ステーシス回路のすごさというんでしょうか。
このあたりは、実際に聞いた人じゃないと判らない部分ではあるのですが・・・・
低音の響きなど
たとえて言えば、雷が轟くような音・・・振動を鳴らしてきます。
が・・・・。
いろいろ、スピード、立ち上がりの速さ、6LTDの性能のせいかもしれないけど、
ある意味、鋭すぎるwwww
ステーシス2を導入しようか
と、思っていながら
ふと、考え込んでしまった。
「音楽的・観賞用に使うなら、これに勝るアンプは無いと思う。
だが、当方のCDPの個性を聞き分けるということを
基準に考えると
ステーシス2では、どのCDPでも、よく聞こえさせてしまうため
却って、CDPの個性が判りにくくならないか?」
ふと漏らした言葉を高橋も考えていたようである。
ほぼ、同じ言葉が2,3日後に帰ってきた。
確かに、鑑賞用として考えたら、迷わずステーシス2を導入する。
だが・・・と・・・。
当方のサイテーションは高橋の変更により
CDPの音を忠実に再現してくれている。
このおかげもあって、
CDPの性能次第で音がかなり良くなるということが
はっきりしてきて
性能を引き出すことに成功している。
実際、WADIA6LTDからはかなりの音が出ている。
このあたりを以前は
真空管アンプの音にちかい。と、いったが、
これも、すこし、違う。
最近、あるCDで感じたことである。
(このCDの話はいずれ・・・)
自然な音。生っぽい音・本物以上の臨場感。
など、たとえはいろいろあるが、
このCDで、
音質改善までのWADIA6の音をきいていて、
WADIA6LTDに変えたとき思った。
口をついてきた言葉が
「音がイキテイル」だった。
イキテイルは
生きているでもあるし、活きているでもあろう。
音に生命力・命を感じるのである。
生っぽいという言い方は
あるいは、死んでいるwww
刺身は刺身であっても、活き作りであるのだろうけど
それは、やはり、生っぽいという範疇になろう。
ところが、6LTDからでてくる音は
まさに、
「イキテイル」
ひとつの生命体といっていい。
その生命体の存在を明らかにするのが
サイテーションである。
もしかすると、
ステーシス2では
「渾身の生っぽさ」
「限りなく生に近い生っぽさ」
と、いう活き作りという料理されたものになるかもしれない。
そう考えると、
見事な料理人という意味合い
鑑賞用としては、ステーシス2は手放しでほめる。
だが、当方のWADIA6LTDの真価を表現できるサイテーション
と、いうことを考えると
導入は見合わせようではないかという結論になってはいる。
完璧な料理人に下手な指図をあたえるような馬鹿は無い。
もうすこし、
ランクを落として
ステーシス回路の良さをそのままに
ネルソン・パス設計の回路が乗っているものを
さらに、もっと、CDPの音を忠実に再現するように変更をかける。
いや、変更がかけられるか確かめてみたい。
と、いうべきだろう。
今回、何度かに、渡って、
ステーシス2の実力と
当方のサイテーションの実力を比べてみたが
当方のスタンスには、ステーシス2は宝の持ち腐れになる。
もしも、
音楽鑑賞という意味合いで
WADIA6などのCDPの性能を上げるということを考えない立場だったら
WADIA6LTDにどこまでの性能が出ているかを追及しない立場だったら
まちがいなくステーシス2がほしいと思っただろう。
ん?
つまるとこ、
当方のシステムはWADIA6LTDの音をどこまで表現できるかということが
基本であって
このおかげで
「生命体」に遭遇できたといえるわけだ・・・。
無論、サイテーションばかりでなく
プリアンプやSP・ケーブル・その他(アンバランスコントロールアンプ?)
どれ一つとっても
高橋の手がはいってないものはなく
唯一無二の
MONO職人によるトータルシステムができあがっているわけだから
これは、音に命が吹き込まれても不思議ではないのかもしれない。
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