Wind of Mind

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自作の音楽や美味しいものなど気ままにアップしていきます!^^ゞ

ローリング・ストーンズ・ライヴ1990、1995、2003

2007年11月11日 | コンサート・レビュー
この1990年のツアーは、ついに来た超大物バンド!ストーンズの初来日ということで日本中が大いに盛り上がったコンサートでした。
大塚製薬が全面的にタイアップして行われ、ポカリ・スゥエットの大々的なポスターが会場にはってありました。
このコンサートに、私は札幌から航空券・ホテルつきのツアーで参加!なかなかチケットを取るのが大変だった記憶があります。
確かオープニングは「スタート・ミー・アップ」!
年齢を感じさせず精力的に動き回るミックにただただ感激!
しかし、2003年に来たときも相変わらずの派手な動きでしから13年前のこの時はまったく心配無用だったのでしょう。

ステージも派手で特にホンキートンク・ウィミンの時の巨大な女性のバルーンが徐々に膨らんでいくセットが印象に残っています。
この時はまだベースのビル・ワイマンも在籍!かっこよかった~!

一応アリーナ席だったのですが、真ん中から後ろの方?あたりで間隔も非常に狭く、あまり通路側にはみ出ると警備員がすぐに飛んで来るという状況で観づらかったです。
さらに大音響と一緒に行った後輩が隣で絶叫する(これは他のコンサートでもある)ためドームを出ても耳が暫く遠い感じがしました。

この時はコンサート終了後久しぶりにLS、SS両君と会い結局二人とも我々が泊まっているホテルにきて朝まで語り合うという結果になってしまいました。

その後も来る度に「これが最後!?」と云われていますが1995年2003年と観に行っております。

2003年のときは因縁の武道館公演がついに実現しましたが、料金がメチャ高いためドームの方へ、このコンサートではセカンドステージを設け突然観客の真ん中あたりで演奏!
この時はステージから細い通路を普通に通って行ったため通路の脇の観客は熱狂!
1階席の我々は当然手を伸ばしても届かず、指をくわえてみているだけ、羨ましかったです。またセカンドステージでは結構古いマニアックな曲もやったようで一緒に行った先輩は非常に喜んでいました。

2006年にも来日を果たしているストーンズ。
まだまだロックンロールの第一線で頑張って欲しいですね!

布施明LIVE2007

2007年09月15日 | コンサート・レビュー
昨日、私の音楽のルーツでもある念願の布施明のコンサートに初めて行ってきました。
東京ドームの隣にある文京シビックホール。
約1800席ある会場は8部程度の入りかな~2階席はガラガラでした。
観客は、ほとんどの方が女性で、私は若い方の部類だったようです。

さてステージの幕が上がり、1曲目は「愛の賛歌」の英語バージョン。
あの独特のパワー溢れる歌声に、思わず最初から引き込まれてしまいます。
ステージのセットはジャズが流れる酒場の雰囲気でカウンター席が設けられ、ピアノとウッドベースをバックにそこのお店で歌う歌手という役を1人で演じながらジャズナンバーを何曲か披露するコーナーもありました。

中間部はヒット曲メドレー。
シクラメンのかほり、おもいで、めぐり逢い紡いで、霧の摩周湖、君は薔薇より美しいなど懐かしい曲が続きます。
特に「おもいで」は懐かしかったです~初期の曲の中でも地味ながら味わい深いいい曲だと思います。「めぐり逢い紡いで」もよかった~個人的には積み木の部屋もやって欲しかったですが。

それにしても今年で還暦を迎えるというのに昔ながらの歌唱力は衰えるどころかパワーアップしているのではないこと思うぐらいビンビン響きます。
聴衆もじっくり彼の歌を聴いていました。
派手に盛り上がったりはしませんが曲の合間のトークも軽妙で面白く、流石に数々のバラエティに出演しただけのことはあると思わせる貫禄と年輪を感じさせます。
24歳になるという息子さんの話なども面白おかしくしてくれました。

後半は今年BS韓国ドラマ『朱蒙 ~チュモン~』の日本でのエンディングテーマ(吹き替え)となった「宙(そら)よ」など最近の曲を披露。
一言一言、語りかけるように、されど朗々と歌い上げる驚異的な声量と歌唱力に多くの女性ファンがうっとりと聴き惚れていました。

