそんな風に括れるんか・・と思う。
20代で老成してる若者だっているじゃん。
70代で若々しく瑞々しく生きてる老体だってある。
其々が生きてきた中で感じたり学んだりすることは皆違うじゃん。
一派一絡げにすな、とムカムカしたりする。

そういう青さは自分の中で消えて無い気がする。
老いるこは皆一様ではない。
若さも生き様によって違うのだから、その個としての「人」として認めたらいいじゃない。
長く生きてるなら等身大を見抜く位の心眼を持てよ・・・。

年取ったからとエラそうにする人をワタシは信じない。
若くたって、素晴らしい人間性を持っている人は居る。

人生経験が足りないから、挫折を知らないからなんて言葉で括っちゃいけないと、
まだ自分は思ってる。
それが若さというなら若いのです、青いのです。未熟なのです。

そう言いながら、自分の証明写真が何故か、十数年分ある(笑)
へぇ、へぇ~と訝りながら眺めると、ぷっ!と吹き出したくなる。
あらま、白髪があまり目立たぬ時もあったのね、これ何年前だろ?
頬の肉付きもこうだったか、目もこうだったか。
呆れたり驚いたり。
自分では無く、人様の顔を見てるような気になる(笑)
あら、ワタシは誰?ここは何処?・・・的な(笑)

50代頃まで、毎年自画像をデッサンしてた。
スケッチブックに描く自分の顔って、オカシイ。変に歪んだりするから、面白い。
醜さを出来るだけ突っ込んでやるか・・・っつう。だからオカシゲになる。

そう言えば、ここ10年位、自分の面を描いてないなぁ~。
描写する気力が無い(笑)
鏡に嫌われてる感、見てる時間が耐えられない(笑)
で、
大した生き方してないな・・・と。だから描きたく無くなった(笑)
自分である証明は、
もしかしたら人から見た自分の顔なのであり、
写真の中ですました顔なんて、ウソウソ~(笑)

*****オマケの「彷徨」
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折れたもの

2014年06月22日 | 日記
ダリの絵には、無意味そうにつっかえ棒が描かれている。
あのつっかえ棒を外したら、描かれたものはバランスが崩れて、絵自体がつまらぬものになるんだろうか?
ダリの絵は不思議なのだ。
奇人とか、奇行癖があるとか・・・ダリはとても摩訶不思議な画家だが、嫌いではない。
定型に逆らう生き方を敢えてしているような・・・
その心意気がちょっと好きだったりしてる。
いや、絵の話ではない。

まぁ、こんな言い方をしては何だが、ワタシにも覚えがある。
ウィークリーマンションとか、ホテルとか、アパートとか。
全てを捨てて、フラッと家出したい気持ちなったこと。
ま、
思ったより家庭的な女ではないなぁ~と自覚してる。
何で、こんなに長く主婦してんだか、何でこんなに長く同じ人と暮らせてるのか、よく分からん。
そしてまた、実行もされてないから、どうにか凌げているだけなんだけど。
女三界に家なし・・・が、出て行きたくなる気持ちは分かる。

拒絶反応が体に起こるまで我慢したら、忍の一文字は崩れてしまうということだ。

気になっていた彼女が、能代に居る時にメールをくれた。
ぞれから帰ってくるまで、ずっと気にかかり、直ぐにでも会いたいと思っていた。
玄関先に朝一で訪ねてくれたのは、その彼女だった。

女は現実的に出来てるから、少しのことで我慢も出来りゃ、少しのきっかけでキレたりもする。
微妙なバランスを自分なりに取っているだけで、
堰を切ってしまうと、その溢れた水は・・・
我慢し過ぎると病になる方も出てくる・・・その前の臨界点。
案外、図太いようで繊細に出来てるよ・・・。

男だけが悪いのではないし、夫婦のことは夫婦にしか分からないものだろうけど、
同じ女としては、その微妙なバランス感覚は理解できる。

朝が早かったから、家に招き入れてじっくり聞くことは出来なかったが、
思わず抱きしめて涙が出た。
こんなに頑張り屋の彼女がゲッソリ痩せている。

もう少し優しい言葉の一つも掛けてやれなかったのか・・・
彼女の明るさが支えた長い時間に感謝出来なかったのか・・・
思い起こせば、仕事も続けながらの彼女の頑張りをずっと見て来たワタシとしては、もういいよ、と。
まぁ、それだけではないのだけれど、

気持ちの中のつっかえ棒が、折れたんだ。
ダリの絵は、やはり、あるべき何かが欠けると、完成はしないのだ。

実家に戻って、やや気持ちも落ち着いて来たと言ってた。
ふむ・・・今は折れた心を・・・癒してな。
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ストレスツボ

2014年06月21日 | 日記
ストレスは、背中の肩甲骨辺りにたむろするらしいんだね。
ストレスを溜めながら一生懸命お仕事に精出す方の多くは、
この肩甲骨辺りが少し丸みを帯びたりしてる。
で、その辺をさすったり指圧して貰うとエラク気持ちが良かったりして。
丸みが高じると、段々猫背っぽくなり・・・腰にも悪い影響を与える。
気をつけなきゃね・・・(^^ゞ

昔はワタシも猫背っぽかったのだ。
猫背が直ったら、埋まってたような首がスィ~ッと伸びた感じになる(笑)
カメさんみたいで笑えるが・・・(^^ゞ
いかなる関節もそれなりの稼働率を持って動くのだが、
それを支える筋肉も動くのね~(笑)

と、またエラそうな口を利いてる(^^ゞ
そこまで分かっていながら、やっぱり違和感を伴うことがある。(^_^;)
生きてる身としては、日々の生活で体躯のズレなどが生じてくるからなんだけど。

調身、調息、調心、・・・整えることから始める太極拳というスポーツに出遭わなければ、今の自分の健康感は有り得ない・・・と、つくづく思う。
学んだことは、物理的な体という不思議だけでなく、
生き方にもそれは投影され、いつの間にか影響を受けている。

総ては頭の中で考えてから動きはじめるもの・・と思っていたはずが、
実は体の動きに座標軸を置くと、体は案外思った通りに動いてくれるものなのだと分かっただけで、自分としては180度の転換を行ったに等しく、
心が鬱な時は、先ずは体の点検をし始めるようになった(笑)

緩むとは今の時代、働き過ぎたりストレスを溜め続ける現代人には案外難しいのではないかしらん。

宮本武蔵の姿を描いた肖像は、ふらり・・と立っている姿が、勇ましくない感じを与え、剣豪だった彼にしては、ちょっとカッコ良いとは言い難い(笑)
けれど、それが次の瞬間に動ける最良の形なのだろう。

緩むは萎えることではないからだ。

と、
またエラそうにしてしまう自分のなんと未熟な事か・・・(笑)
まぁ、それで総べてが解放される訳でもないが、
ちょっと凝ってしまったストレスツボの肩甲骨辺りを緩ませに・・・行って来ますかね・・・(^^ゞ
コメント (12)
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