脳内一人旅日記・改

登山、ロードバイク、一人旅好きのつれづれなるブログ。

格ゲー雑記・5 Mの恐怖

2007年10月15日 | 格闘ゲームとわたし
二度目の大会ということで、前回のようにびびってキャラを変更とかもせず大会に臨みます。


結果は…


前回と同様、何もしないままあっさり惨敗。まあこんなもんでしょう。
しかし、2番目のMはこの日は違いました。前回の時とキャラを変えてきていたんですが、このキャラ、95での対戦では非常に忌み嫌われてたキャラだったのです。というのは、自分自身のリスクは非常に少ない共に効率的に相手のダメージを与えられる黄金戦法みたいなものが存在していたんですね。別に難しい操作をするのでもなく誰でも出来るような戦法です。


極端な話、この一定のパターンに則った攻撃だけを百万回繰り返しても勝てるような感じ。
やられた相手はというと、フラストレーションが溜まる一方だと思います。ワンパターンな攻撃なのに自分はなかなか反撃できないのですから。



しかし、Mは非情にも徹底してその黄金戦法を使っていました。見ているこっちも苦笑いするほど。
勝つためなら手段を選ばず、どんなえぐいことやえげつないことでもやってのける。表向きは卑屈を気取っていますが、その裏には冷たく鋭い氷の刃を保持しています。そのデスブリンガーによる犠牲者は栃木県佐野市に放置された廃タイヤの数をも大きく上回るでしょう。


殺人マシーンとなった彼の活躍で、決勝まで大将であるKまで順番が回らないうちに勝利を重ねます。決勝戦ではさすがに相手も強く、一人も勝ちぬけぬままKに順番が回ってきました。この大会で初めて操作するのが決勝で、しかも後がない状態。一番プレッシャーがかかる場面です。もしこれがぽっくんならとっくにイタイイタイ病になってるところですが、なんちゅーかKはなかなか千両役者ですわな。

まだこの時には一般に知られていなかった超絶連続技を決めてみせる余裕を見せ、ギャラリーから歓声も沸きます。そのまま二人を勝ち抜きお互いの大将戦となったのですが、緊迫した展開の中僅差で勝利を逃してしまい、準優勝となりました。


ぼくがもう少し働いていれば結果は違っていたかもしれませんが、なにぶん四日市ぜんそくなんで仕方ありません。


そうして、大会参加などもしながら格ゲーに明け暮れる日々は続きます。

格ゲー雑記・6 人生を変えたKOF98