レイクのリターンズ日記

毒にも薬にもならない初代スタホの真実

連闘扱いレースのオッズ推移について(後編)

2016年03月24日 | スターホース
こんばんは。相変わらずの『麺匠 独眼流』です。
デフォが変わってからというもの課題のラーメンが増えてしまって食べずにはいられません。

煮干し系のラーメンも食べたいのですが、復活したハマグリも捨てがたい所です。

そんな中、やはり一度も食べたことないまぜそばをいってみました。『まぜジロー』800円です。
ガッツリ系でボリューム満点です。チャーシューのぶつ切りと玉ねぎのざく切りが合います。

味付けはちょい薄めで、少々物足りない感じがしましたが、味変アイテムが用意されていて、私は粉チーズをいってみました。
結構合う味で最後まで美味しくいけました。

さて、スタホです。先週はペイ100から84へ急転直下のペイ変更と奈落の底へ落ちた感がありました。

今週はどうなのかとふとWBCを見ると・・・・・・・・・・・なんとまたしてもペイ変更だす!!!
お店の意向が今一つ掴めませんね~何をどうしたいのでしょうか?

上記の写真からわかると思いますが、今回のペイは92でした。来週頭からは5クレのマルチイベントですが、その時にはどんなペイにするんでしょうか。
楽しみやら不安な気持ちやらですが、馬主ペイに至ってはもうすでに検証どころではなくなってしまいました。
こんなにコロコロ変わったのでは比較しようもないところですので、致し方なしです。

前回の続きで連闘扱いレースのオッズ推移を解析してみます。
まずはオッズの悪化指数に与える影響を初戦セントウルから見てみたいと思います。

上記はセントウルSでのオッズから見た区分けと着順から見た区分けで、オッズ悪化指数に変化が見られるか比較したグラフです。
厳密に言うと平均値は微妙に違いますが、頻度はお互いに被り気味でそれぞれの区分けに有意差がありません。
初戦についてはどんな状況であろうと影響は及ぼさないであろうと思われます。まあ、当たり前でしょうか(笑)

それでは次に連闘扱いとなった三歳GⅡを確認してみましょう。

上の表は三歳GⅡのオッズ毎に賞金が出たか、出なかったの区分けで頻度を色分けしたグラフです。
当たり前の話ですが、オッズの悪い馬は入着していない確率が高い傾向が見て取れます。
これは一般的な分析の仕方ですが、あたかもオッズに着順が収束しているかのように見えるグラフではあります。

それでは違った角度からこの連闘扱い2戦目を見てみます。
最初のグラフにあったように賞金が出たか、出なかったという区分けで今度はオッズの悪化指数を比べてみます。

こちらのグラフでもオッズの悪化度合いがきついと賞金が出にくい傾向が見て取れます。
上記のデータ抽出区分でオッズ悪化指数のt検定を行うと5%の危険率でもって有意差があるということがわかりました。
賞金の出る、出ないは生産時に成長型に合わせて振り分けられた賞金を内部確率に変換して表現しているとこれまでの検証で想定されます。

これは賞金が出やすい内部確率時はオッズをあまり悪化させない、出にくい内部確率時はかなり悪化させるということで、馬券ゲームに矛盾しないようオッズ推移を内部的に処理しているだろうという仮説が成り立ちますが、この仮説の間違っている確率が5%であるということです。
データ数がもっと多ければ傾向もはっきり出るのではないかと思います。

内部確率を色濃く表現しやすい局面が実は連闘扱いのレースにはあるのだということが言えるのではないかと思います。
これは以前にも言及していますが、P馬が多頭数登録となった被りまくりのレースでも勝ちにくい馬ほどオッズが悪化しやすいことで表現されています。
『プロフレッシッブJP』の項目の日記にもP馬占有率の悪化ということが見られることで既知のことと思います。
こういう局面は非常に少なく限られているとは思いますが、馬券で活用できなくもないと思います。
悪化し難い馬は馬券の軸に、悪化しやすい馬は馬券の圏外におくことで的中率をアップできないでしょうかね。
それでは~


連闘扱いレースのオッズ推移について(中編)

2016年03月19日 | スターホース
ちょっと前に浜松市北区細江町にある『蔵前屋』に久しぶりに行ってきました。ここの横浜家系の豚骨ラーメンもいけるラーメンです。

ここでは『らの道Max』でおえかきと独眼流のコラボをやっていた時に是非行きたかったんですが、忙しくて行けずとても残念です。

デフォは特に変わらず、正統派家系のラーメンで変わり映えはしないのですが、外しのない定番ラーメンで私は大好きです。
でも、嫁さんがこってり系をを苦手とするみたいでお隣の『蔵前屋』のおやじさんがやってる餃子屋さんに行ってしまい、家族分裂になってしまうのでなかなか来られません。

というわけで一人で来店です。麺硬め、油普通、醤油普通で頼みました。しばらく前から醤油味は緩めで、今は普通がちょうどいい感じです。
やはりいつ食べても美味いです。また、いつか一人で食べに行きますから!

