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SONY CDP-R3の検索がある(再掲載3)

2024年03月02日 | SONY関連

SONY CDP-R3の検索がある。

最近はめったに見かけなくなった気がするのは

代理だけかもしれない。

この機器については、OHだけでは、

残念な音でしかない。

そんなので、たぶん素のままのCDP-R3なので、

手放す気になって、オークションにでてるなと

調べてくると、出ていました。

1988年発売当初30万の製品ですから

かなりの人気を博したと思います。

http://1ikkai.com/さんによると

1982年10月1日は世界初のCDプレーヤーが発売になった日。ソニーのCDP-101と日立Lo-D DAD-1000とデノン DCD-2000。価格はソニーが168.000円、日立とDENONが189.000円だったそうでです。CDプレーヤーの発売と共に世界初のCDソフトが発売されたのも同じく1982年10月1日。CBSソニー、Epicソニー、日本コロンビアから全60タイトルが発売される。

と、ありますから、CDの市場も開拓され、充実した1988年頃は

まさにCDPのゴールデン時代の幕開けだったと思います。

CDP発売当初から

競争相手にDAD1000などがあったのは、厳しかったと思います。

このためもあって、SONYの威信をかけて

CDP-R3を作り上げたと思います。

 

ところが、30年近くたってみますと

高橋のブログから抜粋ですが・・・

CDP-R3は物作りの観点から見ると良く作りこんでいる機器だと思います。
筐体はガッチリと作られ各基板はお互いのの干渉を防ぐように鉄板で仕切られています。
アルミだったら尚良かったと思いますが、この作り込みにアルミ材の多用ではコスト的には厳しく成ってしまいますね。
CDドライブユニットもガッチリしたフレームに縫い付けられていますので良いですね。

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表示・操作部分も丁寧につくられています。

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使用部品も音に良いと言われた抵抗やコンデンサを惜しげもなく使われています。
ならば音も良いだろうと思ってしまいますが、残念な事には音が部品に比べ今一歩です。
この位のクラスであればもっと良い音が出てほしい物と思っていたのと、
S氏のオーバーホール依頼の文面からも何とかしなければと思い立ち、今回は事後承諾になりましたが音質改善を実施しました。

blog_import_53b8db44b0bcd.jpg
今回の音質改善をチャレンジして思うのは、使用している部品が良い物の場合は交換するオペアンプ等もそれに見合う物でないと効果が出ない事が良く判りました。
これでCDP-R3も満足して頂けると思う音が出る様に成りましたので、今後は音質改善の提案もさせて頂こうと思います。

*********

悲しいかな。

古い機器は

音質改善までもっていかないとまともな音が出ません。

もちろん、OHをしないと

劣化半田、劣化コンデンサ・・で聴く音なのですから

聴けたものじゃない。

と、いう音に成っているのがほとんどでしょう。

音質改善を行うと音が変わって良くないなどというのは

たわけた俗信でしかないのですが

このあたりを、信じ込む人が多いこと。

それが、昨今、機器が古くなり

逆にコンデンサひとつ、オペアンプひとつ

性能も精度もあがってきていて

ーなんとか、良い音にならないかーという希求を

満たすことができはじめると

音質改善は当たり前になってきて

その音質改善も、

母体のコンデンサ全交換・半田全基盤増し

と、いう

OHがあってこそと言う事が必須だということも

かなり、理解されるようになってきたと思います。

 

多くの機器が古い劣化音になり

物足りないと手放されることがあるようですが

むしろ、古い機器の方が

音質改善など手の尽くしようが有ります。

WADIA861などに成ると

スイフトカレンの機構他、

まともな音質改善を施せない機構に成っています。

この機器では、もう向上が難しいわけですが、

古い機器は音質改善を施せる構造に成っていることが多いと思います。

 

手放す前にどこまで音が向上するか

知らずに終わるというのも

劣化した音をその機器の音だと思い込むのも

残念なことだと思います。

 

******

2018年5月25日・追記

******

2017年1月・・に、WADIA6改LTDにblue化が追加され

このことで、出せる音質の格がぐんと上がってしまいました。

以後、WADIA以外の他の機器にも

blue化の手法を一部取り入れることが可能になり

音質は目覚ましく進化しました。

これが、かえって、CDPR3やもう一つ上のR1(セット)の

伸びしろとの差を露呈させることになりました。

 

通常の音質改善を施工しても、

お金がもったいないと思う音にしかならないので

当然、

OHだけでは、もう、どうにも聴けない音でしかありません。

結局、苦肉の策として、

とことんの音質改善を行うことを条件に

OHと音質改善を行うということになりました。

 

と、いうことですが、

実際、WADIA6(今、少し高くなっていますが)のオークション購入代金+

OH代金と同じくらいの金額をかけて、

WADIA6 OHよりよくなるかどうかです。

 

実際、とことんの音質改善がどのくらいの音質になるか、

判りません。

ことごとく、依頼があったものに、

OH(むろん不具合対応の上)と、とことん音質改善を提案(条件?)すると

皆様、断ってきます。

 

それだけのお金をかけて、WADIA6OHくらいの音。

WADIAの音質改善はLTD化の一部を定番にしたため

間違いなく、

音質改善のWADIAには、勝てません。

 

SONY面々では、WADIA OHくらいの音までが歩留まり・頂上であるのに

WADIAは、

まだまだ、LTD化仕様音質改善・LTD化・blue化(他にも、まだある)という「希望・期待」をもてる分だけ

なおさら、SONY面々ではそこまでの音にしかならないのなら、

辞めておこうということになるのだと思います。

 

WADIAをお持ちなら

OH+ピックアップ交換/音質改善(LTD仕様)/

くらいのところまで行く代金で

SONY面々は

WADIAのOHちょい上かな?(と、いう予測)

では、正直、散財でしかなくなるわけです。

このことを考えると

正直、お断りしたい機種なのですが、

愛機を、なんとかしたいというお気持ちを考え

OH+音質改善(とことん)をされるなら、

受けますということになっています。

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