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う~~ん…言い過ぎかなぁ 2018-02-22

2023年10月22日 | OHが重要

いまだに、そ~~~~んなことを言ってるんだ!!

と、

目が点になってしまった某所の記事。

コンデンサはオリジナルに変えなければいけません。

 

それは、間違いだとは言わない。

特に高橋

真空管アンプにおいては、

そのセオリーを重視しているから。

 

ところが、CDPやらDACやトラアンプになってくると、

そうはいかない。

オリジナルのコンデンサでは、かえって、音を悪くしている。

と、いうことがある。

実際、基本的には

雑味がなく、透過の良いコンデンサを選ぶ。

オリジナルなど、すでにクオリティが落ちているものが多い。

WADIAにおいては、

回路自体が間違っていたりして

それを直す回路をくみなおしたりという事実もある。

多く、オリジナルはもう手に入らないし

これを手に入れるとなると、かなりの金額になる。

そして、

わざわざ、クオリティー(音抽出の発揮率と考えてもよい)の薄いコンデンサをつけるよりも

もともとの音を率直に引き出す性能の良いコンデンサを使った方がよい。

 

おそらく、

まともな修理屋さん??に触ってもらってないのだろうし

ほぼ、コンデンサ全交換・全半田まし・・という

OHを行っているところは、

CDPでは、少ないだろう。

だから、まともなOHの音も

まともな音質改善の音もしらず

いわゆるオリジナル神話を信仰されていて

仮にコンデンサを全交換しましよう。と、いわれても

ぼろけたコンデンサだけ交換

それも、オリジナルにしてください。

などと、やっているのかもしれないwww

 

WADIAではなかったけど

依頼をうけたものの、ピックアップがCDM1だったので、

(当方ではもう入手不可能なので)

探してくるとのこと。

探し当てたら、今度は

壊れたコンデンサ(膨らんだものとか)だけ交換してください。

コンデンサはオリジナルにしてください。

などなど、箇条書きで、注文が来たので、

代理の一存で断ったことがあります。

まず、

すべてのコンデンサが劣化しています。

壊れたものは、傷口で

病巣は全コンデンサです。

傷の手当だけして、もう駄目になっている病人の

病巣を取り除くことをしないのであれば

それは、OHではないのです。

修理屋さんにでも行ってください。

(修理屋さんに失礼な言い方かもしれませんが・・)

と、いう内容ですね。

そして、オリジナルにしろ。

と、いうことは、

こちらの選択眼・・選択耳

そのほかの技術を信用していないので、

「ゆだねる」ことができないのですね。

スキルは見えないのところでも、いろいろ書いていますが

技術というのは、ある程度、同じくらいの技術をもってないと

記事だけ読んでも、その裏側のスキルの深さ、正確さというのは

判らないと思います。

劣化したコンデンサで構わない。

壊れてるコンデンサだけ直せという考えになる人には

到底、その技術力、選択眼など判らないのですから

ますます、「ゆだねる」ことなどできないのだと思います。

信用できる、できない。などは、

判断できることではないのであれば

ゆだねる、しかないのですが、

それができない。

自分の神話通りにやってほしいのなら

いう通り、やってくれるところに行くしかないのです。

当方は

より良い音質にするということを重点を置いています。

と、なると

劣化コンデンサはそのまま

壊れたものはオリジナルに・・

これじゃあ、メーカーの修理ですね。

メーカー神話というものも根強いものですが、

メーカーは技術力でなく

部品を保持しているという在庫力でしのぎをけずっているので

(そうじゃないところもあるとおもいますが)

OHなどしない、できないわけです。

OHしないで、もっと、音質をよくしないでおかないと

新しい機種が売れないwww

そのメーカーのやり方を踏修していたのが、

つい、最近までのわけです。

CDPが発売されたのが1981年。

そのしばらくは次から次にとCDPが開発され

まだ、まだ、どれにしようかなと買い換えていた時期が続いたと思います。

1987年くらいになってB226などがでてきたわけですが

OHしてでも使いたいと考えるのが

まあ、20年くらいたってからでしょう。

WADIA6あたりも1993年くらいの発売だったと思うのですが

ロングランになり、

中身もずいぶん変わって、前期型・(中期型~過渡期)・後期型(WADIA9のDACとほぼ同じ)

と、なっているわけです。

いつごろかわかってないのですが6のサービスが終了して

当方が2010年に音響部を開設したときには、

WADIAを直せる人がいない。OHする人がいない。

(全然、いないわけではなかったのですが、本格的にCDPをOH~音質改善する人はいなかった)

と、いう状態だったわけです。

そのことを考えても、1990年(最初のCDP のサービス終了時期として)~2010年まで

OH・コンデンサ全交換・全半田まし、などという観念・意識はなく

メーカー神話(メーカーの言い訳?)

壊れたところだけ、直す。オリジナル(在庫部品)に交換。

それが、メンテナンスだと植え付けられて育ってしまっているのですから

OHの意義・意味が判らず、自分の土壌から抜けられない状態になっているのでしょう。

 

これは、WADIA9のOH・音質改善(今はWADIA9(LTD)blueまでいってます)の時の話ですが

当時、世界最高峰といわれたWADIA9のOHはやむないとして、

音質改善しないとWADIA6LTDに劣ります。

と、いわれても、まさか!!としか思わないだろう。

と、いう話があったのですね。

それくらい、音質改善の技術があがっているということ、

オリジナルの音(と、いっても、まともにオリジナルの音は無いという考えです。

オリジナルの音はへたったコンデンサにぼろけた半田が作り出しているものではないわけです)

が、いかに解像がわるく、表現がにごりしているかわからなくなっているのですが

OHで新品時より良い音になって、それでさえ、音質改善が必要といわれるのですから

オーナーさまは、「信じられなかった」と、思います。

そこを「ゆだねて」くださったわけです。

心配されて不自然な音になりはすまいか?

と、問い合わせてくださったのですが、

当方が目指しているのは

いかに「自然な音・活きている音」にするかであり

不自然な音にするのでは、

改善ではなく、改悪でしょう。

そんなものは目指していません。

と、いうことで、音質改善までおこなって

「思い切ってお任せして良かった」と、いう結果になっているわけです。

 

最初の話に戻りますが

結局、ろくでもないメンテナンスしか聴いてないためか?

オリジナルコンデンサが良いなどと

「狭い音の世界」に閉じこもっているのは個人の自由ですが

「狭い音世界」に、誰かをひきいれてしまう発言は

気の毒というか、

この方を

神話伝染病者として

隔離したくなってしまう代理になります。

 

 2018-02-22 15:14:33

 



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