船から帰ってきたら、
すっかり雪!
というか、船から帰ってくるのが一苦労だった。
世田谷の僻地である我が家には、
船が横浜に着いた大雪の日へはたどり着けず、
なんとか実家へ難民のようにころがりこみ、
義姉夫に非常食を出してもらって、
1泊し、やーっと帰って来れた。
帰って来たら帰って来たで、
隣人から、
「お宅の屋根の雪がうちに落ちてくる」
と、クレーム。
「今、その雪を雪かきしてるんだ」
と。
時はすでに午後7時前。
私は鳴り続ける玄関チャイムにあわてて
お風呂から出て来たところ。
しょうがないので、
髪もぬれたまま、
雪かきを手伝った。
クルーズ時のセレブな貴族気分から、
一気に、奴隷にまで降格した感じ。
やっぱり、ニセレブなんだった。
こども達は毎日楽しそうだよね。
クルーズはというと、
毎回同様、
食べてばっか。
しかも、今回のディナーは
楽しみにしていた
アルポルトの片岡シェフのイタリアン。
サーモンのタルタルカリフラワーと玉ネギのクリームスープ
さざえとマッシュルームの肝ソース、ウニパイなど
イサキ
トリフののった黒毛和牛
楽しみにしていたパスタは
スカンピとポルチーニのスパゲティ。
こどももほぼ一緒メニュー。
このパスタが美味しいんだそう。生意気に。
デザートがあっさりヨーグルトムース。おいしそ。
も~う、やっぱりおいしくって、
笑いがとまらないんだよね~。
さすが我らのコブタ選手。
おやつもいっぱい食べてるのにね。
楽しくって踊る~。
とうとうおフネにずっと暮らしたいと言い出しました。
が、帰る時は、
パパの前でとってもさみしそうな顔をして、
涙をこらえてたけど、
雪に気をとられ、大泣きされずにすんだ。
双眼鏡のらしき使い方もできました。