ワンダフルライフ
おすすめ度
制作:1999年 日本
制作:佐藤志保 秋枝正幸
監督・脚本:是枝裕和
出演:ARATA 小田エリカ 寺島進 内藤剛志 谷啓 内藤武敏 伊勢谷友介 吉野紗香 香川京子 由利徹 白川和子 原ひさ子 横山あきお 志賀廣太郎 阿部サダヲ
是枝監督初見作品「ワンダフル・ライフ」です。「誰も知らない」で今ではもうすっかりメジャーな監督さんですね。
舞台は天国の入り口である木造の施設。月曜日のある日、5人の職員たちが集合します。メンバーは所長の中村(谷啓)、職員の望月(ARATA)、川嶋(寺島進)、杉江(内藤剛志)、アシスタントのしおり(小田エリカ)。彼らの仕事は、死者たちから人生の中で印象的な想い出をひとつ選んで貰う事。そして、その想い出を映像化して死者たちに見せ、彼らを幸福な気持ちで天国へ送り出すというものです。今日も、22人の死者たちがリンボの施設にやってきました。職員たちは、彼らへの面接を開始します。
死者の役をした人たちの中には素人さんも出演していてそれがとてもいい感じ。自分の「人生の中で一番楽しかった思い出」を再現してもらうプロセスをドキュメンタリー風に収め本編に巧く挿入されていました。後にテレビのドキュメンタリー制作の経歴の持ち主だと知ったとき、ナルホド。と、納得。
淡々とした語り口が自然な感じでとてもよくて。大いに「ほっこり」させていただきました。 当時、こういう作り方って新鮮だな。と感心したのを記憶しています。決して派手な作品ではないんですが、すごく印象的でした。
・ワンダフルライフ@映画生活
・前田有一の超映画批評
是枝さんを映画館での舞台挨拶で拝見したことがあります。
「ワンダフルライフ」のティーチ・インで来阪していたのに、別の映画館で「幻の光」を上映していることを知り、スケジュールの合間を縫ってわざわざ来られていました。
挨拶が終わった後ロビーに出たら、是枝さんが劇場のスタッフに丁寧に挨拶されているのを見てビックリ。
あの時の丁寧な話し方や謙虚な姿勢は、是枝さんの映画とシンクロしているなと思います。
舞台挨拶ですかあ。
私たちが住んでいる土地ではまず、お目にかかれません(涙)。お人柄が作風に反映されるっていうのは、何となく分かる気がします^^
この監督も才能がある方なんですよね~。
たぶん、年齢は似てるんですよ、この監督とは。(^o^;
>構成や作りには新鮮なものがありますよね
そうそう!これを初めて観たとき、「こんな表現方法があるんだ・・・」と目からうろこでした。
>たぶん、年齢は似てるんですよ、この監督とは。
えっ!!そうなんですね。
ちょっとだけKaz.さん情報が増えました。
_〆(・⊆・ )メモメモ
復活早々、コメントTBがえしなど、ありがとうございました^^
なかなか良い映画だったな~と思いました。
自分ならどうするかな?と、色々考えてしまって、見た後しばらくしても、この映画の余韻?みたいのを味わってしまいました。