さて、スタホは連闘扱いレースの続きです。今回はセントウルS→三歳GⅡのローテションに見る連闘扱いです。
現実的にこんなローテをやる人は、失礼ながら’ど素人さん’になってしまうでしょうか(笑)
まずはレースの実際から見て頂いて、オッズ推移からどのように解析を行ったかをご説明いたします。
いくつか実際のレース局面をサンプルとして出しますのでお付き合いください。

セントウル6.0は右のようになります。6.0-別定GⅡMax5.0=1.0 三歳GⅡMax2.9+1.0=弥生換算3.9というわけです。

セントウル4着でしたので着順恩恵は0.2ですから2戦目予想オッズは3.9-0.2=3.7となります。
しかしながら実際は4.7でしたので4.7-3.7=1.0の悪化指数とします。
この馬を例えば弥生出したら3.9④でそのままスプリング3.7となるはずの所、4.7と1.0もオッズが悪化してしまいました、というのが連闘扱いのペナルティになります。
その他にも実例はたくさんありますが、厳選して2つをご紹介します。

セントウル5.3は、5.3-別定GⅡMax5.0=0.3 三歳GⅡMax2.9+0.3=弥生換算3.2となります。

セントウル5着でしたので着順恩恵は0.2ですから2戦目予想オッズは3.2-0.2=3.0となります。
しかしながら実際は神戸3.7でした。よって3.7-3.0=0.7となり悪化指数は0.7とします。

最後はセントウル5.2ですが、5.2-5.0=0.2 2.9+0.2=弥生換算が3.1となることはもうわかりますよね。

セントウル10着で着恩恵はなしの所ですから神戸は3.1になるはずが、神戸3.5でしたので悪化指数は0.4です。

上記のようにセントウルS→三歳GⅡのローテをいくつかやってみました。
セントウルでのオッズで6.6(弥生換算4.5)までの素材馬の全データを集計したのが下の表です。これ以外に6.6より悪いデータがいくつかありますが、あまりにも初戦オッズが悪いと推移の法則が当てはまらないので検証には加えていません。

いくつか悪化指数の山となるような数値の偏りが見えますが、いろんな悪化指数があってわけがわかない感じです。
データ出しを保留していたのはこれだけオッズの悪化度が状況によって変化するので、もっとデータが欲しいと思っていたからです。
ペイ100だの84だのとコロコロ還元率を変えられたのでは、同一の条件で比べ様がありません。
次回はこの悪化指数を自分なりに分析してみたいと思います。


連闘扱いレースのオッズ推移について(前編)

2016年03月13日 | スターホース
お久しぶりです。
ラーメンは毎度のこと『麺匠 独眼流』です。

先々週に行った時のメニューは以下の通りでした。

メニューが大幅に変わっています!まぜそばが『まぜジロー』になっているし、ハマグリ系のそばがなくなって『醤油ラーメン』になっています。
しかしながら、『醤油ラーメン』は鶏そばや煮干し系のラーメンに押されてあまり注文がないのでやめるとのことでした。

これはちょうど当日までのメニューでしたが、この王道の『醤油ラーメン』850円がギリギリで食べられたのです。
レアチャーシューが最近流行りで気に入らないとのことで代わりにワンタンが入っています。
Wスープが最高で美味しいラーメンでした。これが来週以降食べられないのは残念です。

この時は3/8のイベントを楽しみにしていた頃でしたが、結局この前の火曜日は忙しくて行けず仕舞いです。

そして昨日の訪問でしたが、なにやら特別メニューが用意されているらしく、本日お休みのものもありますね。
『醤油ラーメン』の代わりに『ハマグリそば』が復活しています。これはこれでまた食べたいですね。

昨日は運がいいことに当日限定のコラボイベントラーメンの提供がありました。3/8のラーメン材料を使用した一杯だそうです。

麺とトッピングは『おえかき』の色がバンバンに出ていますね。レアチャーシューに煮卵、低加水の平打ち麺は定番です。
スープはトマト系のさっぱりとしていながらも出汁の効いたこれぞ『独眼流』という一杯でした。最高の昼食を頂けて大満足です。

