
図書館で借りる事が出来たので、読んでみた。
富山県で体育教員をしながら、Jクラブを作ったとの事で
熱意と実現した実績には頭が下がるし、自慢たらしく
書いているわけではないから面白く読める。ただ
著者の生き方は断固尊重するが、40人のクラス担任は
もっていなかっただろうとは想像する。
そうでなければ、日中に教鞭、
夕方に部活、夜にクラブチームの指導、休暇を取って
営業活動。これでは、授業までは受け持てても、
担任生徒にまで決め細やかに対応
できるとはとても思えない。
だから、2足のわらじを履いて、
学校の先生をやることに私は賛同しないし、
サッカーに関われるからという理由で教員
になりたいという考えにも賛同しない。
自分も、小・中・高、各種学校で教わる立場を
経験した身としても、サッカー
と関われるという熱意だけで、人にモノを教え続け
られるとは思えないし、日本の根幹である学校教育を
サッカーの熱意だけで良く出来るとは思えない。
しかし、教師とはサービス業、
教師も学校以外の場所にでなければダメ、
というような考えには、凄く納得がいく。
学校の中だけの世界観に浸かっていては
良い人材や才能も良くなり続けられない。
だから、多様な生き方や考え方を持つ教員は
必要だという気持ちにはさせられた。
まずは、結論から入り、端的にストーリーを熱く語り、
交渉相手の考えや感じたことをしっかり聞いて
次に語る言葉に生かす。という交渉の基本も勉強になったかな。
8月16日(月)閲覧数:494PV 訪問者数:338人