昨日も日経平均株価 終値3万3018円 バブル崩壊後の最高値更新
株式市場でバブル後の最高値を更新している。
バブル後とか単なる株価のことだけを言っているのですが、バブルという
言葉には、その時代を経験した人たちはいろんな思いがあるでしょう。
バブルという言葉、今の若い人たちは「バブルってなに?」という
ことになります。
1986年-1991年頃、経済が異常な状態で活況を呈し、企業は好業績をあげ、
銀座とか不夜城のように、深夜までサラリーマンで街があふれ、
終電にはもちろん乗れないので、皆さんタクシーで帰っていたころ。
タクシーも街では拾えないで、並ぶとか、飲みなおしてお店に
迎えに来てもらうとか、もう凄かったです。
ディスコがはやり、ジュリアナが人気になった時代です。
ちょうど私は東京で、採用担当、凄まじい経験をしましたね。
採用の3Sというのがあって、学生を採用するのに、説得するのに、
寿司、ステーキ、〇〇ということで、説得するとかすごかったですね。
仕事も必死で夜遅くまでしたし、飲みましたし、いろいろありましたね。
今だから言えることはたくさんあるんですが、・・・
当時は株式や不動産はどんどん高騰し、地上げ屋という言葉も
流行りましたね。土地成金とか、株でもうけた人など、お金があふれて
いた時代でした。
その当時はそれが当たり前という感じで、皆さん受け止めていたのでは
ないでしょうか。その状況がもっと続くと思っていた人が多かったはず。
しかしバブルがはじけて、失われた30年です。
そして今、株式市場はバブルなんでしょうかね?
バブル後の最高値を更新し続けています。
どこまで続くのか、これがみんなが思っているより長くなり、当たり前
の状態になった頃に崩壊が始まります。いつまでも上がるわけでは
ないのですが、わかっているのに、その状態に順応してしまって、
正常な判断ができなくなる。
「ゆでガエル」状態です。そんなもんでしょう。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます