鉢物の椿の鉢をいくつか持っており、そのうち、水を遣るのを忘れ、主枝を除き、葉がごっそり落ちた。枯れることを覚悟してみていたら、主枝は青々としていたので水遣りを続けたところ、主枝に予想外に花が咲いた。直後に、椿は枯れた。
注:枯れた椿とは別の椿の幼苗
状況から、椿は、最後のエネルギーを振り絞り残った花芽を開花させることで、枯れることを宿命的に選んだような気がする。
椿が枯れる原因として、一般的には、少なすぎる日光、多すぎる肥料、不適切な土壌、低温が挙げられる。一時的に鉢が乾燥したにせよ、その後は適量の水を与えていた関係で、花を開花させず枯れたのならわかるが、主枝の花が開花した後、主枝だけは生き残ると思っていたが、その主枝が最後に枯れたのには正直驚いた。
次の世代に託そうとして、枯れることを受入れ、最期に花を咲かせたとしか考えられないのである。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます