Wind of Mind

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レコード・ジャケットの魅力:ロジャー・ディーン(Roger Dean)②

2006年09月12日 | ジャケット・アート
幻想的宇宙的な70年代に対して未来的な要素も加わった80年代以降も好きです。
ジャケットのみでいえば、ユーライア・ヒープの「悪魔と魔法使い(72)」(写真)が私の中ではかなり高い位置を占めますし、80年代以降の作品の方が好きだったりもします。

ドラマ(1980)イエスとバグルズの合体作

UNION(1991)

AISIA(1982)

ABWH(1989)


レコード・ジャケットの魅力:ロジャー・ディーン(Roger Dean)①

2006年09月11日 | ジャケット・アート
私がジャケット・アートに目覚めたのはやはりYesのジャケット、ロジャー・ディーンの幻想的なイラストでした。
まさにYesの音楽にはなくてはならない存在であったと思います。

Yesの第3期黄金時代はリック・ウェイクマンの加入に加えアルバム「こわれもの」から起用されたロジャー・ディーンの幻想的なジャケットが織り成す夢のハーモニーから成り立っていました。
観ているだけで壮大で幻想的な世界へと引き込まれます。

それでは、黄金の第3,4期ウェイクマン在籍時の作品です。

イエスソングズの中ジャケ(1973)

こわれもの(1972)

危機(1972)

海洋地形学の物語(1973)

レコードジャケットの魅力:プロローグ

2006年09月11日 | ジャケット・アート
秋の風が吹いて・・・秋の気配を感じる季節になりました。
風は秋色。。。
そして、芸術の秋。
ということで、ジャケットアートに行ってみようと思います。

その前にちょっと小話を一席。。。

レコードからCDに変わるとき、デジタルなので音質がよい。半永久的な寿命。レコードより傷がつきにくい。コンパクトなので収納が便利。

などのメリットがあるといわれていましたが、ひとつ気になったのがジャケットの味気なさです。

レコードの場合その音もさることながらジャケットの大きさとデザイン、紙の風合いといったものが1体となって至福の時間を作り出します。
特にJazzなどは古いドーナツ版のデジタルでは再現できない暖かい音やパチパチとした雑音までが音楽を演出し、しぶ~いジャケットを鑑賞しながらのひと時はなんとも言えないま~ったりとしたムードをかもし出すのでした。

それはロックやフォークにも言える事で、あのジャケットがCDの小さな薄っぺらい紙になってしまうと・・・

ちょうどCDが普及し始めた頃のことです。
私は函館でバスに乗っていました。
すると高校生ぐらいの女の子が2人話をしているのが耳に入りました。

なにやら音楽の話をしています。。。
話題はCDの話に移り、

少女A「CDにしたの?どう?いい?」
少女B「うん。やっぱり音はいいし、コンパクトだしね。まだしないの?」
少女A「う~ん。いいとは思うんだけど。レコードのあの大きなジャケットも捨てがたいんだよね~」

私はこの会話を聞いて思わずにやりと微笑みました。
う~む。おぬし、なかなかじゃのう~・・・心の中で大絶賛!!!
写真はジョー・ジャクソン「Night and Day」