Letters from nowhere

ライター斉藤恵美の日々の活動や掲載情報

日野原先生の著作

2008年08月02日 | 
 先日、90歳を超えた現役医師、日野原重明さんの『生き方上手』(ユーリーグ)という本を読みました。ベストセラーになった本って、なんだか軽くて「これが?」みたいなものも多いですが、この本はたくさんの人に支持されたのがよく分かる。

 私が大好きな星野道夫さんの本もそうですが、心に残る素敵な言葉が随所に散りばめられている。星野さんの言葉をよくノートに書き出していたけど、今日は日野原先生の文章を一部、ここに記してみたいと思います。

一瞬が連なって一日となり、一年となり、一生となるのです。きのうと同じように過ごした今日であっても、きのうはきのうの一度きり、今日も一度きりの今日なのです。これほどかけがえのない今日を、失敗を恐れて無為に過ごすのは、あまりにもったいないではありませんか。(中略)今日一日を精一杯、激しく生きようではありませんか」