橋下市長、松井知事が、2月28日香港のカジノ運営会社「メルコクラウンエンターテインメント」のローレンス・ホー最高経営責任者と会談し、大阪へのカジノ誘致について意見交換したという記事が、スポーツ報知で報じられている。橋下市長は「(4年間の)任期中に(誘致への)道筋を付けたい」と語る。夢洲やエキスポランドなど具体的な地名もあがり、パチンコ業界やチェーンストア協会がマカオのカジノを視察旅行するなど、決して「夢物語」ではない。かなり現実性のある危険な動きである。
記事には、「日本はギャンブルを遠ざけるがゆえに坊ちゃん、お嬢ちゃんの国になっている。強い国にするためにもカジノ(合法化)法案を通してください」という橋下氏の過去の発言も紹介され、橋下氏が煽る「競争・競争」の行き着く先は、「生き馬の目を抜く」冷酷さとずるがしこさを子どもの頃から養なうギャンブルだということがわかる。
そしてグローバル社会に適応する人材の究極の姿とは、ギャンブルで勝ち抜く億万長者ということになる。
もっともこの場合、カジノのギャンブルと巨額の金融経済を相手にする投資ゲームとの境はきわめてあいまいだが。
※橋下市長「カジノ、4年以内にメド」(スポーツ報知)
http://hochi.yomiuri.co.jp/topics/news/20120228-OHT1T00282.htm
同じくスポーツ報知には以下の記事が掲載されている。
※大王製紙・井川前会長、負けては借りて 借りては負けてカジノで44億円(スポーツ報知)
http://hochi.yomiuri.co.jp/topics/news/20120301-OHT1T00329.htm
橋下氏は、“井川前会長のような坊ちゃんにならないためにも、子どもの頃からギャンブルに慣れさせなければならいない”と言うのだろうか。
(ハンマー)
これ以上ギャンブルを増やしてどうするんだ?
日本にもすでにギャンブルあるじゃないですか。
橋下はこれらよりカジノが好きなんだな、きっと(笑)
それは、精神性の問題でなく、病理的な問題です。だから、ギャンブルで競争精神を身につけるというのは完全に間違っています。
ところで、以下の教員・職員懲罰規定で、「賭博をすること」というのがあるんですが、教員・職員は賭博をしたら停職・免職ですが、子どもはいいんでしょうか。
今はパチンコも18歳以上に規制されていますが、この年齢制限を取っ払って、子どもの頃からカジノにつれて行くんでしょうか。
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