Mレポート

仕事関係の話、趣味の写真・映画の紹介、愛犬についての情報提供。オーラソーマ、ダイエットにもチャレンジ!

ポリアンナ効果

2023-01-12 08:39:27 | 本・映画・テレビなど

今日の日経新聞に「ポリアンナ効果」が紹介されていた。

「ポリアンナ効果」という心理学の用語がある。
楽観的な言葉の影響力は、悲観的な言葉に勝ることを示す。
孤児になっても小さな喜びを探し続け、周囲まで幸せにする
「少女ポリアンナ」。米作家エレナ・ポーターが1913年に出版した
小説にちなむ。

そして楽観を勧め、悲観を戒める名言の紹介も。

チャーチル元英首相が
「悲観主義者はあらゆる好機に困難を見いだし、
楽観主義者はあらゆる困難に好機を見いだす」

英作家のオスカー・ワイルドは
「楽観主義者はドーナツを見るが、悲観主義者はその穴を見る」

面白いこといいますね。まさに名言。

一方で、物事の良い面ばかりを眺め、悪い面から目をそらす現実逃避は
「ポリアンナ症候群」と呼ばれる。悲観に傾き過ぎるだけでなく、
楽観に振れ過ぎるのも危ういということだろう。

こんな視点で経済の見通しについて記述されている。

 

人生、生きる時にこの楽観的な見方、悲観的な見方いろいろあります。

会社でよくあるのは新しいことをしようとすると批判をする人たち

よくまあそれだけ、できない理由を列挙できるものだというほど

できない理由を並べたてる、確かに常識的に考えればその通り

でも世の中、そういう難しいことを乗り越えて進歩しているのも

事実、成功させることを考えていればいろいろな手立ても沸いてくる。

まあこの楽観的か悲観的か人の性質によるものもあるが、この

バランスが大事なんでしょうね。でもあまりそのバランスを重視すると

ごく普通の人になってしまうので、その時、与えられたことに対して

自分がどういうスタンスで臨むのか、その意識が大事なんでしょうね。

その時々に応じて臨機応変に考えることこそ大事。

いまの私はニュートラル。

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正月から「暇と退屈」のお話。

2023-01-08 08:29:55 | 本・映画・テレビなど

昨年から読んでいて、なかなか進まない、準哲学書。

國分功一郎という東大の哲学者が書いている「暇と退屈の倫理学」

読み進めてきた。ようやく後半の部分に入ってきた。

 

この中で「暇」についてハイデッガーの書いている難解なことを

國分氏が分かりやすく翻訳している

「人間の大脳は高度に発達してきた。その優れた能力は遊動生活に

おいて思う存分に発揮されていた。しかし、定住によって新しいもの

との出会いが制限され、探索能力を絶えず活用する必要がなくなって

くると、その能力が余ってしまう。この能力の余りこそは、

文明の高度の発展をもたらした。が、それと同時に退屈の可能性を

与えた。

 退屈するというのは人間の能力が高度に発達してきたことの

しるしである。これは人間の能力そのものであるのであるのだら、

決して振り払うことはできない。・・・

能力の余りがあるのだから、どうしようもない。

どうしても『なんとなく退屈だ』という声を耳にしてしまう」

 

なるほどね。

毎日パターン化した生活はこんな暇で退屈な気持ちにさせてしまう。

人間って本当はいつも新しい体験をして、それに見合った能力が

あるんですね。そういうことがないと暇と退屈の感覚が生まれて

くるのでしょうね。

そういえば時間に正確だったのは哲学者カントですね。

早朝に起き、午前中は仕事。帰宅し、決められた時間になると

散歩に出かけた。あまりにも時間に正確なので、街の人は

カントの姿を見て時計の針を直したいう逸話があります。

彼は暇で退屈だったのかな、でもそうではないですね。

創造的な哲学的な思索をして、暇とか退屈という

感覚はなかったのでしょう。

それなりに哲学を通じて、自己実現できていたのでしょうね。

暇と退屈だと思うことならないように、自分の生活を充実させていく、

今年はそんなことを心掛けて生活していきたいと思っています。

 

とりあえず、新聞をじっくり読んで、世の中に関心を持って、

気になることを書き記しそんなことを今日はしてみました。

 

 

