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手作りアクセサリーショップlu-x(るっくす)の店主ホイミのつぶやきブログ
  ~他ブログよりお引っ越ししてきました~

ぷち旅~九州編(後編)*8 高千穂神社とムチャなお話のおまけ付

2011年05月15日 | ぷち旅


こんにちわ~^0^

ぷち旅~九州編(後編)*8 でぇす!

ザーザー降りの雨の中、愛車君のゴハンお預けで向かった先は
高千穂神社。

高千穂峡からほんの数分のところにある。

拝殿


この高千穂神社は、巨樹百選に選ばれる程の大きな木がたくさん有り、
こちら↓は、秩父杉で樹齢800年 

大きすぎて、幹しか写せないゃ;;;

そして、こちら↓は、夫婦杉


根元のところが繋がっている双子杉です。
よくあるっちゅうたらよくあるんですが^^; こちらは、
三回まわってワン!と言うと・・・と言うのは、ウソで、

男女が手を繋いで樹の周りを3回まわると、家内安全・夫婦円満・子孫繁栄と3拍子の恩恵を受けることが出来る。(らしい)

ホイミ達が手を繋いでまわったかどうかはご想像にお任せしときましょう。
(3回まわってワン!は、やってそうだって? ( ̄▽ ̄;)ゞぽりぽり)

拝殿の奥に本殿がある。(もう常識だネ。)

丁度神主さんと巫女さんが何かの神事をしているところでした。

高千穂神社の御祭神は、大勢!!!

・高千穂皇神
瓊々杵尊(ニニギノミコト)・木花開耶姫命(コノハナサクヤヒメノミコト)・彦火火出見尊(ヒコホホデミノミコト)・豊玉姫命(トヨタマヒメノミコト)・鵜葺草葺不合尊(ウガヤフキアエズノミコト)・玉依姫命(タマヨリヒメノミコト)
・十社大明神
三毛入野命(ミケイリノミコト=御毛沼命、ミケヌノミコト)・鵜目姫命(ウノメヒメノミコト)・〔太郎命(タロウノミコト)・二郎命(ジロウノミコト)・三郎命(サブロウノミコト)・畝見命(ウネミノミコト)・照野命(テルノノミコト)・大戸命(オオトノミコト)・霊社命(レイシャノミコト)・浅良部命(アサラベノミコト)

中でも瓊々杵尊(ニニギノミコト)・木花開耶姫命(コノハナサクヤヒメノミコト)は、伝説の多い、有名な神様です。

この二人のお話を最後におまけで書いておきますね^w^

土砂降りがどんどんヒートアップし出したので、少し軒を借りて、雨宿り。

さっき神事をしていた巫女さんが傘をさして横切り、間際に『こんにちは^^』と声をかけられた。 

巫女の姿をしていると、女性は美人に見えるもんだな。。と、同姓ながら、うっとり見ていたので、見透かされたのかと、ちょっと焦って、

(。・ω・。)こ・・コンニチワ;; と、声がうわずってしまったじょ( ̄▽ ̄;)ゞアセアセ

(巫女の姿をしてなくても清楚でキレイ系な女性だったのだょ^^)

さて、いくら待っても雨はおさまらないな・・・

高千穂神社のお参りも済ませたのでそろそろ行こうか。

随分お待たせ愛車君!
ゴハン(ガソリンスタンド)を見つけに行こう!

次の目的地の天岩戸神社の方向へ走り出します。

ナビさんによると、あと少しの所にスタンドがあるはず。。。


 うぐぐ。。。無かった(T▽T) 有ったハズのスタンドは既に姿は無く別の建物に変わっていた。

 キー!angerangerangeranger無いじゃないかー!!! ホイミのストレスも上昇気流↑↑pikapikapika

 あともう少し走ると、最後のひとつがあるようだが・・・有るのか・・・
  ストレスは最高潮↑↑bombbombbombbombbomb
 雨も猛烈に降るもんだから、余計にangerangeranger

angerキリキリangerしながら進むと、ガラガラのスタンドを( ̄ー『+』) 発見!! ヨカッタ・・今度は有った。(ホッ)

