ハンドメイドlu-x(るっくす)

手作りアクセサリーショップlu-x(るっくす)の店主ホイミのつぶやきブログ
  ~他ブログよりお引っ越ししてきました~

科学的分析と伝説~月に願いを~

2011年12月10日 | つぶやき
こんにちわ~^0^

今夜、告知していました皆既月食が見られます。

月は東の空で10日午後9時45分から欠け始め、
同11時5分から58分まで、南の空高くで皆既月食となります。
その後、月の一部が見える「部分月食」となり、
翌11日午前1時18分まで続くのだそうです。

地球の大気で屈折した赤い光が月に届くため、月が赤黒く見えるそうで、
今夜のお天気が気になるところ。

今夜から明日のお天気は太平洋側は、なんとか晴れの予報みたいね♪

でも、夕方までずっと曇り空だったんだよ(*´д`*)


月の満ち欠けに、地球は何らかの影響を受けているような話を聞きますね。

皆さんはどのように思われますか?

例えば、潮の満ち引きは月の引力に関係していて、
人が生まれる時は満潮で、干潮の時は、逆に人が亡くなる時だとか。


人の生死において、このような説を、『バイオタイド仮説』と呼ぶそうで、
バイオタイド仮説は統計学的に、完全否定されています。

また仮説提唱者の主張も、科学的根拠に欠けるものでした。

多くの提唱者は、「人間の体は70%が水なのだから、月の引力が潮の満ち引きに影響を与えるように、人間の体にも影響を与えるはずだ」と主張します。

しかし月の引力は水だけに影響を与えるのではなく、万物に影響を与えます。
月の引力を考慮するなら、地球上の重力加速度分布も考慮に入れるべきだとのことです。

また提唱者の多くが、統計確率を理解しておらず、満潮干潮時間±5分で統計を取るならまだしも、±1時間で統計を取っていたりして、大雑把なので、
これでは高確率で当てはまってしまう結果が出る、さらに適合するデータのみを採用し、外れたデータは除外するっぽい^^;

こうした恣意的に改ざんされたデータを元に本が出版され、それを読んだ人が騙されて、さも当然の様にデマが拡散する。

確かにまったく影響が無いとは言えなくはないかもしれません。

しかし地球環境の直接的な影響力の方がはるかに大きく、
それほど気にする必要は無いのです。

逆に心理的に怖がらせることになったりしかねません。

このバイオタイド仮説は、元々は純粋に科学的な仮説として提唱されたが
提唱直後から多くの批判が寄せられ、実際提唱者自身が統計を恣意的に扱っていたことも判明。

しかし世の中の多くの人は、最初に発表された論文しか記憶せず、その後の反対論文を見落としてしまった。

さらに我田引水的に利用する人間も現れ、「人は満潮の時に生まれ、干潮の時に亡くなる」という発想に結びついたのだそうです。

 私自身は、伝説(個人的には大好きだけど)や仮説、占いよりも
科学的に分析しているデータの方が、信用が置けるのですが、
 皆さんはどう思われますか^^


  それでも皆既月食のミステリアスな赤い月を見たら、きっと、

 どうぞ地球を守ってください。と、祈ってしまうだろうな・・・^^;


で、20時現在の月は、こんな感じ♪↓↓



雲が無くなってバッチリ見えそうデスにょo(^O^*=*^O^)o ワクワク