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追加、そうだ!これを忘れてはいけません。

2022-12-30 06:00:00 | 本・映画・テレビなど

今年の大事なイベント、これを忘れてました。

「鎌倉殿の13人」

今年はこの大河ドラマで、盛り上がりましたね。

特に後半から終盤にはいろんなところで話題が広がりました。

三谷幸喜さんの凄さ、役者さんの凄さを改めて知りました。

三谷さんの脚本の伏線のはりかた、ストーリーの展開など、

三谷ワールド全開でした。

鎌倉幕府をこんな風にストーリー化できるとは

それと登場人物がそれぞれ生きてますね。この放送が終わっても

それぞれの役者さんの演じた人物が重なり、ひとりの人間として

生きざまを訴えてきます。

最後の暗殺者トウが子供たちに武芸を教えて新しい人生を歩む

この展開、そしてその子供たちが13人というのも何か

脚本を楽しんでいるような三谷さんのほくそ笑む姿が伺えます。

それにドラマが終わっても各役者さんがいろいろな機会に

出てきますが、演じた人のイメージが強い、それとその演じるのに

どういう気持ちだったのか、本人がその人物に感情移入して

演じていることがよくわかります。素晴らしい俳優陣でした。

 

スポニチさんですかね。いい記事書いてます。

鎌倉殿の13人、最終回にあった”もう一つ”の「13人」

いささか長いのですが、いい記事で紹介します。

 <※以下、ネタバレ有>

 。

 最終回は「報いの時」。
北条義時(小栗)は北条泰時(坂口健太郎)を鎌倉方の総大将に据え、
朝廷との“最終決戦”「承久の乱」(1221年、承久3年)に勝利。
後鳥羽上皇(尾上松也)を隠岐島へ流罪とした。

 3年後、義時は不意に昏倒。京の知り合いが送ってきたという
「薬草を煎じたもの」を、のえ(菊地凛子)に勧められて飲むが、
体調は次第に悪化。医者(康すおん)によれば、毒を盛られたという。
義時が問い詰めると、のえはあっさり白状。
「私に頼まれ、毒を手に入れてくださったのは、
あなたの無二の友、三浦平六殿ね」――。

 政子(小池)が見舞いに訪れ、2人は時の流れを振り返る。

 政子「たまに考えるの。この先の人はわたくしたちの
    ことをどう思うのか。あなたは上皇様を島流しにした大悪人。
    わたくしは身内を追いやって、尼将軍に上り詰めた稀代の悪女」

 義時「それにしても、血が流れすぎました。頼朝様が亡くなってから、
    何人が死んでいったか。
    梶原殿、全成殿、比企殿、仁田殿、頼家様、畠山重忠、稲毛殿、
    平賀殿、和田殿、仲章殿、実朝様、公暁殿、時元殿。
    これだけで13。そりゃ、顔も悪くなる」

 この日、ひどく体調が芳しくない義時は、毒消し薬を取ってほしいと頼む。
 「私にはまだやらねばらぬことがある。隠岐の上皇様の血を引く帝が、
 返り咲こうとしている。何とかしなくては」
 「まだ手を汚すつもりですか」「この世の怒りと呪いをすべて抱えて、
 私は地獄へ持っていく。太郎のためです。私の名が汚れる分だけ、
 北条泰時の名が輝く」
 「そんなことしなくても、太郎はきちんと新しい鎌倉をつくってくれるわ」
 「薬を」「わたくしたちは、長く生きすぎたのかもしれない」。
 政子は小さな瓶を逆さにし、薬を床にこぼす。「姉上…」
 「寂しい思いはさせません。わたくしもそう遠くないうちにそちらへ行きます」
 「私は、まだ死ねん!」。義時は最後の力を振り絞って立ち上がるが、
 バランスを崩して倒れ込む。

 「まだ!」。義時は薬を舐めようと床を這いつくばるが、
 それも政子が袖で拭いてしまう。
 「太郎は賢い子。頼家様やあなたができなかったことを、
 あの子が成し遂げてくれます」。
 悶え苦しみ、息も絶え絶えの義時。 
 「北条泰時を信じましょう。賢い八重さんの息子」
 「確かに…あれを見ていると…八重を…思い出すことが…」
 「でもね、もっと似ている人がいます。あなたよ」
 「姉上…あれを…太郎に…」。義時が指さし、
  部屋の隅にあるのは、源頼朝(大泉洋)の形見の小さな観音像(髻観音)――。