アンコールの前には花束やプレゼントを渡そうと女性ファンが20人ぐらいステージに押し寄せ、布施さんは一人ひとりに丁寧に握手をしながら受け取っていました。なかにはハンカチで汗を拭いてもらう女性も!
いや~テレビで大御所歌手なんかのこういう光景は見たことがありますが、布施明のコンサートでお目にかかるとは!やはり歌謡曲の世界なのか!?
しかし彼の場合、歌謡曲といっても非常にジャンルは広く、歌唱法はカンツォーネを連想させるような本格的なものなので一概には言えませんが。。。

そしてアンコールは「マイ・ウェイ」を含めて3曲。
幕が下りて、いや~じっくり曲を聴けるコンサートだったな~と、席を立とうと思ったその時!
突然アップテンポの布施明の歌声が聴こえまた幕が上がるではありませんか~!!!
ステージでは派手なアクションで「ハレルーヤ!」と歌う布施明の姿が!
なんだなんだこりゃ~!!!???
1階席を見るとじっと黙って聴いていたご婦人方が立ちはしないが割れんばかりの手拍子で盛り上がっている~

う~む。正直言って最後の曲はいらないのでは。。。
そのまましっとりと終わったほうが良かったような気がしますが。。。

しかしながら、あっという間の約2時間。
実に余裕があるというか、まったく安心して聴いていられるコンサートで十分楽しめました~
そして、今日、私は念願の自分の音楽のルーツを初体験し確信しました。
布施明、健在なり!!!

郷ひろみコンサート198×

2007年08月06日 | コンサート・レビュー
正直言って自分が郷ひろみのコンサートに行くとは思いませんでした。
実は私の嫁さんが郷ひろみの大ファンで、結婚する前だったのですが一緒に行く予定だった友人が急に行けなくなったため私がピンチヒッターで行くことになりました。
1985、6年ごろだったと思いますが、この当時の郷ひろみは一時期の低迷期から「マイ・レディ」で脱出!
その後は「お嫁サンバ」「哀愁のカサブランカ」「素敵にシンデレラ・コンプレックス」「2億4千万の瞳」などヒットを連発!
ヒットは落ち着いてしまいましたが、まだアイドルの第1線で活躍していました。

私も現役アイドルのコンサートというものを一度体験してみたかったので、興味津津で出かけました。
さすがに女性がほとんど!でも、さすがにあまり若い子はいなかったかな。
しかし、コンサートは最初からノリノリでヒット曲のオンパレード!
私はアイドルなんてコンサートで声が持つのかな?とほとんど期待していなかったのですが、なかなかどうして立派なものでした。

そういえば、学生の頃同じトップの後輩のあのM君が野口五郎が野外のコンサートでマイクをぶん投げてマイクなしで歌っても声がびんびん聴こえてびっくりしたといっていたことを思い出しました。

まあ、野口五郎はアイドルとはいえ実力派といわれていましたから一応納得は出来ましたが、郷ひろみもスランプからまた這い上がってきたアイドルですから昔とは違うのでしょう。多分血のにじむようなボイストレーニングを積んでいたのだと思います。
最近でも当時の新御三家の中では郷ひろみだけが派手に活躍していますが、いまだに若いのにちょっとビックリ!ブンブンブン

ウェイン・ショーターLIVE1986

2007年07月28日 | コンサート・レビュー
1986、1,23北海道厚生年金会館
正直言って、この時はウェイン・ショーターってまったく知りませんでした。
実は、会社の年配の方から当日行けなくなったということで、チケットをいただいたのです。
スーパー・サックスといわれても良く判らないので、最初は行く気はなかったのですが、その方が「良いんだけどな~誰も行く人がいない・・・」と寂しそうに呟いているのを聴いて、それじゃ~行ってみようかなということになりました。

会場に行ってパンフレットをもらい観てみると何とあのコルトレーンに見いだされ、アート・ブレイキー、マイルス・デイビス、ハービー・ハンコックのバンドに参加!
さらにウエザー・リポートのメンバー!(というか創始者)だと書いてあるではないですか!

