夕暮れの時間、買い物に行ったら無性に珈琲が飲みたくなり
いつものバーガーショップでSサイズをホットで注文・・・
すると店員さん、本日は全サイズ同じ価格です とおっしゃる
ならばとばかり、ついLサイズを注文してしまった 💦
手元に運ばれたのは、やはりいつもより大きなカップ
これは飲みごたえがありそうね、
アメリカ映画に出てくるコーヒーのサイズほど大きくないけどね・・・
ふと、大きな珈琲カップを片手に立つクリント・イーストウッドが頭に浮かぶ
どんな役柄を演じても、素敵な俳優さんだったし味のある雰囲気が今も心の中に残っています
子供の頃はアメリカのドラマに出てくるコーヒーの味も知らず、憧れていました
そして、ある日、父の仕事場にお弁当を届けた日の事
父が「コーヒーがあるから飲むか ?」と、コーヒーを入れてくれました
ワクワクしながらカップに顔を近づけると、何とも香ばしい不思議な香りと共に
予想しないほろ苦い茶色の飲み物で口の中がいっぱいになり、驚いてしまう
父はそれを見て笑いながら「苦いか ?それが旨いんだぞ」と言う
子供心に、なんて変な飲み物なんだろうと思いながらも、この旨さがわかるのは
大人になってからなのかもしれないと思ったりしました
クリント・イーストウッドとコーヒーを繋ぐイメージは映画の一場面です
彼が演じる、ある男・・・・通りすがりに危機的な状況の女性を助ける・・・
そして家に匿った翌朝、男がコーヒーを飲んでいると女性が起きてくる
イーストウッドが「コーヒー飲むか ?」とさりげなく聞き、コーヒーを入れる
このシーンがなんとなく記憶に残っています
映画のタイトルも覚えていないけれど、女性を助けて家に匿うという事が印象に
残っています
こんなスーパーマンみたいな人に自分も巡り合いたい・・・そう思ったから ?(笑)
ほとんどの女性は男性の腕力、暴力にはかないません
恐怖と口惜しさで護身術などの武術を習うべきかも・・と真剣に考えた事もあるし
家庭内暴力の件で役場に相談に行った事もありますが、当時は鼻先で笑うような対応でした
服で隠れる部分を殴られアザがあっても周りは気づく事が無い・・・
本当に残念な事です。家庭内暴力で亡くなる女性もいるのに・・・
ぼんやりと、そんな事を思い出しながらLサイズのコーヒーを飲む
寝付きが悪いのに今夜は真夜中になっても寝付けないかも ? ☕
今は、なんて長閑で幸せな人生を過ごしているんだろう・・・・と思う