今日がきっと最高の日!

産業カウンセラー&コーチ&短大講師&妻&母&娘・・・いろいろな顔をもつ私が、日々の生活で考えたことをつぶやきます。

言いたいことを言える雰囲気

2014-12-04 08:24:42 | 日記
一昨日夜は、とあるところで
モチベーションアップ研修をさせていただきました。

モチベーションとはいっても、実際はメンタルヘルス研修。

諸事情により、モチベーションアップのためのメンタルヘルス、
といった内容になったのです。

紙にストレスを感じているものをどんどんあげていただき、
その後気付いたことを書く、ということをやっていただいた中で
「本当にストレスに感じていることは、ここでは書けない」という
一文がありました。


メンタルヘルス研修をあちこちでさせていただく中で感じるのが
「ネガティブなことでも口にだせる職場は
比較的風通しのよいところが多い」ということ。

別のところで同じ内容の研修をやったときは
ストレスを感じているものに

・給料が安い
・休みが少ない
・上司の面白くないダジャレ

などけっこうストレートに書いていましたが
そこは、部下が上司にある程度物申すことができるようで
それがあるからこそ、ストレートに書いても大丈夫、という
安心感があったようです。

でもそういうところばかりではありません。

一昨日のところのように
「言いたいことは言えない」ところは多い。

もちろん、お互いのために
思いやりをもって言わない、という選択肢はあります。

そうではなく、「言いたいのに言えない」だと
どんどんストレスが溜まっていって
いずれは爆発するか、こころを病んでしまうか
辞めてしまうか、等のマイナスに進んでしまいます。


不平不満を聞かされるという上司やリーダーの立場の方、
まずはそれを聴くことから始まります。

言ってくれるということは、まだまだ大丈夫だということ。

自信をもって、まずは聴いていただければ
日本のメンタル不調者は減ってくるように思います。