 政子「(髻観音を手に、義時に一歩近寄り)必ず渡します」

 義時「姉上…」

 政子「ご苦労さまでした…小四郎」

 政子はさらに近寄り、弟の顔に手をやった。
 義時は静かに息を引き取る。政子の嗚咽だけが聞こえる。

 最終回の台本を最初に読んだ時の心境を
 「衝撃のあまり言葉が出ず、放心状態になってしまいました。
  ラストシーンに臨む時、自分がどういう感情になるのか、
  どういう芝居になるのか、全く予想がつきません。
 (チーフ演出の)吉田(照幸)監督に伝えたら
 『僕もです』とおっしゃっていました」
  と明かしていた小池。
  クランクアップから約1カ月後のインタビュー。心境を尋ねた。

 「震えました。もちろん台詞は頭の中に入っていて、
  やるべきことも分かっていたんですけど、あのラストシーンは
  どの部分も確信を持って演じることができなかったような気がします。
  薬をこぼすところも、私としては意図的というよりは衝動的。
  狙ってこぼしたというよりは気づいたらこぼしていた、
  パニックになってしまったという感じでしたね。
  薬をこぼしながらも、初回から今までのシーンが走馬灯のように
  駆け巡って、どうして私たちはこんなふうになってしまったん
  だろうかとか、義時のことを救いたいのにとか
  色々な思いが入り混じって、ぐちゃぐちゃな気持ちで演じていました」。
   一つ一つ思い返し、言葉をつないだ。

  政子が袖で薬を拭くのは
  「自分でもゾッとしました。いたたまれなかったです。
   でも、視聴者の皆さんには、頼家の真実を知ったから
   単なる復讐心でそうしたとは受け取ってほしくない、
   という願いはあります。もちろん政子もショックでしたが、
   頼家を亡くしたことは月日が流れて受け入れていたので。
   だから、政子が義時をただ恨んだだけであの行動に出た
   という映り方にはしたくなかったんです」と述懐。

   政子は最後、義時に「ご苦労さまでした…小四郎」
   と言葉を掛けた後に近寄り、弟の顔に手をやった。

 「私としては義時に近づかない方が、義時に寄り添わない方がいいと思っていたんですけど、なかなかカットがかからなくて(笑)。義時の苦しそうな表情を目にした時、やっぱり『あなたのそばにいたい』『あなたに触れていたい』、そんな感情が政子に芽生えたんだと思います。覚悟を持って手を下したけれど、最後の最後まで『果たして、これでよかったんだろうか』って。やっぱり放送されないことには、消化し切れないものがあります。そんなラストシーンになりました」。簡単に整理はつかない。

 別日にインタビューに応じた吉田監督は、こう明かした。

 「台本の最後の2行ですよね。義時がどんな気持ちで『姉上』
  と言ったのか、政子がどんな気持ちで『ご苦労さま』と言ったのか。
  撮影前に小栗さんと小池さんから質問も受けましたし、
  撮影の段取り中も話し合っていました。
  義時の気持ちは『感謝』なのか、
  『どうして(薬を取ってくれない)?という問い掛け』なのか。
  政子は『ねぎらい』なのか、『安らかに』なのか。
  でも結局、ここまで長いドラマにになると、
  その瞬間に出た感情でしかないんですよね。
  長きにわたって義時と政子の人生を演じてきた2人が
  どんな感情に到達するのか見たい。
  始まりから『衝動』を大事にしてきました。
  クランクアップの次の日、小栗さんが
 『(撮影のことは)全部忘れました』とおっしゃっていました。
  演じた時の感情がどんなものだったのか、
  終わった後にも分からない。
  その場で生まれたものでしかないから。
  それこそが役になり切っているということだと思います」

 「このシーンはほぼ台詞のみです。立ち上がったり、
  離れたり、寄り添ったりする動きは現場で作っていきました。
  最後の最後、政子は当初、離れたままで、
  孤独に義時が死んでいくイメージでした。しかし始まってみると、
       政子は寄り添いました。終わった後、小池さんは
    『気持ちが抑えられなかった』と申し訳なさそうにおっしゃいました。
      とんでもない。これこそが『鎌倉殿』の描いてきた家族の物語に
      ふさわしい最後。愛と憎しみ、残酷さと優しさの交錯する
     とても深い表現となりました。
      これはもう、お二人の力。僕がただの観客と化していました」

