Indicaの6thアルバム。
「Indica A Way Away」
1 Islands Of Light
2 Precious Dark
3 Children Of Frost
4 Lilja's Lament
5 In Passing
6 Scissor, Paper, Rock
7 A Way Away
8 As If
9 Straight And Arrow
10 Eerie Eden
フィンランドのガールズバンドのIndica。同じ曲でもフィンランド語verがあったりするので、過去の曲を英語で録音した可能性もアリ。
Indicaについてネットで探しても英語かフィンランド語のサイトばかり。英語が得意ではないので、ほとんど彼女たちの情報はありませんし、容易に入手出来るアルバムもこれくらい。
それでも、個人的にこのアルバムはかなりお気に入りで、もっと彼女たちの音楽を聴きたいと思わせてくれます。
シンフォニックでポップな質感に、浮遊感のあるヴォーカル…全てが良い感じにハマっていると思います。
Tr1はいきなり大音量でシンフォニックメタル的に始まる。掴みはOKで、Delain的な1曲。
Tr2はPVも作られた1曲…彼女たちの雰囲気がダイレクトに出ていると思います。シンセのアレンジが抜群で、それに乗るヴォーカルもベストマッチ。薄暗い雰囲気にややハードなギター。間奏のピアノソロからバイオリンの流れがお気に入り。
Tr3は前曲からの流れのような1曲で、薄暗い雰囲気のまま重々しく続きます。途中の子供たちの合唱が印象的。
Tr4は子守唄的な1曲。ピアノが主導権を握り、アコースティックギターにフルートかな?が絡んで、途中からはオーケストラが混ざり一体となります。浮遊感のあるヴォーカルがとてもよくハマっており、これまで通り薄暗いなかにも、ほのかな明るさを感じる曲です。
Tr5はこれまで通り薄暗いながら、ノリの良さを少し取り戻した感じ。出だしから哀愁を感じます。
Tr6はこれまでとは感じの違う、ノリノリなロック。たまにこんな曲を挟むのも良い感じ。それでも哀愁を感じさせるのは北欧ならではかな?
Tr7はタイトルトラック。しっとりと聴かせるバラード。また暗さを取り戻し、ピアノを伴奏に歌います。弱々しい歌声が沁みます。終わりのピアノも切ない。
Tr8はTr1を思い出させるようなシンフォニックロック。オーケストラが大活躍で、映画音楽のようです。か弱いヴォーカルも力強く歌っています。オーケストラにはなんとなくジャズのような要素も入っており、音楽の中に一気に引き込まれます。この辺りはプロデューサーのツォーマスの影響が一番大きいのかなぁと思いますが。バンドとオーケストラが一体となって様々な面を見せてくれます。
Tr9はアルバム中一番ノリの良い曲だと思います。キラキラなシンセにアグレッシブなギターとドラム。最後に見せる予定調和な転調すらも心地よい。PVは東京で撮ったように見えます。興味がある人は見てみてください。
Tr10は最高のバラード。少なくとも私はドストライク。曲のタイトル通り気味の悪いダークな雰囲気が全体を包みます。ダークで寒々しいのに、真っ暗にならないギリギリのライン。長調になろうともがくも、なりきれない切なさが刺さります。オーケストラも歌メロも暗いですが、個人的には歌が終わって、ハミングからインストに入ってからが鳥肌モノ。ハミングからバイオリンの流れは最高。バイオリンとハープが爪弾かれ、自然と一体化してくるオーケストラが本当に絶品。クラシックかと一瞬錯覚するほど。現代のクラシックより良いと思います←
私には捨て曲など無く、とても良いアルバムだと思います。
それにしてもフィンランドというのは本当に恐ろしい国ですね。素晴らしい音楽がどんどん産まれます。Sentenced,Stratovarius,Sonata Arctica,Nightwish,Charon,amoral,HIM,TERASBETONI,TURISAS,Entwine…
まだまだ素晴らしいバンドはありますが、挙げ出したら切りがありません。
久しぶりにCDの感想かきました。本当はもっとたくさん書きたいCDは溜まってるのですが、とにかく時間がない(-_-;)もう少し頑張ります。
