Reignは1975,6年頃、北海道函館市において結成されたユニットである。
結成時のメンバーは函館中部高校の音楽部に所属していた3人、萩尾悠(作詞)、デビル滝花(ボーカル、コーラス)、北岡コージ(Kohji)(作・編曲、ボーカル、コーラス)であった。最初のユニット名は萩尾氏が命名したDevil Demon Satan&Kiss the Queenであったが名前が長すぎるという理由でReignに改名。発案者はKohji。
初期の曲はフォーク調のものが多かったが、プレスリーやツェッペリンフリークである萩尾氏がハードな歌詞に変貌していくにつれKohjiの曲も変化していった。Reignの曲はバンドをイメージしたものであったが、メンバーが固定せず、ついにバンドでの活動は実現しなかった。
あれから40年以上の時を経て時代は変わり、DTMの進化により、遂にバンドとしてのReignが誕生した。
今回は、Reignの記念すべきデビュー・アルバムということで、オープニングはReignのテーマソング的に作成した軽快な「Train all night」から始まり、ラストは初期の名曲といわれる「愛の願い」という、軽快で爽やかな曲からヘヴィな大人のロックまで初期のロック系を中心に選曲。萩尾氏の爽やか&妖艶な歌詞も聴きどころとなっている。
また、「愛の願い」にはスペシャル・ゲストとして南桜井ヒデキさんをお招きし、ヘヴィでメロディアスな素晴らしいリードギターを披露していただいております。ヒデキさんには心から感謝申し上げます。ありがとうございました!!!^^