ありがとうのブログ

毎日、家族や仕事関係の人たちとのふれあいで感謝していることをつづります。

メモメモ

2019年03月01日 08時12分40秒 | Weblog
ゆるゆる倶楽部より抜粋


一般に「外食業種」では、二つの大きなムダがつきものです。

お客さんの数が予測できないから、どうしても食材を多めに手当てし、それが在庫として残れば「廃棄ロス」というムダが生じます。

また、忙しかったりヒマだったりで、人のほどよい配置がままならず、どうしても、「人件費」のムダが生じます。

せかいさんのお店では、これらの「ムダ」をものの見事に解決。

「あつらえ」「ただめし」「まかない」「おすそ分け」の4つです。

「あつらえ」は10種類ほどのメニュー表の食材から、2つを選んで、小鉢にあつらえてもらいます。

「温かいものが食べたい」「ちょっと喉が痛い」など、その時の気分や体調に合わせて調理してもらえます。

「ただめし」は、入口壁にただめし券が貼ってあり、困ったときには、誰でもそれを利用できます。
なぜ「ただめし券」があるのか、それは次の「まかない」に関係しています。

「まかない」は、ランチタイムや閉店後の片付けなどを50分間手伝うと、定食1食分をタダにするというシステムです。

ただめし券は、”まかない”をした誰かが、自分が食べる代わりに置いていった一食です。

最後に「おすそ分け」です。

未来食堂では飲み物の持ち込みが出来ます(持ち込み料はいりません)。

ただし、持ち込んだ物の半分は、お店や他のお客様におすそ分けしてね、というシステムです。

お茶を入れるのも、おひつから白飯をよそうのもセルフサービスです。

お店側の手間が減り、お客さんも自分の好きな量を食べられるわけですね。

「あつらえ」で食材の廃棄ロスが大きく削減されます。

「まかない」で人件費の増加を防げます。

それに加えて、「ただめし」や「おすそ分け」には、人同士の思いやりや、嬉しさを共有しあう精神を感じさせます。

大げさでなく、僕らの「未来社会」は、こんなコミュニティでありたい、そんな方向を示唆するコンセプトがある。



どこかで、珈琲代金を一人分以上大目に支払って、珈琲代金を支払うことができないホームレスの人に寄付するというお店の例をアレンジしたのかしらん。

このシステムはいいなあ。
食材ロスがなくて、お店へのお客様の愛情から成り立っている。
今度、このお店に行ってみよう。

すべてに感謝。


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