咬みつきの抑制の大切さ
仔犬と暮らし始めたばかりの新米飼い主の手を見ると、仔犬の歯が当たってできたと思われる細かい傷がたくさんできていることがあります。
仔犬の遊びは、ほとんどが口を使ったものです。
これは人間との遊びであっても、犬同士の遊びであっても同じです。
仔犬は本気で相手を咬むことはありません。
ソフトに、甘えるように咬むことから、一般的に「甘咬み」と呼ばれています。
これまで日本で紹介されてきたほとんどのしつけ法では、咬むという行為はすべて悪であり、たとえそれが甘咬みであったとしても許してはいけないとされてきました。
仔犬に「咬むことを禁止する」のではなく「安全な咬み方を教える」というものなのです。
犬とじゃれあうことによって仔犬は咬みつきの抑制と甘咬みを発達させます。
仔犬が咬みついて相手から適切な対応を受ければ受けるほど、安心できる成犬になります。
一方、仔犬の時にじゃれあいをしなかった仔犬のほうが、成犬になって咬みついた時相手に深刻な傷を負わせる可能性は高くなります。
じゃれあいの場合、双方の犬に傷ができることはありません。
これは犬たちが、相手に傷を負わせないように口を上手に使っているからです。
この「咬みつきの抑制」を仔犬に教えることが、飼い主にとってもっとも重要な義務だと思います。
犬幼稚園 BuddyDogは 『犬と猫と人間と』を応援します。
ユーロスペースでの公開が11月20日(金)までと決定しました。
ユーロスペース Tel : 03-3461-0211
ぜひお早めに足を運んで下さるよう、お願いいたします。
そして、11月のゲストの発表です。
●11/5(木)13:40の回終了後に杉本彩さん(女優/作家)
●11/8(日)16:10の回上映後にマルコ・ブルーノさん(出演者)
●11/14(土)16:10の回上映後に穴澤賢さん(ブログ「富士丸な日々」)
上映時刻 11:10/13:40/16:10/18:40
ゲストはやむをえない都合により変更になる場合があります。
最新情報はオフィシャルサイトにてご確認ください。
猫好きおばあさんの「不幸な犬猫を減らしたい」という思いから、この映画は生まれました。
そして、犬と猫をめぐるたびが始まります。
完成までには4年が費やされました。監督は、『あしがらさん』の飯田基晴さん。
犬と猫が歩くような視点から、人と犬猫の関係をしっかり見つめます。
鉄柵の向こうから悲しげな目で見つめる犬、行政施設に持ち込まれる生まれたばかりの子猫たち。
さらには、動物愛護先進国・イギリスの姿、捨てられた命を救うため奮闘する人々の苦悩。
そんな重苦しい現実の合間に描かれる、動物たちのほのかなユーモアが心をほぐしてくれます。