脳内一人旅日記・改

登山、ロードバイク、一人旅好きのつれづれなるブログ。

心で伝え合えるもの 

2006年06月12日 | 日常とかつれづれなるままにとか
最近更新が滞っておりましたが久しぶりに書きます。といっても、当ブログの「面白おかしく」という趣旨に反して、しごく真面目な話に終始すると思われます。まあ、たまにはいいんではないでしょうか。

ということで、10日・11日と友人の結婚式で軽井沢に行っておりました。彼とは浪人時代に通っていた予備校で出会い、今現在でも付き合いのある友人、というより同じ目標、同じ大学を目指して受験を共に戦った仲間です。

挙式から出席しましたが彼の幸せそうな顔を見て、嬉しさのあまり涙がキラリ。披露宴でも、両親への感謝の言葉を述べながら泣いている彼の顔見てもらい泣き。加えて、両親(主に父)への感謝を自分と重ね合わせてさらに号泣。まったく、いつから涙もろくなったのかw

その後は他に出席していた予備校仲間4人と軽井沢のホテルに一泊しましたが、酒を酌み交わしながら恋愛話、仕事の話、友人の話、自分の打ち明け話などで深夜まで熱く語り合います。

そして、それぞれ布団に入り就寝というところで、自分一人眠れずにいろんなことを思い巡らせ、また涙が頬を伝います。枕を濡らすとはまさにこの状況ですな。

彼らと最も多く過ごした時間というのは浪人していた一年間だけでしたが、苦楽を共にしたその期間というのは自分にとってかけがえのないものになっていたんだと改めて実感。それは自分が大学に合格したということよりもはるかに価値のある事実でした。

当たり前すぎて忘れてしまいがちだけどものすごく大切なこと、つまり、人との関わり合い、助け合いなしに自分は生きてはいけないなあ、ってことを強く感じたわけです。改めて文字にするのも恥ずかしいぐらいですが。

相手が家族でも仲間でも真友でも親友でも同じですが、絆と呼べるものは確かに存在していてそれを共有している。

これも当たり前ですが、他人の考えてることや気持ちはサイコメトリーでも使わない限り、ほんとのとこは分かりません。言葉で直接伝え合ったとしてもそれだけじゃ分からない状況はたくさんあります。

しかし、直接言葉を交わさなくてもちゃんと分かることがあって、自分だけじゃなくて相手も同じものを感じていて、それを知っているだけで自分は強くなれるんだと、そんなふうに思うのです。

たくさんのプロセスがあり時間もかかる、でも、決してお金では買えない財産を自分が持っていることに幸せを感じた軽井沢の夜でした。


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3 コメント

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それじゃワタクシもNot電波キャラで (TNわん。)
2006-06-12 12:22:56
いつものてらさんとは一味違った、ポエム風の記事に心打たれて、一字一句逃さぬように読ませていただきました。



「絆」・・・この言葉、私も大好きです。お互いを分かち合えて運命を共に突き進もうと、ワタクシはそう思っています。



ワタクシにも5人の同じ道を・・・



長くなりそうなので、いずれワタクシのブログでも続きを書きますよ。

久しぶりに素の自分が出せたコメントさんでした。
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そうだね (いつか)
2006-06-12 14:42:15
初めてコメント残すよん(*´U`*)何かてらサンっぽい文だなあと思って見てました☆歳はいくらか違えど、中身はやっぱり一緒だよねぇと思ったり。共感するよ、色々と(^^)友人の結婚式の後って、ほんっっと考えさせられるよね。
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Unknown (てら)
2006-06-13 02:19:35
>TN殿

誰かと何かを共有するってほんと貴重よねえ。自分だけで喜んだり悲しんだりはいくらでもできるけど、じゃあそれを誰かといったらすごく難しくなる。



よく使われている言葉だけど、「絆」って表現しか思い浮かばなかったな。でも自分なりにその意味を実感したということですかなー。



>いつか殿

おおーびっくりしたw初コメントどうもDEATH!

ちみも分かってくれるか!いやぁ嬉しいもんだね、こりは!なんかこーゆうのってさ、いくつになってもその大切さはずっと変わらないんだろうね。だからこそ、歳はいくらか違えど共感できるのかね。機会があればそのへんも語り合いたいもんですなw

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