この頃の私でもさすがにこの錚々たるジャズの巨匠はもちろん、ウェザー・リポートの名前ぐらいは知っていました。

そして、コンサートが始まりました。
急に期待が増してドキドキして開演を待った記憶があります。

ステージ中央でスーパー・サックスを吹きまくるウエイン・ショーター!!!
その音色は今まで聞いたことの無い素晴らしいものでした。
高音が抜けてどこまでも高く、まさに爽快!!!
全然期待していなかったので(苦笑)思いがけぬ良質のコンサートに大感激でした。

次の日、その方にその感動を伝えると、ニコッと笑って「そうでしょう、よかった、よかった」と嬉しそうに言ってくれました。

しかし、スーパー・サックスってエレキ・サックスのことなんでしょうか?
電気を通した音のように聞こえましたが。いまだによく分かりません。

THE NYLONS LIVE 198×

2007年07月24日 | コンサート・レビュー
1985,6年ごろ、
マンハッタン・トランスファーと同じぐらいの時期に男性4人のア・カペラグループ「ナイロンズ」も来日、札幌で観に行っています。これがたしか1列目!端っこのほうだったと思いますが。。。

この頃はまだ今ほどコーラスグループがポピュラーではなく「ナイロンズ」もマスコミでも取り上げられはしましたがごく一部のファンの間でしか話題には上らなかったと思います。

4人のハーモニーはもちろん素晴らしいのですが、このときのオープニングだった「ライオンは寝ている」等ステージでの魅せるパフォーマンスもマンハッタン同様素晴らしいものがありました。
それもそのはずメンバーのマーク・コナーズとポール・クーパーは元俳優!
クロード・モリソンは元ダンサー、そしてベースのアーノルド・ロビンソンはあの「オンリー・ユー」のプラターズのメンバーでした。

アルバムは当時4,5枚出していたでしょうか。ほとんど買ってますが、結局、世界的なヒットにはならず。最近になって、私の好きだったマーク・コナーズが1999年ごろ亡くなっていたことがわかりショックでした。その後違うメンバーで続けていたようですが結局解散したようです。
ナイロンズは後のテイク6やボーイズⅡメンなどの男声アカペラヴォーカルグループの先駆けとなったグループなのです。
後に私が買った東京でのライヴLD(写真)はすばらしく、札幌でのステージを思い出させてくれます。

クルセイダース・ジャパン・ツアー1984

2007年07月20日 | コンサート・レビュー
1984年北海道厚生年金会館10,20

札幌でのクルセイダース、この頃はすでにドラムスのスティックス・フーパーも脱退し、ジョー・サンプルとウイルトン・フェルダー2人にゲストミュージシャンを加えたアルバム作りをしていた時期ですが、このツアーにはドラムスはレオン・チャンクラーが正式メンバーになっていたようです。
ギターにはデビッド・T・ウォーカーが参加!

この時のデビッドは年齢を感じさせないパワフルなギターワークを披露!
ノリのいい曲ではモリモリ弾いていました。
ジョー・サンプルとデビッド・T・ウォーカーといえば私の大好きな「スイング・ストリート・カフェ」のコンビ!
これはファンキーなステージになるかな~と期待していきましたが、期待どうりノリノリのステージを見せてくれました。

ウイルトン・フェルダーのサックスもモリモリパワーがありながらジェントルな感じで素晴らしかった。

しかし、何といっても、お目当てはジョ・サンプルのピアノです!
この時はレインボーシーカーではなくカーメルだったような気がしますが、美しいジョーの旋律に酔いしれました。
でも、もっとジョーのバラードソロが聴きたかったというのが本音のコンサートでした。

Manhattan Transfer LIVE 2007

2007年07月16日 | コンサート・レビュー
今月、約20年ぶりにマントラのコンサートへ行ってきました!
マントラのメンバーはなんとあの時と同じ4人!
私の連れもなんとあの時と同じ。

会場は渋谷オーチャード・ホール。
私は始めての会場でしたが、入り口でパンフレットとTシャツをゲット!
料金が良心的だった~パンフレット1,000円、Tシャツ2,000円!

