8日、私が世界一の幸せ者だった日の朝4:00。
私の実の父が他界しておりました。
最期の瞬間は、弟と弟の奥さんでしっかり両手を握ってくれていたそうで、
それがせめてもの救いでした。
実は先月の初旬から父も入院していたらしく、
既に末期の胃癌で、バイパス手術も出来ない状態だったそうです。
私は、色々事情があって父とは3年ほど音信不通になっていました。
それでも弟夫婦がなんとか私と父を最後に会せようと、試行錯誤していた矢先の出来事だったそうです。
入院中の私が知らされたのは、9日の夜でした・・・
なんで3年も意地を張って会わずにいたんだろうと後悔の気持ちと、
私をこの世に送り出してくれてありがとう、という感謝の気持ちでいっぱいです。
今は頭の整理が出来ず、泣き続けるしか出来ませんが
8日のあの幸せな時間は、父が残してくれた最期のプレゼントだったんだと思っています。
後悔はつきませんが、今は後悔より感謝の気持ちでいっぱいです。
幼い頃、沢山沢山の幸せをもらいました。
厳しく優しい父でした。
不器用で自分の意見をなかなか言わない父でした。
そんな所はしっかり血をひいているのかもしれません。
私が色んな人から優しいと言われるのは、父譲りなのかもしれません。
父の希望でお通夜お葬式はやらず、火葬のみ行いました。
外泊許可をもらい、参加出来る事になったので、感謝の気持ちと会えなくてごめんねの気持ちを手紙に書き、棺に入れてきました。
そしてその夜は、父と弟、弟の奥さんと4人で最期の時を過ごしました。
父の希望は、姉弟仲良くして欲しいという事でした。
姉思いの弟と、優しい優しい奥さんと、私の3人が仲良くしている姿を見せたら、
きっと安心してくれるに違いありません。
私の病状は悪化していないのでご安心下さい。
むしろ、早く治して元気な姿を父に見せないといけないと、
必死にご飯も食べています!
父に早くライブを見てもらえる様、ここが私の正念場だと思います!
病気には負けません!
引き続き、友希を見守っていて下さい。
友希
P.S 父と私に、本当に良くしてくれた弟と奥さんに、心から感謝します。