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「お断り」の裏側・・・(再掲載4)

2023年04月07日 | 音質のために

LINNをなおして、MCD7000をなおしたのですが・・・

リピーター機器であるということもあり

一瞬、まっさおです。

と、いうのも、前の履歴がのこっているかどうか・・・・。

HDDをとばしたぶんではなかろうか?

 

ない場合は、転送いただくとして・・・

え?

MCD7000?

それって、CDM-1では?

ピックアップなの?

と、たずねると、ピックアップは大丈夫とのこと。

他部品の経年劣化だったので

ずいぶん、お待たせしてしまった割には

短時間で直せました。

WADIA21/WADIA850のようなギアは、

たいてい壊れているので

治す数も多く

ジュラコンで製作していただいても

ある程度数がまとまるので

交換手数料をいれても

オークションなどで売られているギアより安いときがあります。

(値幅があるので、なんとも・・・)

メーカーでつくるときは

3000とか、5000とか?(もっと?)を

大量注文するので

単価がかなり安いわけですが、

品物がなくなってきて

アフターパーツになると

(たぶん、最初に作ったところはかなりつくって、かなり安かったと思います。

流通経路と品物がないというところで、

元からいえば、驚くような値段になってしまっているのですね)

そのためもあって、金額がアフターパーツほどだとしても

半永久的に壊れない材質で、半永久的にこわれない丁寧で技術力のある、製作力のあるところにお願いして

つくったわけです。

ところが、MCD7000ほかの物はそうはいかず、

ちょっと前のメンテナンスでは、ギア、CDX10000のぶんは、

補修と補強をくりかえしてなんとか、なおしました。

 

代替品や互換品がないものは、時におなじようなギア部分をさがして

合体させたり、壊れないように補強をこらしたりもします。

こういう手間を思うと、

ジュラコンにしろ、アフターパーツにしろ

よほど安いという気がしてきます。

 

MCD7000の問い合わせも多いのですが

ほとんどがピックアップ故障のようで

CDM-1はご自分で入手していただきます。

と、なってしまいます。

その中で依頼を受けた物のCDM-1がないのでさがしてくるとのことで、

お待たせ中のかたでしたが

やっとCDM-1を3台手に入れたのでみてくださいと

連絡がありました。

 

が・・・

膨らんだコンデンサーや劣化したコンデンサーだけ交換してください。

オリジナルのものはのこしてください。

その他もろもろと

思い込みシンドロームでこちらのOHへのやり方を申し出ていたので

代理の一存でお断りしました。

 

まず、劣化したコンデンサーという言い方ですが

すべて、劣化しています。

オリジナルもむろんです。

そのうえで、高橋がもっと音が良くなるように

いろいろと音の良いコンデンサーを使い分けで音造り(OHの時点でも)をしています。

それが、劣化コンデンサーを残したら、だいなしになるわけです。

以前にも、書きましたが

弱ったものを残すとそこに負荷がかかり

他の場所へ悪影響になりますので

全交換になります。

 

結局、本当に音が大事か

ステータスが大事か

と、いうことになってしまい

ステータス大事では、

ろくでもない劣化音をありがたがって聞いているステータス耳になってしまうわけですが、

ここを説得する以前に

いくつもの箇条書きで

ああしてくれ

こうしてくれ

と、書いてきている有様で

はっきりいって、

高橋の音作りを信用していない。

かつ、その高橋の耳・技術力を評価するどころか

自分の思い通りに使いたいだけのようで

これは、

「単なる修理屋さん」扱いですね。

 

良い音を提供するための基本のOHから

劣化コンデンサはのこせという

ありえない考え方に

高橋を使い捨ての修理屋のようにかんがえている部分など

こんな文章を高橋にみせたら

残念な思いをするだけですので

いっさい、見せることなく

(見せたら、高橋の方が断っていたでしょう)

代理の一存でお断りしました。

 

代理にいわせれば、

自分でできないのなら

何も言わずに任せられるところを選びなさい。と言う事です。

どうも、

ちゃんと選ばなかったようですね。

任せられるかどうか、

愛機であればあるほど

厳選していくものではないでしょうか?

 

まあ、さぞかし、

3台もCDM-1を見つけてきたくらいですから

代理の断りに

怒り心頭に発すというところだったと思いますが、

いい加減なOHなどするわけにはいきません。

 

そこをご理解いただけないのは

実際に色々治して、この音だとみきわめたものと

ステータス・オリジナル神話に浸ってしまった方との違いでしょう。

 

いわば、実地論と机上論ですから、

仕方がないことでしょう。

 

OHすると一言で書いていますが

元の物をそのままに交換するだけではありません。

(おまけを言えばメーカーからチョイスを間違っているという恐ろしい場合もありました)

せっかくOH するのだから

元よりも良い音にしていきます。

こういう意味では

単なるOHではなく

音質改善がらみのOHになり

OHだけでも、良くなるわけです。

そして、持ち味を殺さないコンデンサーのチョイスを

いや、もっと、

持ち味を引き出すコンデンサのチョイスを行っているわけですから

オリジナル神話などに

たぶらかされないことを祈ります。

 

現在のコンデンサーは当時の物より

よほど能力も上がっていますので

チョイス一つで

元よりも良くなるものなのです。

そして、この土台ができあがって、

更に良い音を音質改善~で提供できるようになるわけですから、

OHは健康体・・超健康体にすると、いうだけでなく

良い音にしていく土台造りになります。

OHは終わり(ゴール)でなく

OHで、やっと、さらなる音世界へのスタート地点に立つということです。

 


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