さて日曜日ということもあって17時開演。
パンフレットのセットリストとは曲順が全然違いましたが、オープニングはバードランド!
歌い始めのコーラスが珍しく乱れたような気がしましたが、気のせいだったかな。
途中、ティム・ハウザーのソロや各人のソロが入り昔よりソロの時間が長いような気がしましたが、これはいたしかたないのかな。
それでも昔の「ジャバジャイブ」「ルート66」「ボーイ・フロム・ニューヨーク・シティ」などジャージーな曲のハーモニーは流石!
ジャニスのパンチのある歌声は今回もすばらしかった!キキホレル

今回は観客も年配の方が多く、みんなおとなしく座って聞いています。
コンサートは静かに進みました。
それはそれで非常に心地よい空間でした。
このまま終わるのかな~
そう思っていた時です。

「オペレーター」がはじまりました。静かな前奏からジャニスの乗りのいいパートに入った瞬間!
なんと、もう待ちきれないとばかりに、みんな一斉に立ち上がったではないですか!?
もちろん我々も遅れるなとばかりに立ち上がりました!

それからはもう乗り乗り!!!
コンサートが終わっても誰も席を離れず立ったまま拍手が鳴り止みません!

アンコールは2曲。最後は「トワイライト・ゾーン」でまたまた大盛り上がり!!!
またまた拍手が鳴り止みません。

もう、バンドのメンバーも呆れ顔・・・
ついに、もう1曲アンコールをやってくれました~!!!

それでも拍手は鳴り止みません!

マントラのメンバーも本当に驚いた表情で嬉しそうに観衆に何度も挨拶をします!
最前列の人はステージから握手をしてもらっています!ズルイー

そして、4人のメンバーとバンドメンは本当に名残惜しそうにステージを去って行きました。

それでも暫くはみんなスタンディングで拍手をしていましたが、ホールがライトアップされようやくあきらめた!?

ラスト近くになって思いがけない盛り上がりを見せたマンハッタン・トランスファーのコンサート。
20年の時を経てなお色あせない、それどころか20年前より良かった!
本当にすばらしいステージでした!

Manhattan Transfer LIVE 198×

2007年07月15日 | コンサート・レビュー
さて、今月のコンサート・レビューの前に20年前のコンサートのお話をしましょう。
マンハッタン・トランスファーは1972年結成。男女各2人による4人編成で1979年、テレビ番組「トワイライト・ゾーン」の同名テーマ曲をディスコ調にカバーし、これがヒットしたことで広く注目を浴びるようになりました。1980年にウェザー・リポートのカバー曲「バードランド」でグラミー賞を受賞。1981年には「ボーイ・フロム・ニューヨーク・シティ」がポップチャートでも大ヒットし、ジャズとポップの両部門でグラミー賞を受賞。多種多様の音楽スタイルをこなすお洒落で粋なコーラスグループです。

このコンサートの頃1980年代後半は非常に乗っていた時期だったと思います。
私が興味を持ったのは大学卒業してからかな~
記憶が定かではありませんが、同じグリーのJちゃんが好きで彼からライヴビデオを貸してもらった記憶があります。
彼とはコンサートも一緒に行きました。
いつ行ったのかは定かではありませんが、多分1985,6年頃。2年連続で行ったはず。

当時、私も札幌の一般の合唱団(といっても大学のOBが多かった)に入っていてこのグループには興味がありました。
アルバム「ヴォーカリーズ」も発表していたのかな。
当時付き合っていた彼女の友人ががマンハッタンの大ファンでチケットを取るのに活躍してくれました。Jちゃんも含め総勢6人ぐらいで観に行ったと思います。
コンサートの曲目はよく覚えておりませんが、バードランド、グローリア、オペレーター、トワイライト・ゾーン、タキシード・ジャンクションなどさすがに素晴らしいハーモニーでティム・ハウザーの定番のオチャラケパントマイム?なども目の当たりにし、ジャニス・シーゲルのパンチの効いた歌声とシェリル・ベンティーンの大胆かつ繊細な高音、ワイルドでカッコいいアラン・ポール!

