北海道は、もうすぐ雪が降ります。
例年、この時期に冬囲いしますが、特にブルーベリーだけは念入りにやります。
ブルーベリーは他の樹木と比較して、枝が不規則なため、きちんと冬囲いしないと雪解け後に枝が折れた状態で春を迎えるため、北国でブルーベリー栽培する人にとってはこの冬囲いが最重要事項となります。
積雪は、最大で2.5メートル。これが3月に一斉に融けだし、ブルーベリーにのしかかります。
支柱は、細いものなら3本束(一本の木に12本)、太いものなら2本束にして、4隅に差し込み、ネットで覆ったのち紐でしっかりと固定します。
金属支柱は雪の重みで座屈するケースがあるため、竹を短く切った支柱を併用します。
紐は一箇所で十分です。紐の両端はほつれ防止のため結んだものを使用します。
支柱、ネットどちらか省略すると、翌春、ブルーベリーの枝は半分以上折れた状態となります。
下手すると、自然に増える花芽よりも、越冬で失敗して枝が折れる方が多い結果となります。