さて、主戦の近況はいずれお知らせするとして、ペイが変更になってしまったこともあり、調査継続が難しくなった懸案の課題を話題提供させていただきます。
Max馬を発動したら、1週抜きでレースにバンバン出すという事を大概の方がされるのではないかと思います。これは、生産した馬が序盤より連続出走させる価値がある程稼ぐ馬として生まれていなければ大きな意味のないことですが、それでも走らせられる週数は限られていますのでとにかく目標高く賞金を吐き出せるローテを組むのは常道と言えます。
特に三歳戦などの場合は番組の都合上、ラリー狙いの局面も含めて連続出走になる局面が多いのではないかと思います。いわゆる連闘と呼ばれる行為ですが、レースによって2戦目のオッズ推移に違いが見られます。
桜花→皐月
青葉・京都新聞→NHK
秋華→菊花
などは比較的まともなオッズ推移を示しますが、かなりのレースで通常の推移よりオッズが悪化する例が知られています。
皐月→青葉・京都新聞
NHK→優駿牝馬
WBC→秋華
菊花→天秋
エリ女→マイルCS
JC→JCD
などがよく知られている事例ではないでしょうか。
このローテを行う事に関しては、他のプレイヤーに対して迷惑でずるいとメーカー側が認定したのでしょうか?通常よりオッズが悪化し、出走に対するペナルティを与えられた状態になります。これを『連闘扱い』という表現で呼んでいます。
この連闘扱いレースでどの程度オッズが悪化するのかは、微妙で判断が難しいところです。
指標として固定されたオッズ推移を示すレース選びが、悪化程度を判断するために必要になります。
具体的には、前レースから着恩恵があってこれだけオッズが伸びるはずなのに、実際はこれだけしか伸びていず、本来のオッズからこれだけ悪化したということがわからないと悪化の指数が導き出せません。

この『連闘扱い』の検証に使うレース選択を2パターンで考えておりました。
一つは京王杯SC→東海S、もう一つはセントウルS→セントライト・神戸のローテーションです。まあ、ラリー取得も含めて出走をさせていたわけです。

まず、京王杯SCより東海Sのローテです。




こちらは推移自体が三歳戦と同じようであるかをまず確認しなきゃいけないのですが、いくつかを調査した所、どうも同じではないようです。
三歳戦での同格レースでの推移は以下の通りです。
デビュー初戦の着順に応じて推移が変わります。
1着→0.7伸び
2着→0.6伸び
3着→0.5伸び
掲示板(4・5着)→0.2伸び
着外(6着以下)→伸びなし
ところが写真のように初戦着外だと古馬戦2戦目は0.2伸びが基本ぽい推移をみせるようです。


上記は連闘気味に出走させています。掲示板だと0.4伸びの推移を見せるようです。
これはこれで面白いデータ取りかもしれませんが、連闘扱いのデータを取る前に本来の推移の背景データを取らないといけないことがわかりましたので検証を止めちゃいました。

次はセントウルのローテです。こちらは古馬混交戦→三歳戦ということで、オッズ推移の検証は東海Sからのローテで基礎的な背景データは取得済みの検証しやすいローテーションと言えます。
いくつか走らせてみたのですが、結構推移がばらつきます。悪化する傾向は間違いないのですが、それほど悪化させない時とかなり悪化する時とありました。
この傾向については自分なりの考察を次回の日記で述べてみたいと思います。

ラリー専用系統の継代

2016年02月25日 | スターホース
先週末は浜松市中区助信町にある『麺屋 めん虎』に行ってきました。

柳通りの目立つ場所にあるこの店は、休日のお昼に通りがかってもいつも混んでて、駐車場も20台以上分はあるのに車を止める場所にも苦労する程です。

豚骨の専門店なので、こってり系が苦手な嫁さんには敬遠されますから一人で来店しました。

私も寄る年波には勝てず、最近はあっさり系の方がいいかもと『あっさりラーメン』670円を注文。ライトですが、うまみもあり、美味しいラーメンでした。

麺が極細麺なせいもあると思うのですが、麺量が少なめです。伸びやすいことを考慮しての設定かと思います。
皆さん、替え玉を注文されます。

私も替え玉130円を追加。バリかたで頼みました。いろいろな硬さの麺が楽しめて良かったです。

今回は閑話休題ということで使い切った馬を集めた系統についてちょっと寄り道をしたいと思います。
私にとっては殿堂馬や三冠馬の墓場とも言える系統なのですが、ラリー専用系統にまつわる話題をお届けします。
このラリー専用系統、本線は99代超えで110代を超えた辺りだと思いましたが、GIのコンプとGⅢのラリーがほとんどない状態のまま、FEGJを勝利したまま放置していました。
昨年の夏頃からですから彼是半年ぐらいにはなります。パス更新のみといった感じで放置でした。
昨年は久しぶりに嫁さんがスタホをプレイしましたが、結局、途中で飽きて止めてしまいました。その継代馬をもらったのですが、これがまた酷くぐだぐだな馬でして、散々苦労してなんとかオールコンプに持ち込みました。万枚以上使用して全制覇では感慨も何もあったもんではありませんが、コンプまでにこちらに傾注してしまったため、100代超えの本線はお留守になってしまったわけです。