まさに粋にショーアップされたジャジーでお洒落なヴォーカルグループの大御所、貫禄のステージで夢のようなコンサートでした。

ヴァン・ヘイレン1995,BALANCE TOUR

2007年07月09日 | コンサート・レビュー
1995,10,26国立代々木競技場第一!
ついに憧れのサミー・ヘイガーに会える日がやってきました!
1985年に電撃的にヴァン・ヘイレンに加入しちょうど10年を迎えたサミーでしたが、その間ヴァン・ヘイレンは名実ともに世界№1のロックバンドに成長していました。
この年もサミー加入後 枚目になるアルバム「バランス」を発表。
もちろん貫禄の初登場全米1位!
私はサミーの姿とヴォーカルとギターを一生懸命目と耳に焼き付けようとしました。
この時のサミーは私の好きな長髪でかっこよかった~ヴァンヘイレン加入当時の髪型はあまり好きじゃなかったのです。
エディのギターとアレックスのドラムスそしてマイキーのベースと超高音コーラスも素晴らしかった。
しかし、10年経ったからなのかプロレスの初観戦同様、滅茶苦茶舞い上がっていたせいかあまり良く覚えていないのです。なってこった。。。
兎に角、最初から最後まで夢見心地だったのは覚えています。

しかし、この時すでにサミーとエディの間には亀裂が入り始めていたなんてことは知る由もありませんでした。
何とこの翌年のなんと私の誕生日にサミーは遂にヴァン・ヘイレンを脱退してしまうのです。

しかし、バンドの内部事情は別としてサミーのピーク時のライヴ・パフォーマンスを観ることができて最高に幸せでした。
いつか、メキシコのサミーのカボワボのクラブに行きたい!それが今の私の夢です。

ブライアン・アダムス武道館LIVE1994

2007年06月08日 | コンサート・レビュー
ブライアン特集。
コンサート・レビュー行ってみましょう!

1983,4年頃、MTVが最も勢いがあった時代。
テレビから流れてくるハスキーでパワー溢れるバラードに私は釘付けになりました。
それは70年代のブリティッシュロックではなく80年代の洗練されたAORでもない極上のロックバラードでした。
それがカナダの若きロッカー、ブライアン・アダムスの「ヘヴン」でした。

MTVのプロモーションビデオには2種類あり、ひとつはライヴバージョン、このライヴの臨場感がすごかった!
もうひとつはテレビがいくつもあってその中でブライアンが歌っているというものでした。
私はどちらかというとライヴバージョンの方が好きですが、テレビバージョンもなかなか面白いと思いました。

この曲は大ヒットしたアルバム「レックレス」からの全米№1ヒットで、このアルバムからは未だにライヴではひとつの見せ場となる「サマー69」も入っていました。

それから約10年後、ブライアンは世界のトップアーティストとしてピークを迎えていました。
1994年このコンサートは「ソーファーソーグッド」というベスト版を発表した直後のもので、最も勢いに乗っていた時代だったと思います。
ビデオクリップを集めた同名タイトルのLDもよかった!!!

今売れっ子のロックのソロアーティストのコンサートは初めてで、昔のアーティストやバンドのコンサートとは明らかに勢いが違っていました。

その当時買った雑誌になんと観に行った日のセットリストが載っていました!
←クリックしてください!

まさにこの頃のベストともいえる選曲でとにかくノリノリのコンサートでした。
残念ながら「ヘヴン」はやりませんでしたが、映画ロビンフットのテーマ「I Do It For You:アイ・ドゥ・イット・フォー・ユー」や「プリーズ・フォー・ギヴ・ミー」といったバラード、さらにアンコールではビートルズの曲も!!!
最後はサマー69、三銃士のテーマ「オール・フォー・ラヴ」で締め!

もう最高でした。

ブライアンのライヴの最大の特徴はセカンドステージがあることです。
ブライアン自身のコメントですが、「一番後ろの人が突然最前列になるんだ!エキサイティングじゃない!」ってなことを雑誌のインタビュー記事で読んだ覚えがあります。

もっと若い頃は客席にギターを抱えたまま飛び込んだりもしたそうですが、さすがにそれはその後止められたとか。(苦笑)

残念ながらこの日はセカンドステージからも遠く、しかしステージよりは近かったのでやはり興奮しました。

いつまでも少年の心を忘れないロックキッズ!ブライアンは私と同い年です。

シカゴChicago LIVE 2003

2007年05月21日 | コンサート・レビュー
先日コメントの中でシカゴの話が出ましたので、4年前のコンサート・レビューいってみます!

