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真空管アンプの入力感度 2021-11-16

2023年11月20日 | アンプへのエトセトラ

メール保存、代理のメールボックスにインポートした分は

完成した。

最後のメールを保存中に、見つけた情報。

アンプはQuadIIとプリアンプと有りましたのでB226の出力レベルとQuad22の入力レベルを調べると

B226は2VでQuad22は70mV(RADIO・TAPE)と成っています。

これはQuad22の入力の感度が高い(内部の増幅が大きい)事を表しています。

この数値ではB226の出力がQuad22の増幅段で間違いなくピーククリップが起きていると思われます。

因みにQuad33も100mVと入力レベルが小さいので此方も同様です。

 

入力感度 Phono=4mV RADIO、TAPE=70mV/100kΩ MicroPhone=1.5mV/100kΩ

 

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真空管アンプの入力感度を

しっかり、判ってないと、

上記、高橋が説明しているようなことが起きます。

今までに、WADIAの改善品をアンプにつなぐと

音がおかしい・ノイズが入る・音が出ない・・・

と、いうクレームが来たことがあり、

それら、すべてが真空管アンプでした。

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でも、他のCDPだったら、鳴る・・・という場合もあるのだろうと思うのですが・・・

WADIAの出力は4Vほどあります。

(出力をあげてやると音がよくなるというのは、

少し意味合いが違ってきますが

トライダルトランスの増設(電圧をあげて・・)など

おこなうと、ひとまわり、ふたまわり豊かな音をだしてくることからも

判ります)

通常のCDPなどは、2Vほどなので、

普通のCDPであれば、鳴るという場合や

時に、通常のCDPの出力がおちていて

上で言えば

2Vが70mVくらいまでおちていたとしたら

Quad22 でもなります。

******

このほかにも、バッファー?やグランドの整備などなどにより、

4Vをうけれる真空管アンプも存在します。

こういう性能部分をしっかり判ってらっしゃらず

有名メーカーの高いものだから大丈夫と思い込んでしまったり

真空管アンプ制作にたけている人が作ったのだからまちがいない

と、考えたり

アンプ側の性能が足りていないとは考えられず

WADIA側に問題がある・・・という風に

捉えられたことが何度かありました。

 

その方たちが

じっくり、こちらに向き合ってくださるといいのですが・・・

では、アンプの入力感度はどうだろうか?

とか、調べなおして

最低限、WADIAのせいではない・・と

理解していただきたいのですが・・・

「うちの真空管アンプの入力感度はこうだよ」

とか、伝えてくださる方がおらず

メーカーものならまだしも

上のように、ネットを調べていくことで

これでは、WADIAどころか、普通のCDPでさえ、鳴らせる能力ではない。

と、判ったり

逆に、それでも鳴るCDPがあるとなれば

今度はCDPの出力を調べれば(たいていが、2Vですが)

出力が落ちてしまっていると考えられるわけです。

 

ところが、

真空管アンプは、個人でも作成できる・・という利点があります。

その場合、入力感度やグランドなどどのようにされているか

まったくスペックがないわけです。

(自作真空管アンプでWADIA LBを鳴らしている人が

話してくださった記事がどこかに在るはずなのですが)

当然、色んなことをかんがえて対処して作っているわけです。

が、こちら側は、

個人作成のものがどういうスペックかはわかりませんし

申し訳ないのですが

WADIAがまともに鳴らない・・・という作り方をされていることを思うと

あまり性能が良くない・・・

言い換えれば、旧(最近は出力が大きくなっているAP機器がある)レコードプレーヤーの

出力に対応している性能で作っている・・・

と、いうことがあり得るわけです。

真空管アンプの表現力では緻密なWADIA-Blueの音世界を再現できない・・という

部分があるのですが・・・

(この話は、またいずれ)

それ以前に「鳴らない」「まともに鳴らない」という状態では

せっかくの改善がむだになるし

それこそ、散財で終わってしまいます。

 

この点からも、

率直なトラアンプ

(色付けのないトラアンプ)をお勧めしているのですが、

今回、Quad22・・という

真空管アンプと、いうことで、

最初は・・・(調べるまでは)

Quadが、まさか、変なアンプを作るはずがない

と、考えていました。

が、スペックをみると・・・

簡単に言ってしまえば

CDPが出るまでの音楽ソース(レコード・テープ・ラジオ?)を

ターゲットにしていたわけで、

CDPの存在・使用は想定されていないわけですから

そこに、CDPを繋ぐのは、無理だったのかもしれません。

 

それ以上のことについては

此方では判らないことが多く・・・

そして、オーナー様もうすうす判ってっらしゃるようで

再送されたB226-Blueは

問題なく、こちらのトラアンプでは鳴っており

(良い音でした♪)

それを報告すると

「そちらでは鳴っていますか」

と、いう言葉でした。

このことについては

代理は何度か

うちにあるトラアンプをおくってみる?

とか

トラアンプを追加されるように話してみたら?

とか

高橋に尋ねたのですが

「それは、ご自分でどうするか、判断されることだ」

・・・と。

どういうんだろう・・・

「こちらは精一杯の良い音(CDP・DAC他)を提供するだけだ」

と、いう言い方が返ってきます。

その良い音を100%再現できるシステムにするか、しないかは

その方の自由・・なわけです。

(ま~~過去形ですが

本当によい音を再現してほしくて

かなり、突っ込んで

話をして・・・変えていってくださった人も居ましたが・・・)

厳しいと言ったら、ちょっと違うかもしれないけど

極めたいと思うか、思わないか

それも自分で行うものでしかない。

根本の音・音世界を渡したのだから、

それを育てる??

開花させるのは、「自分でしかない」

と、いう。

「自由」があるかわり

「責任?」(ちょっと、違うな・・・)

「結果」も自分にある。

と、いうことであり

果樹じゃないけど、良い場所を選んで

しっかり根付くようにさせて

手入れをして・・・と

あとは、自分の領分なんだよ。

と、言うことかもしれない。

*******

内心、一言でも

「トラアンプできいてみませんか?」

と、言ってあげたら良いのに・・・と

思いもするんだけど

それを、自分で選択することこそが、

貴重なことではないか?ということなのだろう。

簡単に

じゃ、そうします~~~~ぅ と、いうのじゃなくて

色んな煩悶

この真空管アンプでは、ダメだというところに行くまでに、

悲しみやともに過ごした日々・うれしさやら

色んな煩悶をもたらしてくるはずだろう。

愛機であればあるほど、

簡単に決別(APで使うのとは別にして)できないのが本当だと思う。

だからこそ、

自分で先に進む(トラアンプももつ)ことが価値になり

自分で掴み取った物事になるのだろう。

高橋は、その過程こそ大事だと思っているのかもしれない。



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