気に入っているラジオ番組に日曜日10時からの30分番組でメロディアスライブラリーというTOKYO FMの番組がある。小川 洋子さんが毎週1冊の本を紹介し、そのあらすじ、解説、感想を語る番組だ。本への愛情、作品への尊敬の念が小川さんの語り口からあふれ出ていて、本読みにとっては大変楽しい番組だ。
去年の夏、カーラジオで同番組を聞いているとなにか覚えのあるストーリーを小川さんが語っている。途中から聞いたためその日紹介していた本のタイトルは聞いていなかった。そのストーリーの正体がどうしても気になり聞き進んでいくと、やはり「異人たちとの夏」であった。
映画好きであった私は当時洋画かぶれで、どこか邦画をバカにしていたところがあった。ただ、「蒲田行進曲」「チ・ン・ピ・ラ」「Wの悲劇」は面白かった作品として今でも記憶に残っている。
しかし、基本的にはあまり邦画をみないというところはあった。
当時、私は大学生であっただろうか。なぜかその日はアルバイトもサークルの飲みもなく家にいたのだろう。確か金曜ロードショーだったと思う。途中から見だしたこの邦画に一気に引き込まれた。片岡鶴太郎と秋吉久美子、そして風間杜夫がおりなす非日常ではあるがいろいろなものが満ち溢れた家族の団欒。名取裕子と風間で流れる現代的な生活。予想もしなかった秀逸なストーリー展開とそれぞれの役者の魅力があいまって忘れられない作品となった。本当に面白かった。
今年の夏は読もうと考えていた「異人たちとの夏」。やはり面白い。そして夏に読みたい。まだ、暑い夏が続いているうちにぜひ。
あっ、もちろん映画も。特に鶴太郎が最高です。
去年の夏、カーラジオで同番組を聞いているとなにか覚えのあるストーリーを小川さんが語っている。途中から聞いたためその日紹介していた本のタイトルは聞いていなかった。そのストーリーの正体がどうしても気になり聞き進んでいくと、やはり「異人たちとの夏」であった。
映画好きであった私は当時洋画かぶれで、どこか邦画をバカにしていたところがあった。ただ、「蒲田行進曲」「チ・ン・ピ・ラ」「Wの悲劇」は面白かった作品として今でも記憶に残っている。
しかし、基本的にはあまり邦画をみないというところはあった。
当時、私は大学生であっただろうか。なぜかその日はアルバイトもサークルの飲みもなく家にいたのだろう。確か金曜ロードショーだったと思う。途中から見だしたこの邦画に一気に引き込まれた。片岡鶴太郎と秋吉久美子、そして風間杜夫がおりなす非日常ではあるがいろいろなものが満ち溢れた家族の団欒。名取裕子と風間で流れる現代的な生活。予想もしなかった秀逸なストーリー展開とそれぞれの役者の魅力があいまって忘れられない作品となった。本当に面白かった。
今年の夏は読もうと考えていた「異人たちとの夏」。やはり面白い。そして夏に読みたい。まだ、暑い夏が続いているうちにぜひ。
あっ、もちろん映画も。特に鶴太郎が最高です。