徒然映画日記。

食わず嫌いは卒業し何でも観よう。思い切りネタバレありの「観た帳」です。

マトリックス・レボリューションズ

2007年05月03日 | ★★



マトリックス・レボリューションズ
おすすめ度
原題:The Matrix Revolutions
製作:2003年 アメリカ
製作:ジョエル・シルヴァー
監督・脚本:ラリー・ウォシャウスキー アンディ・ウォシャウスキー
出演:キアヌ・リーヴス ローレンス・フィッシュバーン キャリー・アン・モスヒューゴ・ウィーヴィング ジャダ・ピンケット・スミス モニカ・ベルッチ コリン・チャウ

一気見してみよう!シリーズ弟3日目でございます。いよいよクライマックス「マトリック・レボリューションズ」です。

真実を追求し戦い続けるネオ(キアヌ・リーヴス)は、ある日戦いのさなかに力を使い尽くし、マトリックスとマシン地帯の間にある無人地帯に取り残されてしまいます。眠り続けるネオを見守るトリニティー(キャリー=アン・モス)。救世主の存在を信じ続けていたモーフィアス(ローレンス・フィッシュバーン)は、救世主自身もが設計者によって作られたマトリックスのシステムのひとつに過ぎないという事実にショックを受けています。

ある日予言者オラクル(メアリー・アリス)は、ネオに最後の言葉を告げ、ネオは彼女もこのプログラムのひとつと知りながらそれを受け入れるのでした。そしてナイオビ(ジャダ・ピンケット・スミス)の助けを得て、ネオとトリニティーはマシン・シティーの心臓部へ入り込む危険な旅に出て最後の賭けに出るのです。

マトリックスシリーズの完結編。
シリーズ物特有の典型的な尻つぼみでございました(爆)

マシン世界の機械仕掛けの神との対峙シーン。
♪ラン・ラン・ラ・ラ・ラン・ラ・ラン♪と思わずハミングしてしまい、オウムを探してしまいましたよ(笑)

エージェント・スミスとの雨のバトルシーン。
ここ、えらくお金掛かってるってのですんごい話題でしたね。…。長すぎます(笑)

とりあえず復習終わりです。一気見は疲れますねー。「とりあえず観た」という充実感は味わえますが、爽快感はありません。と言うわけで、マトリックスは1作目だけで充分です。(月初から引っ張っといてこんな感想って…。ご、ごめんなさい。汗)

でもちょっとだけびっくりした事が。お兄さんのラリー・ウォシャウスキーは2004年に性転換手術を受て、リンダ・ウォシャウスキーになったそうです。どひゃーっ。知り合いの方から「有名だよ。」とあっさり言われてしまいましたが…。し、知らなかった。あー。びっくりした。

マトリックス レボリューションズ@映画生活
前田有一の超映画批評



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ショーガール

2007年04月22日 | ★★


ショーガール
おすすめ度
原題:Show Girl
制作:1995年 アメリカ
制作:チャールズ・エヴァンス
監督:パウル・フェアヘーフェン
脚本:ジョー・エスターハス
出演:エリザベス・バークレイ カイル・マクラクラン ジーナ・ガーション グレン・プラマー ロバート・ダヴィ

全米が震撼した衝撃作!という触れ込みにまんまと乗っかっり、えらい辱めを受けた「ショーガール」です。観たときのシチュエーション込みだと、今でも忘れられない作品だという事で、ある意味5つ星です(笑)

トップダンサーを夢見てノエミ(エリザベス・バークリー)はヒッチハイクでラスベガスに向かいます。ラスベガスで親友になったモリー(ジーナ・ラヴェラ)はダンスショーの衣装係をしています。彼女の計らいで「女神」のトップスターのクリスタル(ジーナ・ガーション)を紹介してもらいますがノエミには見向きもしてくれませんでした。そんなある日、ノエミがヌードダンサーとして働く大衆クラブでクリスタルと「女神」のスポンサー、ザック(カイル・マラクラン)が来店します。そこでクリスタルはノエミにザックを挑発しろと、屈辱的な命令をします。しかし、それがきっかけでクリスタルはノエミに魅力を見出し、後日「女神」に所属するチャンスを与えます。「女神」でトップを目指し繰り広げられるダンサーたちの弱肉強食の世界。上り詰めた彼女の手にするものは…。

