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大切な人  2020-04-23

2022年07月19日 | コロナ・ウィルス

パチンコ屋さんが、営業再開?というニュースの中に

入店するお客さんのコメントがあった。

パチンコ屋さんも、それなりに稼がなきゃ食ってゆけない。と、いう

事情があるゆえ、

休業せよ、とは、言いにくい。ことだけど

休業せずに乗り切ろうともくろむ裏には

やはり、入店するお客さんの存在がある。

誰も、来なければ、開けておく電気代だけでも馬鹿にならないだろうし・・・

休まざるを得ない。

 

そのお客さんのコメントを読んでいると

この事件を思い出す。

神奈川県相模原市の障害者施設「津久井やまゆり園」で2016年に入所者19人が刺殺された事件の裁判員裁判で、横浜地裁は16日、殺人などの罪に問われた元職員植松聖(さとし)被告(30)に死刑を言い渡した。

この裁判に当たり、

被害者の家族が

「あなたの大切な人は誰ですか」

と、被告に尋ねたとき、植松被告はなにも答えられなかった。

と、言う。

 

パチンコ屋さんに通う人に同じ質問をしたら、

もしかしたら

植松被告のように、答えられない・・のかもしれない。

 

大切な人を失ってから

後悔することよりも、

もしかして、

大切な人という、存在を認識していないことのほうが重大に思える。

大切な人というなかに、

「自分」も、含まれる。

「自分」が「大切な人」と、認識されない構造は

いったい、どこから、生じてきたのだろう?

 

文化が華やぎ、その隆盛を極めたときに

文化は崩れ去るという。

文化を支えていた人間の

その後ろで

存在の希薄が、病魔より

たちわるく、人間を侵していた。

と、いうことなのだろうか?

 

誰一人、大切じゃない人など、居やしない。

日本の中で、世界の中で

あなたも、わたしも

「大切な人」

そのことを、胸に刻んでほしい。


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