今回はようやくこれをまとめることができそうな雲行きになったのです。実に長かったですね。合わせた時点で再度のオールコンプを目指すために、すかすかなGⅢを埋めなきゃいけない命題がありましたので、最終配合に至るまでの相手馬(嫁さんの継代馬)を以下のように進めています。
84代:弥生3.0②→皐月2.9②→プロキ1.5①→中日1.5①60切り
6代:中日3.5②→エプソム3.8①→中日3.0②80切り
⇒85代♂:この配合で♀が出れば合わせられたのですが、残念ながら♂でした。
120週:アーリ2.8②

110週:皐月2.8④
106週:NHK2.6⑤
100週:高松宮4.0④

見事に走らない駄馬なのか晩成なのかわからない馬です。
90週:天春3.8①
86週:WBC5.0②80切り
84代の配合と6代の配合で何とMax上だったということは84代の隼が当っていた馬だったということが言えたと思います。ところが、このMax上は中身が微妙すぎですね。
とりあえず程ほどに80切りで次世代♀になっていることを祈りつつ配合しました。
相手はCPU配合2代目です。そしてできた馬は・・・
アーリ2.9③
桜花3.2③
皐月2.9①
オークス2.3④
ダービー2.9③
WBC5.5④
平安1.5③
シルク1.9⑥
中京1.5③

シルク1.5①GⅢコンプ
見事な早晩型の成長型と言えます。早々にGI勝たせた後、その後を泣かず飛ばずにする成長型です。この早晩型にもいろいろなバリエーションはあると思いますが、製作者側の意図を感じる成長型ですね。2世代前の隼からは相当な中身のレベルダウンは否めませんが、とりあえず♀で最終配合が可能になったことは幸いでした。
さて、なんとか最終配合に漕ぎ着けました。配合してラリーは以下のような状態になっています。

すべてのレースどれを勝ってもオールコンプ5000枚です。GIだけは全面赤状態でこちらも勝てればコンプ+2000枚になります。それでは、レーススタートです。
アーリ2.9③
弥生2.7④
スプリング2.6③
桜花2.8③
皐月2.6①
オークス2.1③
ダービー2.2②
秋華1.5②
菊花1.5⑥
エリ女2.6②
エリ女2.1④
エリ女3.0③
何とステップレースで勝つことができず、前世代と同じ皐月で勝つことになってしまいました。しかもその後が同じようにぐだぐだです・・・。
こんな成長型の遺伝はよくある話です。本当言うとGIでコンプするのは避けたかったんですが、果たしてどうなるのでしょうか?
このようなコンプをするのは初めてです。ラリー画面を恐々見たところ・・・

嫌な予感は的中しました。GIのラリーコンプを1回分無効にされてしまいました。
全制覇は後回しでGⅠコンプを先にしたという扱いと言う事ですね。
ボーナス自体はもらえているので、感覚的には殿堂馬でWBC制覇を何回か一世代でやってしまったような感じかもしれませんが、三歳戦などは面倒なのでもったいない感はありありです。
まあ、これも経験の一つということで。

初戦オッズと能力値の関係

2015年10月24日 | スターホース
今回は最近の『麺匠 独眼流』です!

デフォが以下のように変わっています。

煮干し系の変化球がラインナップされてますが、そこをあえて久しぶりの鰹だし系の醤油で。

『追い鰹中華そば』800円です。鰹だしの酸味と鶏の旨みが融合してうまいですわ。キリリと効いてる栄醤油は自宅でも愛用の醤油です。

プラスして炊き込みご飯も今回限りの一品です。

これも美味かったです。スープを足して雑炊風で完食でした。

さて、先週は久しぶりにスタホを休憩して、フィールドに出ておりました。
浜松市の遠州浜です。国道150号線を南下して海岸線近くまで出た先にある浜辺なのですが、天竜川に程近い場所です。

