園芸店、ホームセンターでは、庭のどこに何を植えたのか、庭のその場所に植えてある品種を特定する手段として、白いプラスチックのネーム用プレートが売られている。が、どの範囲まで植えているのか、このプレートで特定するのは現実的ではない。
経験的にやっていることなのであるが、冬囲いに使う根曲がり竹を20cmくらいにカットしたもの(円柱状の形状)、それをさらに半割したもの、二種類を用意することで、植栽管理(以降、「マーキング」という)するようにしている。
作業手順はいたって簡単。
・根曲がり竹は、何年も冬囲いしてボロボロになりつつあるものを選び、ノコギリで20cmくらいの長さに切断
・半割作業とは、竹の割れ目が目立ってきたものを選んでバールでこじ開ける作業
マーキングは、球根、宿根別に区分して実施。
便宜上、球根は、円柱状の竹4本を、植えてある四隅に植えこむ。
宿根の場合は、半割した竹4本を、R部の中心が植えてある四隅の中心に一致するように植えこむ。
こうすれば、雪解け時に、どれか1本破損しても、植えてあるものを踏むなど、開花を阻害することはない。あるいは、雪解け時等、根腐れでの宿根消失が発見しやすくなる。
画像は昨年7月上旬の庭の風景。
小株の花の苗を中心に四隅に竹でマーキングしているが、画像では、伸びた宿根の陰となり、あまり目立たない。
本来は、庭の配置図を作成すべきなのだが、図面作成するより先に、感覚的な判断で植え替え、補充することが多いため、この方法なら、多少記憶がはっきりしない場合でも、間違うことはない気がしているところである。