2003年1月31日東京国際フォーラム

シカゴが日本にやってきた!
この時は新しいメンバーが加わり、「長い夜」のニューバ-ジョンがスマッシュヒットしていた頃だったと思います。
シカゴも70年代はブラスロックという存在感のあるバンドで、レコードも2枚ほど持っていました。


この日のコンサートはやはり、1度は観ておかねばといつもの後輩と一緒に行きました。
今や、一番古いのはロバート・ラム。しかし、ステージはやはり80年代AORサウンドで第2期黄金時代を築き上げたビル・チャンプリンが中心でした。
それ以外のメンバーはよくわかりませんが若い感じのミュージシャンで、これがまたなかなかパワーがあって良かった!しかもなかなかカッコイイ!

席が1階の後ろの方だったせいか、周りは座ったままで乗ってきてもなかなか立つ気配がない。
私よりも後輩の方がイライラしてきた。
そして遂に、「サタディ・イン・ザ・パーク」の前奏のピアノが始まると我慢できずに立ち上がった!当然私も!
テリー・キャス亡き後そしてピーター・セテラが去ったあと、ロバート・ラムは昔のシカゴそのものでした。

そして、ビル・チャンプリンはキーボード、ギターも弾きながら大活躍!
「素直になれなくて」など大ヒットした80年代のナンバーを披露。
高音が良くでる!すごい!化けもんだ~とか思いながら嬉しくてしょうがない。

そして、得意のブラスも3人ぐらいが前面にでてもりもり吹きまくる!
いや~迫力ありました~
最後は「長い夜」だったと思います。でも、この曲はやっぱり昔のバージョンの方がいいかな。

今のシカゴもなかなか良い!この年になってこんな素晴らしいシカゴが観れるなんて本当に驚き!期待以上の良いコンサートでした。

来日記念特集:ALL FOUR ORIGINAL MEMBERS OF ASIA 東京公演2007

2007年03月10日 | コンサート・レビュー
行ってきました~ALL FOUR ORIGINAL MEMBERS OF ASIA
今回はプレオーダー時には決心がつかず見送った後でどうしても観に行きたくなり、一般発売にかけましたがPCがつながったときすでに完売という信じられないことに!
何とか必死の思いで追加公演のチケットをゲットすることができました~

昨日はとっても寒くて渋谷C.C.Lemonホール前ではASIAファンが寒さと期待と不安で震えながら開場時間を待っておりました。

6時30分時間通りに開場!
2階席の2つのブロックの後ろながら一番前!思ったよりステージが近い、まずまずのポジションでもオペラグラス忘れた!

私はこの会場は今日が初めて!
おお、ここが渋谷公会堂か~
ここで、郁恵ちゃんがトップテンの司会をしてたのか~などと思いを馳せる。。。

さて、コンサートは予定時間より5分ぐらい遅れて始まりましたが、始まる前のドキドキ感が今日は久々にちょっと違う。

予定通り、Time Againから始まると1階席は総立ち!
お目当てもウェットンのヴォーカルもまずまずの滑り出し。エフェクトをかなり被せてますがしょうがないか。。。
やっぱり、すぐに目に付くのはパール・パーマーのめちゃくちゃ元気なドラミング!
ハウのギターもびんびんですが、高音が歪む!
会場のせいなのか、ギターだけじゃなくヴォーカルもキーボードも全て歪むんです!2階だけなのか!?
しかも、ダウンズのキーボードをはじめスタッフが時折出てきてプラグを調整したりしている。ハウなんてギター弾いているときにスタッフが出てきてなにやらいじっていた。やはり何か機材の調子が悪いのか・・・

しかしコンサートそのものはとてもよかったですね~
ラウンド・アバウトは今迄で一番アコースティックな前奏で、満足!
ヴォーカルとコーラスはちょっと危なっかしかったですが、やっちゃうんだからさすがです。

ハウのソロは今回もすばらしかったですが、全体的にがんがん弾いてて良かった~
やっぱ前回は不調だったんだ~
でも、時折、ぱっと顔をあげる仕草はとぼけた感じがして笑えるし、乗ってくると時折クッと腰を引くキメの?ポーズは「お、ふ、腹痛か!?」と、心配しながら。。。ジョーダンジョーダン

そして私的前半のベストはFanfare For The Common Manでした!
カ-ルのドラミングもすごいが、ハウのギターとダウンズのキーボードの掛け合いがかっこいい!!!
やっぱ、この4人すごいわ!プログレバンドだわ!!!
と改めて見直し?ました。