 小池の大河出演は、巴御前役を演じた05年「義経」
    以来17年ぶり2作目。手応えを感じる一方、
   「課題もいっぱい見つかりました。演出の方からたくさん
    ダメ出しも頂いて、それが何かは恥ずかしくて言えませんけど(笑)。
    やっぱり気持ちの演技だけでは残れない仕事なんだ、
   ということを痛感しました。とことん役を掘り下げて、
    練ってきた台詞回しだったり、仕草だったり。先輩方はもちろん、
    幅広い世代とジャンルの方と触れ合えるのが、
   大河のありがたさ。もっと勉強しないと、
    10年後に残っている役者にはなれないなと身に染みました。
    来年以降はどこかで見たような芝居じゃない、
    ニュー小池栄子をお見せできたら、とは思っています」。
   今作の経験を血肉に、さらなる高みと深みを見据える。

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鎌倉殿の13人 年末の総集編

2022-12-23 08:21:14 | 本・映画・テレビなど

ついに終わってしまいました。

1年間通じて濃淡はありますが、リアルで見てきました。

面白かったし、こんなに脇役の人とか、ストーリーとか、

終わり方など話題になったことはここ最近の大河ドラマでは

なかったことではないでしょうか。

NHKのサイトでいろいろな裏話、その他話題がみれますよ。

鎌倉殿の13人

最終回の冒頭の次の大河ドラマの誘導、三浦義村とのやりとり、

のえ、トウ、そして義時と政子のやりとりなど、なかなかの

ものでした。

私は気になったのは、もちろん小栗旬、小池栄子さんは名を

上げましたけど、

山本耕史さん

菊池凛子さん

宮沢リエさん

山本千尋さん

坂東彌十郎さん

などの方が気になりましたね。次にいろいろ出演されるときには

是非チェックしたいと思います。

もう一度全部は見れないので、総集編を楽しみにしています。

地上放送では29日13時5分からだそうです。

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長澤まさみ カレンダーいいでしょう。

2022-12-15 08:09:15 | 本・映画・テレビなど

あるところからカレンダーをいただきました。

長澤まさみさんがカレンダーのトップ。

いいですね。

鎌倉殿の13人のナレーターもいい感じ。

この俳優さんも好きな一人です。

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「暇と退屈の倫理学」、タイトルに惹かれて

2022-11-13 06:00:00 | 本・映画・テレビなど

何冊が先週、東京に行った時に、丸善で数冊買ってきた中の1冊

「暇と退屈の倫理学」タイトルが面白い、

それにちょっと最初読んだ時に、共感できるところがあり、

衝動買いした。

本ってやっぱり本屋さんで衝動買いするのがいい。

その中でいい本もあれば、期待外れもあるが、それでも

買い求めるのはなんとなく、「知」とか「生活」などに

なにかこのままでいいのかという不安感が、原因では

ないかと思う。

この本は久しぶりに、読みだして、これは面白いぞという感じに

なっています。

「動物は、健康で、食べるものが十分にあるかぎり幸福である。
 人間も当然そうだと思われるのだが、現代社会ではそうではない」

「満たされているのだが、満たされていない」

「人は毎日同じことが繰り返されることに耐えられない」

「退屈が人々の悩み事になっている」

そうだよな。毎日が同じことの繰り返しになにがしかの

不安というか、これでいいのかという不安定さをもたらす。

 

この本この難問にどうこたえてくれるのか期待を持たせます。

どんどん次をページを読みたくなります。でもじっくりと

味わって考えながら楽しんで読み進めます。

 

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「ささやく河」藤沢周平

2022-11-07 07:00:00 | 本・映画・テレビなど

「ささやく河」 彫師伊之助捕物覚え

藤沢周平の本を読み終えたところです。

ちょっと今回は元岡っ引きの活躍ですが、

私は武家もの、剣豪ものの方が好きですね。

今回は期待値を上回らなかったかな。

ストーリーは面白いし、結構伏線があったり、

読み応えがあります。

 

次は買ってあるんです。

「隠し剣孤影抄」 じっくりと楽しみます。

 

 

 