この作品、その昔会社の上司と観にいきました(爆)「何を観るかは任せるよ」と言われ、よりによって選んだ作品がこれ(爆)映画にもTPOがあるんだと初めて痛感した作品です。観終わった後の気まずさったらそりゃあ大変でした。あー。あのとき、みんな私の事をどう思ったんだろう…。

後にその年のラズベリーショーを見事受賞したのを聞き「やっぱりね」と力なく心の中でつぶやいたのを記憶しています。でも最近思うに、今観たら(今度はひとりで)以外といいんじゃないかなあ。と。ちょっと思ったりしてます。観る機会があればもう一回観たい作品のひとつです。

ショーガール@映画生活



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ノボ

2007年04月19日 | ★★

ノボ
おすすめ度
原題:NOVO
制作:2002年 フランス
制作:エンガイ・パナイ
監督:ジャン=ピエール・リモザン
脚本:クリストフ・オノレ
出演:アナ・ムグラリス 、 エドゥアルド・ノリエガ 、 エリック・カラヴァガ 、 パズ・ヴェガ 、 ナタリー・リシャール

「5分しか記憶を保てない男」という設定に惹かれて観た作品「ノボ」です。タイトルの“NOVO”とは、新しい人間という意味なんだそうです。

主人公グラアム(エドゥアルド・ノリエガ)はあるオフィスでコピー係として働いています。ある日社長(ナタリー・リシャール)命令で新しく派遣社員として入社したイレーヌ(アナ・ムグラリス)に社内案内をすることになります。そこで彼女はどことなくミステリアスな雰囲気を持つグラアムに興味を持ちます。そしてその日グラアムを夕食に招き、そのまま一夜を共にします。

あくる朝彼女は衝撃的な事実を目の当たりにします。それはグラアムが5分しか記憶を保てないという事です。イレーヌはそんな彼にますます興味を持ち、この刺激的な恋愛に夢中になっていきます。でもグラアムにはもうひとつ秘密があったのです。

スタイリッシュな映像、素敵でした。アナ・ムグラリス綺麗でした。暇さえありゃ女性といちゃつくエドゥアルド・ノリエガすごいです。5分しか記憶を保てない男という体にも関わらず、サスペンス要素より恋愛要素が全面に押し出されていました。そう。これは恋愛映画だったのです(笑)さすがフランス映画です。あの状況で愛を語るのです。5分ですよ。5分。すげーなー。フランス映画。

というわけで私は駄目でした(爆)というか間違って選んでしまいました。サスペンスを期待するなら「メメント」で充分でした。でも、面白アイズで観たら楽しいかもしれません。観ながら心の中でずーっと突っ込んでいましたから(笑)ある意味ものすごい衝撃を受けた作品です。

NOVO ノボ@映画生活



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ニュースの天才

2007年04月05日 | ★★


ニュースの天才
おすすめ度
原題:Shattered Glass
制作:2003年 アメリカ
制作:トム・クルーズ
監督・脚本:ビリー・レイ
原案: バズ・ビッシンジャー
出演:ヘイデン・クリステンセン ピーター・サースガード  クロエ・セヴィニー スティーヴ・ザーン ハンク・アザリア メラニー・リンスキー ロザリオ・ドーソン

アメリカで起こった実際の記事捏造事件をベースとした社会派ドラマ「ニュースの天才」です。制作総指揮をトム・クルーズが担当し、当時結構話題になりましたよね。

大統領専用機内に唯一設置されている「THE NEW REPUBLIC」は、米国で最も権威のあるニュース雑誌。その雑誌記者のひとり、スティーブン・グラスがこの物語の主人公です。彼は、政財界のゴシップをはじめ数々のスクープを輩出している注目の若手ホープです。ある時グラスの「ハッカー天国」という記事に、他誌から捏造疑惑説が浮上します。調査の結果、なんと発表した記事の41のうち、27が捏造されたものだったのです。