海岸線沿いに自転車道風の遊歩道があり、松林の防風林の中をちょっと進むと浜辺の原風景が広がります。
東京から愛知までの区間にこのような昔ながらの風景の広がる場所は現在、ここ遠州浜しかありません。
所々に水たまりを抱えるこの湿地帯は浜辺の後背湿地と呼ばれ、海を渡って迷入してくるトンボ達の楽園となっています。

今年もいくつかの迷入トンボが見つかっているとの情報を得て訪れてみましたが、お目当てのトンボは目撃のみでした。
写真は海岸線付近を中心とした平野部の湿地帯に生息する『マイコアカネ』です。額部分の青白い色合いを舞妓さんの化粧に見立ててその名がついています。
遠州浜を代表するアカトンボと言えます。今回の目的は『スナアカネ』でした。浜砂の上にべたっと止まるエキゾチックな色合いの迷入種です。またいつか手に取ってみたいものです。

さて、今回は随筆的な内容でスタホを語りたいと思います。
初戦オッズに代表される素質と獲得賞金設定(能力値)は比例関係にあることは明白ですが、現実問題として一筋縄ではいかないものを含んでいます。
まずですね。初戦オッズが良かったという状況は先代の能力値が思いのほかあったということを意味する場合が多いのですが、
問題点はこの能力値が次世代に簡単に引き継がれないという所にあります。能力値が高いことで良い抽選状態を手にすることができるということであって、引きが悪ければ人気ドロを生産してしまう可能性はいつでもあるわけです。
もう一つは代の浅いうちの調教や飼葉のIN枚数は次世代初戦オッズに反映されやすいということです。
これも初戦オッズとして引き継がれるだけで、初代で中身が伴わない馬を継代した場合は実の伴わない馬を生産することに繋がります。

これらの状況はMaxオッズに近づくにつれて馬脚を現します。いわゆる同格配合維持であったり、格差配合で間を取ったオッズとなる現象です。
初戦オッズに見合うだけの能力がない馬だったという風に捉えています。初戦オッズに見合う能力値とはどのような能力値なんだという議論は難しすぎるので置いときますが、残念な配合結果を招く要因だと考えています。

デブ馬での配合結果で次世代の素質が安定するのは単に調教・飼葉のINの力が強烈であるからに他なりません。
一方、勝ち継承配合はその対極にあります。その素材の素の力を次世代初戦オッズに反映させているのです。
素材の力のない初代勝ちの配合ではINの力がないので良い初戦オッズを得られにくい特徴があります。
デブ馬での正念場はMax付近の配合で思うように素質が上がりにくいことがあったり、実際のMax馬が走らない傾向が高いことで、素質の上がりが早いことが雲散霧消してしまいます。
一方、勝ち継承配合は土台作りにかなりの時間を費やします。CPU配合を多用し、代重ねが多いため、代数が進みやすくなります。
また、性別難も問題点です。配合が進めばあっという間にMaxができるはずなのに性別難でまったく配合が進まないことも日常茶飯事と言えます。

これに馬主ペイの問題が絡んできます。馬主ペイの良し悪しは次世代初戦オッズに反映されますが、殊に継代を続けた配合でその傾向は顕著にでます。
要するに獲得賞金的に能力値の底上げができにくいという部分です。同じ抽選パラメーターでも抽選する係数が悪いから、獲得賞金の高い馬が生まれにくくなっています。ひいてはそれが初戦オッズの上がりの悪さに表面化する図式です。
具体的には継代した馬で同格配合維持のような酷い結果が増えます。INを入れても入れても初戦オッズがなかなか伸びない、サプライズな配合結果が見られなくなります。
馬主ペイが良ければ、上記と逆の現象が増えることになります。

もう一つは世代の流れ的な部分ですね。序盤の世代ではなかなか大物を引くことはできないのですが、代重ねを続けると引きやすくなります。そして一度引くとしばらくそういった傾向が続きやすい感じがします。重量物を載せた大型車というイメージがピッタリですね。
そして、99代厩舎みたいなINもOUTも相当ある系統は要注意です。私もこういった系統では殿堂を狙いません。殿堂馬が出ないということではないです。そういった馬を輩出するまでの過程で酷く苦労をする傾向が強いからです。
初代から積み上げた系統は殿堂馬が作りやすいのですが、99代厩舎は本当に苦労させられます。
INとOUTの差額が比率的に大きく出やすいのが代の浅い馬で、比較的早く殿堂馬クラスを作りやすい。
INとOUT双方とも大きく、いくらINを入れても差額の比率が大きくなりにくい99代厩舎は爆発馬を当てにくいのではと考えています。
まあ、いろいろと妄想が広がりますが、きりがないのでここら辺で終了したいと思います。