12月のある土曜日に、なんと家に、クリスマスキャロルを歌うグループがやってきました
ドアベルを鳴らしたようなのですが、家じゅうに響き渡るほうではなく、私の携帯にだけ連絡が来るもので、私の携帯を消音にしていたために、全く気づきませんでした。
ちょうど、ホームアローンの映画を息子と観ていたところで、
クリスマスの歌が聞こえてくるけれども、映画からだろうと思っていました。
シーンが変わっても歌声は聞こえ、歌も別の曲に変わり、
違和感は持ったものの、二階で夫が動画を見ているのかな、ぐらいに思っていました。
それでも変わらずに歌声が聞こえてくるので、不思議に思い
息子が玄関の近くのブラインドから覗くと
「玄関に人がいるよ~」
と教えてくれました。
えっ、この場合、どうすればいいの?
ドアを開けてお布施を渡すの? この極寒の中で歌っているのに、そのまま帰すのか?
いや、ホームアローンでは、警官の格好をした泥棒が盗みに入るという設定だ。ここは見知らぬ人には警戒して、ドアは開けないほうがいいんじゃないか
と頭の中が混乱しましたが、
携帯で、玄関のドアベルにつけたカメラで外の様子を伺うと、
ちょうど歌い終わり、隣の家に行くところでした。大人と子どもが10人ぐらいいました。
そして、また、隣の家からクリスマスキャロルが聞こえてきました
後日、近所の人に聞くと、いくつかのグループがクリスマスキャロル隊として、近所を回っていたそうです。
玄関には、教会のチラシ(クリスマスのイベント)とキャンディケインが一本置かれていました。
この会話をしているときに、spread holiday cheerという言葉を何度か耳にしたのですが
クリスマスの雰囲気を広げる、祝う、みたいな意味でしょうか。
もし来年、在宅中にクリスマスキャロル隊が来たら、
極寒でも外に出て、歌を聞いてみようかな