Don't Cryのアレンジは、う~ん、微妙でした。
ノリノリの方が良かったような気がします。
これは彼らの当時できなかったゲフィンに対する抵抗なのかなと思いながら聴いていました。
続く、In The Court Of The Crimson Kingはタイトルを聴いただけで大歓声でしたが、ウェットンのヴォーカルがちょっと迫力不足。でも、でも、演奏は良かった!
そして昨日のコンサートで一番盛り上がった!?Video Kills The Radio Star!
ダウンズの演出とウェットンも器用だな~と思わせるヴォーカル。
しかし、宮殿とラジオスターを同時に聴けるコンサートって他にないですよね!
そして、続くThe Heat Goes Onは私的お目当ての曲!
これは良かった~!期待以上の演奏でした。
ジョンのヴォーカルも良かったし、カールのドラムソロがすごかったし面白かった~本当に今回のカール・パーマーはプレイもMCも目立ってました。
ウェットンのかたことの「キミタチサイコーダヨ!」も良かったけど。。。
最後のSole Survivorもライヴの方がハードで個人的にはよかった。
そしてオーラスのHeat Of The Momentでの大合唱でコンサートは終了。
歌詞は良く覚えてませんでしたが、あのぐらいなら何とかごまかせる。なんせ中島みゆきコンサートで実践済みですから
約2時間のASIAのコンサートはメチャ満足できる楽しいものでした!
それにしても、あらためて思うのは楽曲のすばらしさです。
あの頃とはまた違うASIAを発見できたような気がします。
いや、私のほうが変わっただけなのかもしれませんが。。。

写真はツアーパンフレットとTシャツとストラップ、2003年のときのYesのTシャツも一緒に!

ASIA来日記念特集第3弾:Yes Full Circle Tour2003

2007年03月08日 | コンサート・レビュー
ASIAの日本公演、観に行った方の感想を読んでいるとなかなか良かったようですね~
私もいよいよ秒読み!ワクワクしてきました~

という訳で、前回観に行ったYseのコンサート・レビューです!

2003年、2月22日東京国際フォーラム。
私としては約11年ぶりのイエス。

実はこのイエスのコンサートは前年の2002年に行われるはずだったのですが、なんとヴォーカルのジョン・アンダーソンが事故で重傷を負い延期になったのでした。
ジョンの事故のニュースは我々イエスファンを震撼させました。
様々な掲示板などで情報を得るも脊髄損傷?かなりの重傷で再起不能なんて話もあり、本当に心配しました。

しかし、ジョンは帰ってきてくれました。
この日元気にステージに立ち変わらぬハイトーン・ヴォーカルを聴き本当に良かったと思いました。
今回のメンバーはジョン・アンダーソン、ステーヴ・ハウ、クリス・スクワイアー、リック・ウェイクマン、アラン・ホワイトという第3期黄金期のメンバー
しかし、あれから30数年が経ち名曲ラウンド・アバウトなどはもう昔と同じ演奏は不可能とか色々なこともいわれていました。さらにハウが指を怪我をしていたためギターもちょっとさえなかった感じは受けました。

しかし、そんなことはどうでも良いことでした。
ジョンの怪我を乗り越え、無事に来日を果たし今でも完成度の高い演奏をしてくれるこのバンドに私は何の文句もありませんでした。

そして、3年たった今年、ハウは伝説のバンド「エイジア」として来日してくれました。
前回の来日は老け込んだといわれ、怪我のために満足な演奏も出来ず消化不良だったと思います。
今回のエイジアでそのうっぷんを晴らして欲しいものです。
そしてまたイエスとしても来日してもらいたいと思います。
でもこの時もラウンドアバウトはエレキギターでした・・・さて今回は・・・

写真はこのツアーのパンフレットです。
この時のセットリストです!

ASIA来日記念特集第2弾:Yes Union Tour 1992

2007年03月06日 | コンサート・レビュー
エイジア関連プログレネタまだまだいきます!カクゴー!

1992年3月5日、この日、私はもう朝から舞い上がっていました。

なんといってもあのイエスが新旧合体して8人で来るんですから!
メンバーは
ジョン・アンダーソン(vo)
スティーヴ・ハウ(g)
クリス・スクワイアー(b)
トニー・ケイ(key)
リック・ウェイクマン(key)
ビル・ブラッフォード(d)
アランホワイト(d)
トレヴァー・ラビン(g)

という1970年代のイエスと1980年代のイエスの奇跡の合体!