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「鎌倉殿の13人」佳境になってきました。

2022-10-24 07:17:26 | 本・映画・テレビなど

テレビで毎回見ている番組って、ほとんどないのですが、

日曜日は楽しみにしていて、

「鎌倉殿の13人」最初からほぼ毎回見ています

脚本家の三谷幸喜さん、面白いですね。やっぱりすごいなと思います。

インタビューでどう北条義時が死ぬのか、考えて、彼のその辺の想像力、

独創力などをかけて書いたそうです。

いろいろ苦労があるけど、やっぱり才能がないと生み出せないですね。

歴史を勉強して、ここまでストーリーを磨いて、脚本家として作り上げる

素晴らしいなと思います。

それに俳優さんも演じることの才能というのか、素晴らしい。

小栗旬は主演としてもっともだけど、脇を固める、俳優陣もその

存在感がいいですね。

今回の大河ドラマで特段の存在感を示したのはいろんな人がいますが、

私は

政子 小池栄子

義村 山本耕史

トウ 山本千尋

時政 坂東彌十郎

りく 宮沢リエ

ですね。

いずれにせよ、最後の方で、北条義時(小栗旬)がどんな風に

この世を去っていくのか、脚本家の実力楽しみです。

 

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「頭が良い」とは・・・

2022-10-23 05:00:00 | 本・映画・テレビなど

この本、塩野さんということで、

目に入って、最初のところを読んで衝動買いだ。

「頭が良い」とは・・・

長く採用に携わり、「頭が良い」人を採用したと思っていた。

頭が良いとは知識が豊富とか、東大出を意味するのではない、

知識より知恵というか、判断力、バランスとか相手の気持ちを

推し量るとか人間としての総合力の高い人という意味です。

この頭が良いというこのことが書かれれている。

塩野さんの言葉は手厳しい。

「・・・日本では、教育はあっても教養のない男(これは女でも同じだが)

まったくはいて捨てるほど多い。

 ・・・「頭の良い男」とは、なにごとも自らの頭で考え、

それにもとづいて判断をくだし、それでいて鋭く深い洞察力を持つ男、

ということになる。

 なんのことはない、よく言われる自分自身の『哲学』を持っている人

ということだが、哲学と言ったってなにも難しい学問を指すわけではなく、

ものごとに対処する「姿勢(スタイル)」を持っているかいないかの

問題なのだ。」

 世の中、見渡すと、どうも最近のエリート、あるいは世の中を

引っ張る人は「頭の良い」人が少ないのではと思ってしまう。

プーチン、習近平、トラス、トランプそして名前は書きませんが、

日本のトップ。

この人たちは間違った価値観で動いているからでしょうかね。

政治家の頭が良いとは、国民のことを考える、あるいは他国の

ことを考えるそして戦略的であることが求められるのでしょうね。

でも、ある分野で頭が良くてもその人が政治家になったら

うまくいくかというとそう簡単ではないようにおもいます。

柔軟性とか、適応力とかが更に求められるのでしょう。

これはこれで難しい。

政治家はトータル、オールマイティに頭の良さと、洞察力、など

すべての面でトップレベルのものが求められるのでしょう。

 

 

 

 

 

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藤沢周平、「凶刃」用心棒シリーズ最終作

2022-10-18 04:48:35 | 本・映画・テレビなど

藤沢周平さんの用心棒シリーズの最終作「凶刃」を読み終えました。

「用心棒日月抄」の第一作から用心棒シリーズ

「孤剣」「刺客」そして「凶刃」と面白かったですね。

これで主人公青江又八郎、そして次の主役「佐知」ともお別れかと

思うと少し残念です。

ネタバレしないように書くと、最後はそれぞれの人生を歩む

ことになり別離になりますが、女忍者(嗅足組)佐知とはほのぼのと

した感じでの終わり方で、いいですね。

剣豪物語、ドラマチックな藩内での政治、用心棒家業、家庭、

そして忍者集団とうまく展開をしていきますね。

なんとなく主人公そして佐知の人間的な魅力に魅了されて

いきます。

次の藤沢作品をえらばないと。

 

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刺客 - 用心棒日月抄 

2022-10-10 09:27:14 | 本・映画・テレビなど

用心棒日月抄シリーズ 第3作をほぼ1日で

読み終えてしまいました。

藤沢作品、引き込まれていくストーリー展開。

それと江戸の嗅足組(かぎあしぐみ)やそのリーダーの佐知

についてあきらかになっていく。

青江と佐知との関係も深くそして連携して藩の大事にあたる。

面白いですね。

これはもう次の用心棒シリーズ第4作「凶刃」を読むのが

楽しみです。

江戸時代、の人間模様、食事、武士の仕事、いろいろな

ことを推測したり、考えてみると

本当に人間は進化しているのだろうか、ふと疑問に思ってします。

食事状況とか生活状況は格段によくなっている。

世界各国の情報もリアルタイムで手に入る、コミュニケーションの

手段もメールやラインや距離感を感じない。

しかし人間の持つ感情とか、感性とか、人への気持ちとか

どんどん退化しているのではないかと心配になる。

 

