歯科界は日進月歩...

名取市のライフタウン歯科クリニック 院長のひとりごと。。。

治療スタイルが変わった!

2012-08-18 21:35:14 | お仕事
6倍の拡大鏡を導入して1ヶ月。

確実に治療スタイルに変化が…


意識せずとも自然とMI(Minimal Intervention)治療。

MIとは最小限の浸襲で治療を行うということ。

簡単に言えば必要以上は削り取らないってことでしょうか。


えっ!?

ということは今までは必要以上に削ってたの?

とお思いでしょうが、正直その通りかもしれません。

なぜならどこまでが”必要”なのかが判別できない。

仮に判別できてもそこだけを選択削合する手段がなかった。


6倍の拡大鏡導入後、

確実に使うバー(切削器具)のサイズが小さくなりました。

う蝕検知液(むし歯の部分を選択的に染め出す液)でむし歯の部分を染め出し、

小さいバーでそこだけを選択的に除去する。

それが可能になりました。


見えないものが見える、

見えていたものがよりはっきり見える。

これってスゴイことです。


正直、以前よりも治療に時間がかかりますが、

納得行く治療が可能になりました。