 ヤッホー! 愛車君 ごはんでつよ~♪(((((((o≧▽≦)oオマタセー!
 (こんな時は、リッターいくらだとか細かいコトは言ってはイケナイ。苦笑)

 ガソリン満タンにしてもらって、これで帰りも余裕ネgood

 と、ゴキゲン↑↑になったホイミ。

 途端に人間がぐ~ん!とデカくなる。
 ガソリンが満タンになると、もう安心だ♪

 もうどこにでも行ってあげるわよぅ♪ うふふふふヾ(*´∇`)ノ ルンルン♪
 
 スタンドを出たら、おや? 雨がパタリと止んだ。

 ラッキーw(=^エ^=)w

 さっきまでの土砂降りがウソの様に雲が去って行く。

 助:『オマェ、天気まで操るようになったんか?』

 ホ: まさか~グーゼンだよぅ~~((((((〃 ̄З ̄)ノ

 ヤッタネ! お天気復活したから、天の岩戸へレッツゴー!( ̄∀ ̄*)イヒッ

 助:『ホンマ、解りやすいセーカクやな。』

 ホ: ほっとけ!


少し離れたところに、『天の岩戸神社』があります。

次は、そちらからご案内しましょう~(=^エ^=)w

 今日はここまでネ。

==========


~~瓊々杵尊(ニニギノミコト)と 
   木花開耶姫命(コノハナサクヤヒメノミコト)〕のお話~~

古事記の一節から。

大昔、神様がこの日本を仕切っていた頃、
神様の中でも一番上位の神様:天照大神(アマテラスオオミカミ)は、
九州で有力だった豪族達を荒ぶる神と称しヤマトオグナ(後、ヤマトタケルと改名)を派遣する。

ヤマトオグナは小ズルい方法をも使いながらも、荒ぶる神達の討伐に成功。

その報告を聞いた天照大神は、太子の天忍穂耳命という家臣に九州は平定されたから、ソコを拠点にして統治しなさい。と命令します。

しかし、太子の天忍穂耳命は、丁度、自分の子で生まれたてのニニギノミコトが居るので、その子に行かせたいと願い出ます。

ま、どっちでも良いから、行きなさい。ってコトで、幾人かのお供をたずさえてニニギノミコトが高千穂へ降り立ち、住居(神殿)を構えて統治することとなりました。(天孫降臨のお話より)

ある日、ニニギノミコトが、気持ちよく散歩をしていると、めっちゃ美しい姫にバッタリ出会いました。
 「あなたはまるで可憐な花のように清らかで、何とお美しいのでしょう」
 ニニギノミコトはひと目でその娘に一目惚れしちゃいました。
 「キミの名は何と申すのじゃ?」

 「私は山の神オオヤマツミの娘で、コノハナサクヤヒメと申します」

 「キミに兄弟はいますか?」

 「はい、イワナガヒメという姉がおります」

 名前のとおりに、まるで花が咲いたように美しいコノハナサクヤヒメに、ニニギノミコトはすぐに結婚を申し込みました。

 コノハナサクヤヒメにしてみれば、ニニギノミコトは何といっても天つ神の皇子でりっぱな若者。しかも自分に好意を持ってくれることをとてもうれしく思いました。
 そこで、コノハナサクヤヒメは
 「私もあなたと結婚したいと思いますが、突然のことですから、父のオオヤマツミの許しをもらわなければ・・」