題して「Union Tour」
もうこの来日ツアーの話を聞いたとき飛び上がって喜びました~

だって、
つ、ツイン・ギター、ツイン・キーボードにツイン・ドラムスですよ~!!!
どんな演奏になるんだ~!!!
しかも、1回で70年代のプログレのイエスと80年代のロンリー・ハートのイエスと両方観れるんですよ~!!!
これが興奮しないでいられましょうか!

しかし、一緒に行く人がいない。いや行く絶対行く一人でも行く!

で、結局一人で行きました~

武道館のアリーナの真ん中より少し後ろだったと思いますが、良かった~
あとでイエスのHPを見ると、ワールドツアーの情報なども載っていましたが、何とこの日は代々木のオリンピック・プールでやったことになっていますが間違いなく武道館です。
確かにこの時のツアーは他の日は代々木だったんですが、この日は追加公演だったのかもしれません。

もうセットリストはよく覚えておりませんが、70年代の名曲私の大好きな「同士」や「悟りの境地」ではジョン、スティーヴ、クリスが!
80年代の「ロンリー・ハート」、そして「ショック・トウ・ザ・システム」ではトレヴァーのバリバリのギターとヴォーカルがさえ渡り圧巻でした。
ジョンもトンボの眼鏡など日本の同様をウェイクマンのキーボードで軽く歌ったりするサービスも。

各人のソロではウェイクマン、トレヴァー、ハウの神業的な「クラップ」そして私の大好きなクリス・スクワイアーの派手なベースが滅茶苦茶良かったです。
しかし、この時最後にやった「ラウンドアバウト」はハウのイントロのギターがエレキでちょっと不満。この曲はアコーステキックな繊細さがあっての曲だと思います、まあライヴバージョンなんでしょうが、確か「イエス・ソングス」もこのエレキバージョンだったかな。

夢の8人合体イエス、バンドとしてはかなり難しいツアーだったようですが私にとってはいまだに忘れられない夢の世界、まるでお伽の国へ行ったような出来事でありました。

写真はツアーパンフレット!
これが夢の8人Yes!!!ドーダー!

サーカス・コンサート2003

2007年02月19日 | コンサート・レビュー
2003年(平成15年)今から4年前の2月の事でした。
私が住んでいる横浜の区の事業でふれあいコンサートとジャズまつりということでサーカスのコンサートが開催されました。

サーカスは昔から1度生で聴いてみたかったし、場所も近い、しかも低料金、ということもあり娘たち2人も連れ家族4人で行くことにしました。

ところが、当日、当時小学生の娘が風邪でダウン。
やむを得ず3人で行くことに。。。

会場は500人も入ればいいような小さなホールでしたが、サーカスのハーモニーを堪能するにはちょうど良かった。

ステージにバンドはなく、なんとビアノが1台あるだけ。
あとは4人のハーモニーを聴かせるシンプルなステージ構成でした。

叶姉弟(笑)貫禄のお姉ちゃんはやっぱり上手い!しかも美人!
弟二人の素朴で軽妙なトークもなかかなか良かったです。
「今日はサーカスを見に行って来る。。。といって家を出たら勘違いされたでしょう?良く勘違いされるんですよ。」などなど。(苦笑)

曲は「Mr.サマータイム」「アメリカン・フィーリング」等のヒット曲を始め夜ヒットなどで歌っていたカバー曲など素晴らしいハーモニーで暖かい雰囲気です~ごく良かったです。

観客を巻き込んでの歌では会場にも降りてきて卵形のマラカスを手渡してくれ、一緒に遊んだり。私は通路側だったのでお兄ちゃんが脇を通ったときにすぐさまゲット!
最後は若い人があまりいないということで「10代の人~!!!」
娘が手を挙げ、投げてくれたマラカスをナイスキャッチ!
もちろんそのマラカスはプレゼントしてくれました。

区の行事、しかも土曜の昼間ということもあり年輩の方も多かったですが、サーカスを間近で観ることができ、素晴らしいハーモニーに大満足でした。

行けなかった娘の切られていないチケットをたまたま見つけこのコンサートを思い出しました。
下の子にも聴かせてあげたかったです。それだけが残念なコンサートでした。