奇跡の生還

4月7日に女の子を出産しました。なんだかんだで帝王切開で。

すでにもう3ヶ月が過ぎようとしていますが、子育てしてるとブログなんて書く時間ないんですね。うちの子は今は少し落ち着いて、スリングに入ってくれるようになったので、こうしてネットできるようになりましたが、最初は常に抱っこでトイレにも行かせてくれませんでした。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

今まで自由に生きてきた私から、こんなにも自由を奪う生物に初めて遭遇。赤ちゃんなんて勝手に寝るんだと思ってました。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

しかも私、出産で危うく死ぬとこでした。　　　　　　　　　　　　　
出産後、夫曰く貞子のように発作を起こし、ＨＥＬＰ症候群というのになって、脳梗塞とくもまっかを起こし、３日間の意識不明。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

家族は誰もが、かわいい娘を残して死んでしまうと思ったそうです。
私はというと我が子が生まれたことも覚えていない。
気づいたらベッドの上で、「今いつだかわかる？」と言う夫の顔。
「あ、いけない！居眠りしちゃったかな」って感じ。
しばらく入院し、我が子に会ったのは産んでから２週間後。

先日、我が子のあせもの薬をもらいに小児科に行ったとき、この話をすると、
「あなた今こうして普通に生きてるのは奇跡だから、この子をしっかり育てなさい！この子があなたのことを一生懸命呼んでたのよ。」とのこと。　　　　　　　　　　　　

そう言われても、ちょっと居眠りしてただけなので、どうも死にかけた感がないんですが、想像以上におデブにすくすくそだっている我が子を大切に育てようと思っている次第であります。

かっぱはと言うと、陸にも慣れ、接待なんかしちゃったりしてます。
最近、クールビズに対応する半袖のシャツがないことに気づき、慌ててネットで購入。
妻が死にかけたからか、やさしくなって、なんでもしてくれます。
これで、フランス人のように、出産がんばったご褒美にカルティエでも買ってくれたら申し分ないんだけど。

心配してくれたみなさんありがとう