ニニギノミコトはさっそくオオヤマツミのもとに使者を送り、コノハナサクヤヒメと結婚したい気持ちを伝えました。

父のオオヤマツミは でかした!我が娘!と大そう喜んで、結婚を承諾。

早々にお嫁入りとなりました。
しかし、この時代は、妹か姉のどちらかが先に嫁いだ場合、残った方も、一緒に嫁ぎ先へ付いて行くという風習がありました。

今回のケースでも当然、コノハナサクヤヒメと一緒に姉のイワナガヒメも付いてきます。

しかし、ニニギノミコトはイワナガヒメはあまりベッピンさんでは無かったので、気に入らず、実家に帰ってちょうだい。とそっけなく戻らせてしまいます。

その行いにカチンと来たコノハナサクヤヒメは、
「天つ神の御子のお命は、木の花がはかないのと同じようになるでしょう。」と予言しました。

よって天皇家の方々のお命は神様のようには長くはならなくなりました。

とりあえず、ニニギノミコトとコノハナサクヤヒメは、めでたく結婚しました。

そして“八尋殿(やひろでん)”という大きな御殿で、初めて二人だけの時間を過ごしました。しかし、夫婦としてともに過ごすことができたのはこの一夜だけです。

 一夜明けると、ニニギノミコトは反乱をくり返す人々を倒す戦いへと出かけてしまいます。

 時が過ぎ、やがて、戦いに勝ったニニギノミコトが帰ってきました。

 この時、コノハナサクヤヒメのお腹の中には、ニニギノミコトとの間にできた赤ちゃんがいました。
 「あなたが無事に戻ってきたことと、あなたの子どもを授かった事は、言葉にできないほど嬉しい。」 と、久しぶりに再会したニニギノミコトにコノハナサクヤヒメは言いました。

しかし、ニニギノミコトから返ってきた言葉は・・

 「何だって??たった一夜だけ夫婦として過ごしただけやのに、子供が出来るなんてアリエへん! 私の子ではない!私の留守の間に他の男の子を身籠るなんて!!なんて女だ!」

 「何をおっしゃいます。いとしいあなたの子だからこそ、たった一夜で授かったのです。うるうる。。」

 愛するニニギノミコトから疑われたコノハナサクヤヒメは、とても悲しみました。ニニギノミコトのひと言はコノハナサクヤヒメの心をとても傷つけてしまったのです。

そしてお腹の子がニニギノミコトの子であることを証明するために、
自分と、生まれてくる子までをも危険にさらす覚悟を決めたのでした。
 
 コノハナサクヤヒメは
 「私はこれからお産の準備をします。もしあなたの言うとおり、生まれてくる子どもが他の男の子であるなら無事に生まれては来ないでしょう。しかし、天の神の子であるあなたの子であるなら、たとえ火の中でもきっと無事に生まれてくることでしょう」

 こう告げると、コノハナサクヤヒメは出口のない大きな産屋(うぶや)をつくらせました。
そして中へ入ると、まわりを土で塗り固め、籠もってしまいました。

 やがて出産の時が来ますと、コノハナサクヤヒメは産屋に自ら火を放ちます。そして、燃えさかる炎の中で三人の男の子を産みました。

 三人の子の名は、火が燃えさかる時に最初に生まれた子がホデリ(火照)。次に火の勢いがより強くなった時に生まれた子がホスセリ(火須勢理)。最後に火がおとろえてきた時に生まれた子どもがホオリ(火遠理)。と名づけられました。
後に、ホデリは海幸彦、ホオリは山幸彦と呼ばれるようになりました。

 こうしてコノハナサクヤヒメは炎の中で無事に三人の子どもを生み、身の潔白を証明させたのですが、ニニギノミコトから疑われたことにひどく傷つき、それからもニニギノミコトに心を開くことは無かったのだそうです。


一夜で懐妊して しかも3つ子で・・・誰でも疑ってしまいそうですが。。。。

 否! 母は強し。 ですね((((((≧∇≦))))))

 あ、コノハナサクヤヒメも神様(地上の人間タイプ※)なので、こういうムチャは有りなんスょ。

 ※地上の人間タイプ
 天上の神様は、男も女も神を産みますよね。ちょっと目を洗ったら天照大神や月読が勝手に生まれてくる。。みたいな(笑)

 でも、地上の人間タイプは至って人間っぽく神様を産むわけですな。
  (十月十日で生まれてくるかどうかは知りませんケドね。。ぼそっ。)

  神話(古事記)って結構 ムチャでしょ( ̄▽ ̄)ゞぽりぽり

 
   お・し・ま・い。

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