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ESOTERIC X-10WD 取り掛かり中・・2 2020-04-03

2024年02月27日 | ESOTERIC X-10W LTD-Blue

ESOTERIC X-10WD 

まず、修理。

ブロックコンデンサなどは交換したということで、

ほぼ素の状態の音を試聴した。

 

よく作ってある。

と、言う言葉と

聴かせる音にしあげている。

と、言う言葉が高橋の口から洩れる。

 

音作りとして

それ(見事)は完成度を表す言葉かもしれないが

「見事」というより、

「たいしたものだ」

と、思う。

 

実際、6LBの音は、やはり、頂上というか

もう、別次元にいる。

その6LBの素子をX-10WDは、すべて持っていると感じさせる音が出ている。

 

印象でいうと、WADIA6前期型とVRDS25の良いとこどりをしているという感じ。

(聴いたことのない人には、判りにくい説明だが・・)

 

まだ、「素子」をもっているという言い方になるのは、

のびる可能性がみてとれるのと、

その伸びが叶ったら、6LBが叶えてる別次元・高レベル?の

領域に入る才と能力があるということから。

 

素の状態なので、致し方ないが

まだ、深みがでてこない。

表面的な音というのとは少し違うが、

浅さを感じさせない、メリハリ・抑揚のある、表現が

バラエティに富んでいる。

よく7色の声をもつ歌手とかいう言葉をきくが

それに例えられるX-10WD である。

音・メロデイで表情を変えていくところが巧なので

もしも、6LBがなかったら、気が付けない伸びしろ

(逆を言えば、発展途上の部分)だと思う。

 

例えば、高く冴えて透る音が

切り詰まってしまう。

これは、音質改善他で

高く冴えて透る音にできると思う。

辛口の評価に聞こえるかもしれないが

そうではなく、

それらを改善できるという意味合いで書いてる。

だから、

磨かれていない原石状態であるが

そんな原石を作ったという意味で

「たいしたものだ」と、思う。

 

機器によっては

その原石から、怪しい物がある。

その怪しい物をいくら改善しても

「まとも」になるくらいが関の山で

感動する音、身も心も震わす音になれないものがある。

 

いわゆる「素性」という言い方をする部分だ。

 

伸びていない部分(伸びしろ)を

伸ばしてやれば、X-10WD は化ける。

 

他、細かなTEACの創意工夫もあり

これも、功を奏しているのが、こにくい。

WADIAがTEACの部品をのせた事も納得がいくが

逆に

TEACも、

TEACの部品だけでは追い付けなかったものがあるのも判る。

WADIAのDAC基板?を使用したために

さらなる、創意工夫が必要になって

WADIAにおいつこうとしたTEACの心意気が

X-10WD で、花開いた。と、思える。

 

さて、明日からはOH・・そして、音質改善・・

 

伸ばしてやりたい。

と、思わされる機器でもあるので、

ここは、高橋を拝み倒しておかねば・・・

と、いうことで、

「そこんとこ、よろしく!!」

(それが、拝み倒す????)



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