嘘をつくために更に嘘を重ねていき、どんどん追い詰められていくスティーブン・グラスをヘイデン・クリステンセンが好演してます。

この事件はすごく興味がありました。ただ、事件事体はテレビ番組のドキュメンタリーなどで既に知っていたので、個人的にはもっとグラスの内面や、グラス目線でこの事件を描いたものが観たかったなあ。事件を通り一遍に描くのではなく、ニュースや、ドキュメンタリーだけでは分からない内面を如何に観客に伝えるかが実録モノの鍵なんじゃないかな、と思うのですが…。

興味があった題材だけに、何だか少し残念な風味の作品です。

ニュースの天才@映画生活



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赤い部屋の恋人

2007年04月04日 | ★★




赤い部屋の恋人
おすすめ度
原作:The Center of the World
制作: 2001年 アメリカ
制作:ウェイン・ワン ピーター・ニューマン
監督:ウェイ・ワン
原案:ウェイ・ワン ミランダ・ジュライ ポール・オースター シリ・ハストヴェット 
脚本:エレン・ベンジャミン・ウォン 
出演:ピーター・サースガード モリー・パーカー カーラ・グギーノ メル・ゴーラム  パット・モリタ

うーんと。何となく観た作品ですが、“なんとも言いがたいシリーズ”の中のひとつ「赤い部屋の恋人」です。

若くしてネットビジネスで成功したリチャード(ピーター・サースガード)が、ミュージシャン志望のストリッパー、フローレンス(モリー・パーカー)に恋をします。どうしても彼女に近づきたいリチャードはフローレンスに旅行へ行こうと誘うのです。報酬は1000ドル。フローレンスは悩みますが「3日間限定・22時~2時までの1日4時間の拘束・口へのキスとセックス厳禁」という条件付で承諾します。そんな奇妙な旅をする2人の関係を描いた作品なのです。

実験的要素満載で、いかにもインディペンデントな作品。監督突っ走っちゃってます(笑)

場面により微妙に画面の色を変え、工夫して作りこんだ独特な画像は2人の孤独・不安な気持ちとよくマッチしていたと思います。観ていると秘密を覗き込んでいるよう不思議な感覚になって、2人の不安定な心の動きをつぶさに感じることが出来き、独特な雰囲気があります。

私的にはギリでアウトですが(笑)
モリー・パーカーがお好きな方は是非どうぞ。

赤い部屋の恋人@映画生活



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セックスと嘘とビデオテープ

2007年03月10日 | ★★


セックスと嘘とビデオテープ
おすすめ度:
制作:1989年 アメリカ
制作:ロバート・ニューメイヤー ジョン・ハーディ
監督・脚本:スティーブン・ソダーバーグ
出演:アンディ・マクダウェル ジェームズ・スペイダー ピーター・ギャラガー ローラ・サン・ジャコモ

今日のメモはすごいです。?がいっぱい書いてありました(笑)セックスと嘘とビデオテープです。この作品ってパルムドールを受賞していたんですね~。

やり手弁護士のジョン(ピーター・ギャラガー)を夫に持つアン(アンディ・マクダウェル)は一見何不自由なく暮らしています。傍から見れば幸せそのものに見えますが、夫婦は倦怠期を迎え、アンは鬱に悩んでいました。そんなある日、学生時代のジョンの友人グレアム(ジェームズ・スペイダー)が数日泊まることになりました。夫とは全く異なる雰囲気の男にアンは惹かれて行きます。

冒頭にも書きましたがこのレビューの元のメモは?がいっぱいでした。これ、観たとき高校生だったんですが、何でこれをセレクトして観たのかさっぱりおぼえていません。背伸びでもしたかったのでしょうか?(笑)実際、どの登場人物にも全く感情移入できず、あまり理解も出来なかったです。今観たらどう感じるのでしょうか?とりあえず当時はだめだったようです(笑)すみません、こんなレビューで(笑)また観る機会があれば追記しますね。

セックスと嘘とビデオテープ@映画生活



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