過去に、他にもあったことだけど、
不調を訴えてこられる機器に
諸事情により、殆ど聴いてない。と、言う物があった。
確か、常時通電はおねがいしていたし、
特に、WADIAは出来れば、フル稼働が望ましい。
このことは、トップギア走行とかいう記事の中でも書いている。
当方のプロト(WADIA6LTD(改))など、
来た時からすでに、ピックアップが載せ替えられていた物だったから
2008年?より前に交換されていたはずで、それから、6年以上
24時間×6年以上をフル稼働していて
ピックアップは来た時と同じ数値で
エージングも進み
最終的にLTDまでもっていったわけだけど
全体的にいえばBlueには、まけるが、
あるコンデンサのおかげで、
情感的な表現はピカ1だった。
じつは、そのコンデンサを使いたかったのだが
これが、手に入らない。
当方のプロトと他・・・何台かに付けただけ終わっている。
驚くことに、2個~4個くらいで、効果が上がるので
ぜひとも、と、ごねまくったが
無理だった。
ネットを探しても、メーカーを探しても
いっさい、姿が出てこない。
噂にも、登って来ていない。
無い物を探すよりも、それ以上の性能のものを探すことにした結果
Blue化が完成したので、ひょうたんから駒になったというところでは有る。
話がぞれたけど、
単身赴任先にもっていけず、
家族は留守宅の機器にはノータッチ。
そんな状態の機器が調子が悪いとなり
治したのだけど、
原因は「聴いてない事・稼働して無い事」だった。
ずいぶん前にA727だったか・・・
20年?くらい使用されていなかったものもそうだった。
出所は、放送局とかなので、
新品で購入して、放送終了?により使わなくなったものを
倉庫にでも置いていたのだろう。
中味はぴかぴかで奇麗だった。
ところが、あちこち、壊れている。
(治したら、往年の音がでてきていたので
音質改善もなし・・・結果的にはOHもなしということになった。
OH必須というものの、OHする必要がないものは、OHしたくてもできないWWW)
つまり、聴かない・電気を入れないという状態でも、
壊れる、のである。
これをオーナー様がみずから行ったら
当然、あちこちに支障が起きる。
今回のリピーター機器はあちこちに支障がでてきていた。
そこで、高橋
「ちゃんと、通電して聴いていたら、不具合がでたとしても、1個所。
こんなに、あちこちに支障がでるということは、聴いてない・かけてない」
と、たずねてみた。
すると・・・
レコードとかビデオばかり聴いていた。
との、返事が返って来ていた。
さすが、画像付きの媒体とCDPを比べるわけにはいかないが
(用途が違うので)
レコードとか聞き続けて、CDPのエージングが進まず
なおさら、CDPを聴かなくなったのだろうと思われる。
おまけを言えば、WADIAになると72時間はアイドリングが必要で
少し、つけては、消す。などをやっていたら
なおさら、レコードのほうが良い音に思えてしまう。
レコードを超す音を出してくるところまでいきつかないまま
聴かない状態で、とうとう、支障をきたしたというところである。
ただ、色々、処分されたようで、
WADIAだけ残して、A730辺りも処分したとおっしゃられていたのが救いだった。
ネームヴァリューでチョイスしてしまうと
A730 のほうを残しかねないWWWW
この機器は、当方では、扱わない機器である。
伸びしろも薄いし、造りも良くない。
問い合わせが有ったら
お断りしてしまう機器なのである。
それを手放し、WADIAのほうのグレードアップを選択されたということは
耳は確かであると思われる。
ただ、エージングをしていなかったのが、運の付き・・・
今度はしっかりと、常時通電とエージングをお願いして
レコードなど、聴かなくなった(は、おおげさだが)という言葉を頂きたいものである。
ただ、もうひとつの心配は
レコードの方が良いという方にありがちなのが、
真空管アンプを使用されている場合が多いという事。
真空管アンプの弊害といってもよいかもしれないが、
緻密な音や本物の低域などを聞き分けられる耳が育ってない場合があり得る。
その部分でも、レコード+真空管アンプの揺らぎに慣れてしまっているのかもしれないので
心して、低域やら、成分やらに耳を傾けてほしいと思う。
もっと、いえば、
WADIA6改LTD-Blue 58台目
に、かいてあるとおり、なので。
持っていなければ
できれば、素直なトランジスターアンプを入手してほしい。
案外、値段の安いトラアンプのほうが、
変にメーカーの個性注入がなく
増幅器としての機能は充実しているということがある。
(スタンダードというべきかな?)
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