物事の多くは、基本と応用があります。
作法のように基本だけを研ぎ澄ませていくものもありますが、
基本があまり役に立たない、と感じる日常シーンも多いものです。
例えば、お料理では、教科書に載っているような基本的な知識がなくても、十分においしいものは作れますし、PCの基本を理解していなくてもWINDOWSを使いこなしている人はごまんといます。
そういった中でついつい置いてけぼりになっている基本ですが、
そのものの「本質」を、描いた設計図です。
本質は基本的に言葉にならなくて、人に伝えることは困難です。
ですが、基本の中に本質があります。
本質を知るには、基本に忠実であることが一番なのです。
そして基本に忠実である人は気高く見えるものです。
基本に基づかない応用は、華やかに見えても長く続きません。
基本には、それが基本となる意味があります。
本質のそばにあるからです。
私たちは本質を知ることはなかなか難しいのです。
ぜひ基本を大切にしてください。