じゃバイバイ(^-^)/
「Indica A Way Away」
1 Islands Of Light
2 Precious Dark
3 Children Of Frost
4 Lilja's Lament
5 In Passing
6 Scissor, Paper, Rock
7 A Way Away
8 As If
9 Straight And Arrow
10 Eerie Eden
フィンランドのガールズバンドのIndica。同じ曲でもフィンランド語verがあったりするので、過去の曲を英語で録音した可能性もアリ。
Indicaについてネットで探しても英語かフィンランド語のサイトばかり。英語が得意ではないので、ほとんど彼女たちの情報はありませんし、容易に入手出来るアルバムもこれくらい。
それでも、個人的にこのアルバムはかなりお気に入りで、もっと彼女たちの音楽を聴きたいと思わせてくれます。
シンフォニックでポップな質感に、浮遊感のあるヴォーカル…全てが良い感じにハマっていると思います。
Tr1はいきなり大音量でシンフォニックメタル的に始まる。掴みはOKで、Delain的な1曲。
Tr2はPVも作られた1曲…彼女たちの雰囲気がダイレクトに出ていると思います。シンセのアレンジが抜群で、それに乗るヴォーカルもベストマッチ。薄暗い雰囲気にややハードなギター。間奏のピアノソロからバイオリンの流れがお気に入り。
Tr3は前曲からの流れのような1曲で、薄暗い雰囲気のまま重々しく続きます。途中の子供たちの合唱が印象的。
Tr4は子守唄的な1曲。ピアノが主導権を握り、アコースティックギターにフルートかな?が絡んで、途中からはオーケストラが混ざり一体となります。浮遊感のあるヴォーカルがとてもよくハマっており、これまで通り薄暗いなかにも、ほのかな明るさを感じる曲です。
Tr5はこれまで通り薄暗いながら、ノリの良さを少し取り戻した感じ。出だしから哀愁を感じます。
Tr6はこれまでとは感じの違う、ノリノリなロック。たまにこんな曲を挟むのも良い感じ。それでも哀愁を感じさせるのは北欧ならではかな?
Tr7はタイトルトラック。しっとりと聴かせるバラード。また暗さを取り戻し、ピアノを伴奏に歌います。弱々しい歌声が沁みます。終わりのピアノも切ない。
Tr8はTr1を思い出させるようなシンフォニックロック。オーケストラが大活躍で、映画音楽のようです。か弱いヴォーカルも力強く歌っています。オーケストラにはなんとなくジャズのような要素も入っており、音楽の中に一気に引き込まれます。この辺りはプロデューサーのツォーマスの影響が一番大きいのかなぁと思いますが。バンドとオーケストラが一体となって様々な面を見せてくれます。
Tr9はアルバム中一番ノリの良い曲だと思います。キラキラなシンセにアグレッシブなギターとドラム。最後に見せる予定調和な転調すらも心地よい。PVは東京で撮ったように見えます。興味がある人は見てみてください。
Tr10は最高のバラード。少なくとも私はドストライク。曲のタイトル通り気味の悪いダークな雰囲気が全体を包みます。ダークで寒々しいのに、真っ暗にならないギリギリのライン。長調になろうともがくも、なりきれない切なさが刺さります。オーケストラも歌メロも暗いですが、個人的には歌が終わって、ハミングからインストに入ってからが鳥肌モノ。ハミングからバイオリンの流れは最高。バイオリンとハープが爪弾かれ、自然と一体化してくるオーケストラが本当に絶品。クラシックかと一瞬錯覚するほど。現代のクラシックより良いと思います←
私には捨て曲など無く、とても良いアルバムだと思います。
それにしてもフィンランドというのは本当に恐ろしい国ですね。素晴らしい音楽がどんどん産まれます。Sentenced,Stratovarius,Sonata Arctica,Nightwish,Charon,amoral,HIM,TERASBETONI,TURISAS,Entwine…
まだまだ素晴らしいバンドはありますが、挙げ出したら切りがありません。
久しぶりにCDの感想かきました。本当はもっとたくさん書きたいCDは溜まってるのですが、とにかく時間がない(-_-;)もう少し頑張ります。
じゃバイバイ(^-^)/