Wind of Mind

Wind of Mindへようこそ!^^
自作の音楽や美味しいものなど気ままにアップしていきます!^^ゞ

G SPIRITSVOL.15 長沢秀幸

2010年04月10日 | プロレス館
今回のGーSPIは、初代タイガーマスクの特集号!!!

しかしながら、私のお目当ては。。。

~大河に抗わず~長沢秀幸
マイミクのnasaさんの記事である。

ちょっとプロレスに詳しい方ならプロレスラーとして2流3流であっても、実力のある人ってのは結構いるというのはすでにご存知のことだと思う。
実力があり、格闘技が強いのに何故トップレスラーになれないのか?
その理由はさまざまだと思うが、一番多いのは性格的なもの、やさしいとか他人を蹴落としてまで上に上がりたいというプロレスラーにとっては必要不可欠なものがないとか、あとはスター性がない、花がないということである。まあ、これはプロレスラーに限ったことではないと思うが。。。
長沢秀幸というプロレスラーは、まさにその典型的なレスラーだったようである。
ただ、この人の場合は掲載されている写真を見た限り、鍛え抜かれた上半身がその強さを物語っているような気がする。
プロレスラーになる前は実業団相撲でその強さは知れ渡っていたという。当時学生横綱だった吉村道明が4年間でどうしても勝てない相手だったという。
私は長沢というレスラーは全く知らなかったけれども、こういう地味なレスラーがいてトップレスラーがいるのだと思うし、こういう方に陽の目を当てるというか取り上げていただいたnasaさんに感謝したい。
この記事を読んで、一番嬉しかったのは、長沢というレスラーの晩年が非常に良い人生だったということ。なぜならば、トップレスラーと呼ばれた人達の晩年は決して穏やかなものでないことが多いからである。
気は優しくて力持ち。そんな方だったのだろうな~長沢秀幸というレスラーは。。。

今回のGーSPIは冒頭に書いたように、初代タイガーの特集。
この派手な特集号の中にあって、ひっそりと、しかしながら存在感のある記事は、まさに彼の運命を物語っているようであると思ってしまうのは、プロレスの浪漫を追いもとめる1プロレスファンとしての性であろうか。。。