フロックスの苗を20年くらい前から少しずつ購入、庭に植えている。その中で白のフロックスは間引きし捨てるほど増えた。
フロックスの開花時期は、7月に咲くもの、8月に咲くものに大別される。
7月に開花するものは二種。班なしのと班入りのものがある。
班のない花は、鉢についていたカタログでは、水色だが、実際に咲いた色はピンクがかっている。原因はわからないが開花時期の気温が影響している可能性がある。
班入りのものは、玉のような形の班入りの花が咲く。種苗会社のネット通販で購入したもの。最初の1株から20年くらいかかって30株くらいに増えた。
8月に咲くものは、丈が数10cmから1メートル近くに達する、品種的には普通のフロックス。色は数種。開花の色順序は毎年ほぼ同じ。
チューリップの色別開花順序は、赤、黄、ピンク、白の順であるが、8月以降に開花するフロックスの場合は、開花の色順序がチューリップの場合と少々異なる。
まず、ややボタン色っぽいもの、白、朱色の口紅色のような色、班入りのピンク、最後にピンクが開花する。
この順番は例年変わらない。この中で一番壮健なのが白。株分けもしやすい。
水切れに弱く、葉にカビのようなものが生えやすく、なかなか増えないのがピンクである。従って、ピンクの株が一番弱いようである。
少し離れたところから眺める、ふわっとした清潔感ある白のフロックスは、我が庭の夏と初秋の主役である。