 

 

 

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藤沢周平 「孤剣」 

2022-10-08 17:26:17 | 本・映画・テレビなど

藤沢周平の用心棒シリーズの2作目「孤剣」を読了した。

淡々というか、鋭いというか余分は部分なく、ストーリーが

どんどん展開していく。

江戸時代、の人間のつながりのようなものに共感を感じる。

用心棒が派遣のように仕事を紹介され、いろんな仕事を

しながら、本懐を遂げる。脱藩や藩の動きなど大きな

流れの中で、浪人となり、いろんな仕事で食いつなぎしながら

耐え忍ぶが、そこには厳しさというより楽しさが伺える。

女忍者の佐和とのつながりも面白い。

痛快剣豪小説なんでしょうね。だから面白い。

次につづく用心棒シリーズ「刺客」「凶刃」もすでに

手に入れた。

3連休の楽しみ。

 

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ブレット・トレインの原作

2022-09-27 08:02:27 | 本・映画・テレビなど

映画「ブレット・トレイン」の原作となるマリアビートルを

読み終えました。600ページ近くあります、長編大作です。

伊坂幸太郎氏の著作ですが、2010年に発行されています。

今回のハリウッド映画の原作になったということで人気になって

ます。そんなことで、私も購入してなんとか読み終えました。

感想はまず、すごい構想力だし、いろんな登場人物が面白い

ちょっと現実離れした漫画チックなストーリー展開、いい意味で

エンターテインメント性の高い内容。

ちょっとひっかかるのは、本人の好みだろうけど、いろんな知識の披歴が

あり、途中もっとスピード感のある展開の方がいいなということ。

それと最後のクライマックスがもっと盛り上げてもらいたかった。

淡々としかも衝撃的な終焉になる。

それをさしひいても伊坂さんという人の小説の面白さに引き込まれて

いきます。

それぞれのちょっとした登場人物の個性が際立ち、ユニークな

ところ、わき役に存在感があります。

この作品は「グラスホッパー」の続編だということで、

こちらも読んでみたいと思いましたね。

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松田優作さん懐かしい!

2022-09-22 08:13:39 | 本・映画・テレビなど

久しぶりに松田優作さんの話題をテレビで流していた。

最新技術を使って、動画と音声で本人をデジタルで動画作品にしたそうだ。

動いている・・・・・・!故・松田優作、デジタルヒューマンとして

「顔の復元には複数人の超高精細3DCGデータをもとに機械学習で
生成した顔モデルを利用。
表情の動きには、トラッキング技術で松田のボディダブル(代役)の
表情を解析し、アニメーションが付けられた。
また声の復元に関しては、AIによる音声復元およびAI音声ディレクション全般を、
ゲームなどの開発を行うクリエイティブ企業ORENDA WORLDが担当。
音声合成分野でよく知られる名古屋大学発の企業TARVOの
AI音声変換技術「Suara」を使用して復元に挑んだ。」
松田優作が”デジタルヒューマン”として現代によみがえる

松田優作さん凄い俳優でした。

生まれは1949年団塊の世代、40歳という若さで、亡くなられました。

なんとも残念ですね。

いろいろな名場面が思い浮かびます。

でもこんな風に技術で動画で生まれ出てくること凄いですね。

これから私たちの回りでも同じように新しい技術で常に

生きているように亡くなった方と会話ができるような時代に

なるのかもしれません。

 

 

 

 

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順番待ちの本

2022-09-21 07:52:35 | 本・映画・テレビなど

今は

伊坂幸太郎さんの「マリアビートル」が渦中で面白いまっさかり。

次にすでに本は購入して読まれる番を待っているのが、

この三冊。

その中でも藤沢周平さんの用心棒に速くいきたいと思って

いるのですが、伊坂さんの小説も面白くて、展開が楽しみ。

今読んでいて、途中ですが、伊坂さんの小説、登場人物のそれぞれの

個性が面白く、展開も最初からドラマチック、こういう構想が

できる人って素晴らしい、やっぱり能力があるんでしょうね。

十分に楽しませていただいています。

最近は小説は伊坂さんと藤沢さんがいいですね。

でも歳をとると、読むスピード、目が疲れるなど、なかなか

集中力が長い時間維持できなくて、本を読むのも体力が必要です。

体力、健康維持もやらないとね。

 

 

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